心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

ALWAYS三丁目の夕日は、最近見た日本映画で最高の感動でした

2005-11-25 23:24:30 | Weblog
 ストーリー、キャスト、音楽、そして昭和33年のセット、全体的に全て温かい作りの映画でした。登場人物も、確かに豊かではないけれど、そして決して裕福ではないけれど、お互いに思いやりを持ち、夢をもって必死で生きていたあの時代。
 青森から集団就職で鈴木オートにやってきた、六子(堀北真希)の演技が、まずよかったです。「野ブタ」で最近、話題になっていますが、青森からやってきた純粋な田舎の少女をうまく演じていました。初めてもらったクリスマスプレゼント、最後に母の愛を知り、涙を流す場面などが特に、印象に残りました。
 鈴木オートのお母さん役、薬師丸ひろ子も最近、「1リットルの涙」に出ていますが、それとはまた違った母親役を演じていました。息子の一平のひじにつけた「困った時に使ってね」というメッセージ付の「お守り」が特に良かったです。
 それからなんと言っても、吉行ならぬ古行淳之介君の演技が光りました。特にあの表情は何とも言えない切なさがありました。最初から、いつもしょんぼりして下を向き、とてもかわいそうだったのですが、初めてのクリスマスプレゼント、芥川ならぬ茶川竜之介(吉岡秀隆)との最後のシーンには、思わず泣かされました。人間はやはり、お金などの経済的な豊かさよりも、心のつながりや愛が大事です。
 茶川とヒロミ(小雪)の、目に見えない指輪のプレゼントのシーンも何とも言えない感動でした。でもあれがあったから、ヒロミはこれからのつらい人生も何とか生きていくことができたのではないかと思いました。
 この映画は、笑いあり、涙ありで本当にすばらしいと思います。今の日本や日本人が豊かになった反面、失ったもの、忘れたものを思い出させる作品であり、昭和の時代が懐かしい人だけではなく、多くの若者にも是非見てほしい映画だと思いました。

ホークス城島、マリナーズでの活躍を期待します

2005-11-23 22:15:34 | Weblog
 ホークスファンとしては、攻守の要、城島選手が抜けるのは、本当に痛いです。捕手というポジションはやはり、すぐに代理が簡単につとまるというものではないと思うからです。今までに積み重ねた投手陣とのあうんの呼吸や、相手打者とのかけひきなど、目に見えない点も含めて大きな戦力ダウンであることは否めません。大舞台に強い打撃も大きな魅力でした。しかし、決まったことを嘆いてもしようがないので、的場選手をはじめとした他の捕手陣の奮起を心から期待したいですし、他のポジションも含めて、若手の成長も望みたいです。
 城島選手も家族のことや言葉の壁も含めて、いろいろと悩んだことでしょうが、あえて現在の安定を捨て、新しい挑戦をするということに関しては、とてもすばらしいことだと思うので、初めての日本人捕手のメジャーリーガーとして、心から今後も応援をしていきたいと思います。そしてコメントにもあったように、いつかはまたホークスのユニフォームを着てほしいと思います。

パ・リーグのプレーオフ制度は改善されたと言えますか?

2005-11-21 22:45:07 | Weblog
 現行のプレーオフ制度は、長いシーズンの努力が、わずか数試合で無になってしまったり、1位のチームは待たされる分、不利になったりなど、色々な問題を抱えていました。2年連続、その制度に泣かされたホークスの選手や関係者、ファンは本当にこの制度の改善を希望していました。
 もしプレーオフをするにしても、長いシーズンで1位のチームが当然、パ・リーグの優勝。プレーオフは、日本シリーズ出場権をかけてするという方式が、選手もスタッフもファンも、一番納得をえやすいと考えており、ホークスもそのような提案をしたようです。しかし同調したのは楽天のみで、他は反対したと言います。
 それはこの制度のおかげでおいしい思いをしたチームや、その可能性のあるチームは、反対したのでしょうが、長いシーズンの価値を下げるような今の制度で、果たして選手もファンも納得するでしょうか。
 今年は1位にアドバンテージを1勝与えるかわりに、興行権も第2ステージの3、4戦は1位チームになくなりました。2位チームは、第1ステージで最大3試合、第2ステージで2試合の権利を得ることになりました。ますます、シーズンは2位になったほうが良いという感じもします。
 ぜひ選手会やファンの声を聞き、より良い方向に進めてほしいと切に思います。

本田美奈子さん、白血病で死去のニュースに接して

2005-11-06 22:28:29 | Weblog
 自分も本田さんと一緒で血液の病気をもっているだけに、大変ショックでした。本田さんは骨髄性の白血病ということで、助かる道は骨髄移植しかなかったのかもしれません。「ミス・サイゴン」などで、ミュージカル女優として花開き、今後がさらに期待されていただけに、本当に無念だったと思います。ご冥福を心からお祈り申し上げます。
 自分の場合、骨髄検査をしたのですが、骨髄の異常はなかったそうです。ただし、原因は不明のようですが、体の免疫機能の異常で、血液の中の、血小板が非常に少ないということです。血小板は止血作用の働きがありますから、これが少ないということは、体のあちこちで出血しやすく、また出血した場合、止まりにくいのだそうです。事実、色々な所から出血して、血が止まらず、困ったことが何回かあります。
 一番怖いのは、頭や心臓の毛細血管から出血したときです。普通の人なら助かるところでも、自分の場合は難しいでしょう。また交通事故など起こした時も、普通の人よりも生命の危険が大きいことになります。ストレスをためたり、風邪をひいたりすると、血小板がさらに少なくなる可能性があるそうで、月1回の血液検査と、毎日の薬が欠かせません。血液検査での数値がかなり悪くなると、副作用の多いステロイド治療や、脾臓摘出の手術をしないといけないということで、ある本でシモンがいいと聞けば、それを飲み、またケールの青汁がいいと聞けばそれを飲んだりするなど、本当にわらにでもすがりたい気持ちです。
 病名は特発性血小板減少性紫斑病といいます。難病指定を受けています。日常生活で常に不安をかかえています。もし何か、いい情報などお持ちの方がおられましたら、色々とアドバイスいただければありがたいです。

関東大学ラグビー、慶応が明治に快勝

2005-11-03 21:59:36 | Weblog
 スカパーで少し見ましたが、大差で慶応が勝ちました。明治のFWが慶応に劣り、最後は完全にスクラムを押され、トライを許したのには、かつての重戦車のイメージがある自分には驚きでした。このような状態で、早稲田と対戦したら、伝統の早明戦は、相当な大差になるのではないかと思いました。奮起を期待したいですね。

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が説く「生き方」とは?

2005-11-03 17:49:10 | Weblog
 二つの世界的大企業、「京セラ」と「KDDI」を創業した、稲盛和夫氏の書いた「生き方」(サンマーク出版)という本を読み、とても感銘を覚えました。
 稲盛氏は、「人間が生きる意味」「人生の目的」は、「心を高めること、魂を磨くこと」にあると言います。そして、そうなるためには、「一生懸命働くこと」が最も大事で有効な方法であると指摘しています。自分がなすべき仕事に没頭し、工夫をこらし、努力を重ねていくことは、与えられた今日という一日、今という一瞬を大切に生きることにつながるので、一日一日を「ど真剣」に生きよと主張しています。
 よい心がけを忘れず、もてる能力を発揮し、つねに情熱を傾けていくことが、人生に大きな果実をもたらす秘訣であり、宇宙の意志に沿った生き方であるそうです。
 このようなことを、自分の生い立ちや、若いころの失敗、京セラでの体験などを織り交ぜながら、書いておられますので、とても説得力がありました。また自分たちの汗の結晶を、他人のために役立ててもらおうという利他の精神とその実践に心から感銘しました。
 現在は、豊かなはずなのに心が満たされなかったり、今までは想像もできなかった犯罪が起こったりする「不安の時代」ですが、この本を読み、改めて「生きる意味」や「より良い生き方」というものを考えさせられました。多くの人に是非読んでほしい本だと思いました。

 

福岡ソフトバンクホークス、城島選手のFA宣言について思う

2005-11-01 21:56:47 | Weblog
 城島選手がFA宣言しました。これでメジャーも含めて、色々な球団との接触が可能になるということのようですね。正捕手で獲得するということや、家族も含めた住環境など条件面でクリアーすれば、日本人初のメジャー捕手という可能性も十分あると思います。もしそうなったら、捕手ということで、言葉の面なども含めて、井口など他の選手よりも苦労をすることが多いでしょうが、精一杯頑張ってほしいと思います。ホークスファンとしてはもちろん残念な面もありますが・・・。
 正直ホークスファンにとっては、複雑な心境です。小久保、井口、城島とチームの主力が立て続けに出ていくことは、ファンとしてはこの上もなく寂しいです。しかし正当に取得した権利を選手が行使するというのなら、それをどうこう言うことはできません。もし交渉がうまくまとまらなければ、ホークス残留という可能性も残しているわけで、それは今後の展開次第のようです。
 ホークスとしては、城島の結論はだいぶ先になりそうですから、ポスト城島の争いを高いレベルでしてほしいですし、その他のポジションでも、川崎に続く若手の台頭を期待したいです。秋季キャンプでの成長を望みます。