心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

福岡ソフトバンクホークスのお披露目イベントを見て

2005-01-31 18:52:51 | Weblog
 昨日の新生ホークスの会を、ネット中継で見ました。孫オーナーの思いがスローガンの「目指せ世界一」に表れていました。「やるからには世界一、ナンバー2は嫌いです。勝敗は時の運だが、目指すという強い思いを持つことは大切なこと。スローガンも世界一になるまでは変えない」ということでした。自分の夢を単なる夢に終わらせるのではなく、ぜひ実現するのだというような強い意志を感じました。王監督や松中選手会長をはじめ、多くの選手も、「とにかく今年は日本一」という思いを感じることができました。
 ユニフォームは賛否両論あると思いますが、福岡の文字が見えなかったことはやはり残念でした。ダイエー時代は、帽子にも、ユニフォームにも、福岡のFが入っていただけに、何とか工夫して入れてほしかったというのが、九州や福岡のファンの思いではなかったでしょうか。袖に黄色い線が両腕とも入っているのは片方だけでよかったのではとも思いました。
 応援歌は少しアレンジされただけで、ほとんど一緒で良かったです。
 明日からはいよいよキャンプ。メジャーの外国人も含め、熱いポジション争いが行われることと思います。ケガに十分気をつけて、頑張ってほしいと思います。

映画「マイ・ボディガード」は、人間の本質を描いた作品です

2005-01-27 18:56:40 | Weblog
 デンゼル・ワシントン主演の「マイ・ボディガード」は、涙なしには見れませんでした。
 アメリカ軍の対テロ部隊で、暗殺の仕事を16年間も続けたクリーシーは、生きる希望を亡くし、心はすさみきっています。そんな彼に、かつての同僚で今はメキシコに暮らすレイバーンが、メキシコシティの実業家夫妻の9歳になる娘ピタのボディガードの仕事を紹介します。
 メキシコシティでは、この6日間に24件もの誘拐事件が発生、人質の70%は生還できないといいます。無愛想なクリーシーですが、ピタはその隠された優しさを見ぬき、無邪気な笑顔で彼の心をほどいていきます。何不自由ない裕福な家庭に育ちながら、かごの中の鳥のように孤独感をかみしめている少女ピタを演じる子役ダコタ・ファニングが、本当に愛らしいですね。
 彼女が愛くるしい笑顔で固く閉ざされたクリーシーの心を開き、友情とも言える感情が芽生えます。クリーシーは家庭教師の役も果たすようになりますが、やはり水泳の練習と水泳大会で優勝する場面が前半のハイライトでしょう。
 しかしピタが白昼堂々と誘拐されるという事件が起きてから、映画のトーンは一変しました。怪我から回復したクリーシーは、事件の全貌を解明し、関わったものすべてに復讐するために立ち上がります。その過程がすごかったです。そして、ラストシーン。自分にもう一度、生きる希望を与えてくれたピタのために自分の命を投げ出しました。彼の強さなら逃げて生き延びることもできたかと思いますが、彼は全然そういうそぶりも見せませんでした。やはり人間は人から「純粋な好意」や「無償の愛」を感じたときが、一番うれしいのではないかと思わされました。
 キリスト教精神の尊さ、誘拐がビジネスとして成立することの怖さ、無償の愛の大切さ、甘い汁を吸う組織のズルさなど、善と悪とを併せ持つ人間を見事に描いている作品だと思いました。それにしても、復讐の鬼と化したクリーシーはすさまじかったです。

「生きかた上手」より

2005-01-25 19:21:49 | Weblog
 日野原重明著「生きかた上手」より、印象に残った言葉を書いてみます。
 「習慣に早くから配慮した者は、おそらく人生の実りも大きい」
 「生活は簡素に、志は高く」(ワーズワース)
 「才能というものは、誰の中にも無限に眠っていて、花開く瞬間を待っている。にもかかわらず、私たちは自分の可能性をことのほか低く評価してしまって、本来出せるはずの力に、いつも大きな余力を残したままである」
 「いくつになっても、始めることを忘れない」
 「よい出会いがある。それはあなたの才能なのです」
 「30代ではこうありたい、40代にはこうなりたいという、できるだけ具体的なモデルを見つけよ。そしてその人に一歩でも近づき、さらに超えるために何をすればよいか、と常に頭を働かせよ」

女子プロ野球選手の夢、胸に

2005-01-24 22:06:16 | Weblog
 先日の毎日新聞に、タレントの萩本欽一さんが監督を務める社会人野球チームに入団が内定した、片岡安祐美選手の記事が出ていました。
 野球好きのお父さんの影響で「甲子園に行きたい、プロ野球選手になりたい」と、小学校3年生から野球を始め、中学3年で、女子野球日本代表に選ばれたといいます。女子は高校野球の公式戦に出場できないが、「チームが甲子園に行けば、私の夢はかなう」と、高校でも硬式野球部に入り、小柄な体で男子と全く同じ練習をこなしたということです。硬式野球部入りを考えて受験した第一志望の国立大に落ち、進路に悩んでいた12月、「欽ちゃん球団」から来てくれと打診がきて、「大学野球よりもレベルの高い社会人野球に身をおけば、自分のためになる」と決心したそうです。
 男子との体力差、選手として甲子園の土を踏むことさえできないなど厳しい現実がある中で、常に前向きな発想と、人一倍の努力で自分の道を切り開いてきたということです。
 普通なら「女だから無理」とか「駄目なのだ」とかいってすぐあきらめたり、投げ出したりしそうなことも多々あったと思いますし、これからもあるかと思いますが、常に前向きに新たなステージに挑戦しようとする、その意気はすばらしいですね。既成概念にとらわれない自由な発想や、フロンティア精神、さらに自分で自分に壁を作らない力強さを感じました。心から応援したいと思います。

高校サッカー優勝の鹿児島実業の優勝パレードがありました

2005-01-23 22:41:37 | Weblog
 昨日の土曜日、JR鹿児島中央駅アミュ広場でセレモニーがあり、ここには約2500人が集まったそうです。岩下主将が、「優勝できたのはみなさんの応援があったから。これからも応援よろしくお願いします」と笑顔であいさつ、その後、鹿児島市内の繁華街を約2.5キロ、50分間かけてゆっくりとパレード、周囲のビルの窓や市電、バスなどからも拍手や歓声が送られ、街は祝賀ムード一色でした。夜は城山観光ホテルで祝賀会があり、約1000人が出席したそうです。
 ちなみに決勝戦のテレビの視聴率も鹿児島県内平均41.7%、瞬間最高視聴率51.5%で、「紅白歌合戦」を上回り、県民の関心がいかに高かったかを示しています。
 視聴率を聞いた松澤監督は「テレビの前の県民のみなさんと一緒に戦えたんだ、すごいことをやったんだ、と改めて思った。鹿児島に戻って会う人、会う人が涙が出たと言ってくれるが、この言葉は優勝したこと以上にうれしい」と話したそうです。
 鹿児島県民に新年早々、大きな力と勇気を与えてくれた鹿児島実業イレブン並びに多くの部員、監督はじめスタッフの方々すべてに、心から感謝するとともに、本当におめでとうと言いたいです。

「つり銭派」か、「モノ先派」か?

2005-01-23 12:02:54 | Weblog
 ある本で読んだ話ですが、自動券売機で切符を買った時、「あなたは切符とお釣り、どちらを先にとりますか」ということです。
 まず「つり銭派」ですが、やはりこれはお釣りを忘れないという意識でしょう。
 次に「モノ先派」は、ほとんどの場合、自動券売機で買ったものは、お釣りより値段が高い。であれば、まず値段の高いものを先に確保しておくべきだと考えるのでしょう。
 まあそこまで厳密に考えて行動している人は、あまりいないと思いますが、ここで最も言いたいことは、「どんなに小さいことでも、優先順位をつけて行動する習慣」をつけておくほうがいいということだそうです。実際「頭のいい人」「要領のいい人」は、仕事の段取りはもちろん、日常のちょっとしたことまで、優先順位をつけているということです。その方が、ミスや失敗も少なくなりますし、時間を有効に使えたりしますね。
 一事が万事、優先順位をつけてから行動する癖をつけておけば、やがてそれは習慣になります。「人間の人生は習慣が左右する」というような言葉を聞いたことがありますが、その一つとして「優先順位を常につけて行動する」ということを是非心がけたいものです。

ホークス川崎選手にサインをもらいました

2005-01-22 23:02:59 | Weblog
 福岡ソフトバンクホークスの川崎選手は、実家のある鹿児島県の姶良町というところで自主トレをしています。地元で自主トレをするのは、「ゼロからのスタートで初心に戻ろう」という意味があるそうです。1月3日から、井手外野手と山崎捕手と始めたのですが、連日多くのファンが見に来ています。練習終了後、いやな顔一つもせず、必ず握手をしたり、サインをしたりとファンサービスにも努めています。
 先日は、地元の小中学生224人を相手に、野球教室を開きました。川崎選手は「今日は僕たちが先生だけど、自分の監督の言うことをまず第一に聞いてください」と選手としての心構えを説いた後、捕球の基礎など教えたそうです。一流の選手らから教えてもらった子ども達にとっては、本当に貴重な経験になったことと思います。最後にサインボールなどの抽選会などがあり、私の隣の家の子は、川崎選手のサイン入りバットがもらえたそうです。少年たちにとっては宝ですね。
 また「自分のプレーを通じて多くの人を勇気づけたい」という川崎選手の思いに不動産会社が協賛し、「走れ! 川崎プロジェクト」と銘打ち、盗塁数と同じ数の車椅子を施設に贈りました。贈呈式には約50人の子どもが車椅子やベッドに寝たままで集まり、川崎選手は「絶対に夢を捨てたらいけない。今できることを必死に頑張って」と呼びかけたそうです。感謝の言葉を述べた子どもは「川崎選手に負けないよう僕も歩行訓練を頑張り、受験勉強に取り組みたい」と話したということです。このように、子どもたちに、夢や勇気、希望などを与えるような行為をするところも本当にすばらしいと思います。
 川崎選手は、近くのジムで筋トレもしていますが、そこのホワイトボードには、川崎選手のサインと、「常に感謝の気持ち」という言葉が書いてありました。これも常に謙虚な川崎選手らしい言葉だと思いました。先日は妻がボクササイズをしていたら、大きな声で「失礼します」と言って入ってきて、途中で「失礼しました」と言って出ていったそうです。妻の話しによると、大変真剣な表情でやっていたということでした。ちなみにインストラクターは妻に「とても緊張した」と後で語ったそうです。今日はそのジムでサイン会を開いてくれました。私はダイエーの帽子を、妻は小2の息子のバットを持っていきました。「昨年はタイトルおめでとうございました。今年も頑張ってください」「小5の娘の学校にサインを贈ってくださってありがとうございました」などと声をかけ、帽子のひさしの部分に書いてもらい、握手をしてもらいました。妻は「先日の激励会で子どもが頭をなでてもらったそうで、ありがとうございました」とお礼を言いながら、もらっていました。井手選手、山崎選手にももらい、息子の帽子と、バットは、3人のサイン入りのお宝グッズとなり、息子は鼻高々でした。地元やファンを大事にするこのような姿勢は本当にすばらしいと思います。
 単なるイケメンの人気選手ではなくて、実力はあるが謙虚で、地元やファンを大事にするこのような姿勢をこれからも持ちつづけてほしいし、地元の誇りとしてこれからも家族全員で応援しつづけたいと思います。今年も体には十分気をつけて、タイトルをそしてぜひ日本一を目指して頑張ってほしいです。

「できると思わせる話し方」

2005-01-20 22:59:33 | Weblog
樋口裕一氏の著書「できると思わせる話し方」の新聞広告に、「脳を活性化させ、思考力を高める口癖集」というのが出ていました。それを紹介します。
 ・「それも言えるが、もっと大事なのは・・・」
 ・「そうとは限らない。・・・という場合もある。」
 ・「全体的には賛成なんだけど、1,2問題点を感じなくもない。」
 ・「理由は3つ(2つ)ある。第一に・・・」
 ・「Aから見れば・・・だが、Bから見れば・・・だ。」
 ・「それについては、イエスでもありノーでもある。」
 詳しくは本に書いてあると思いますが、多角的なものの見方、考え方をすることが大事だということが言えそうですね。
 ちなみにほかにも、「得意の失敗談を作れ」とか「必要以上に説明するな」「腰は低く、顔は広く」「名前と数字を重点的に記憶せよ」などのキャッチコピーがありました。
 そういえば先日、日本テレビの「世界一受けたい授業」でも、「頭の悪い話し方」というようなテーマで出演されていました。それもふまえて、自分の話し方を再点検してみたいと思わされました。本も早速読んでみたいと思います。

城島選手の、今年のアメリカキャンプ見送りについて

2005-01-19 22:33:39 | Weblog
 城島選手がアメリカのキャンプへ行くという話は、今年は見送りになったようですね。やはり主力の捕手が長い間、留守にするのはやや不安があると思っていたのですが、王監督と球団代表らとの話し合いで決まったようです。本人も同意しているということです。
 新生ホークスの船出の年です。キャンプ、オープン戦としっかりとしたものを作り上げ、いいスタートをきってほしいと思います。特に今年入団の選手や、外国人選手とも、うまく連携をとり、いい状態で開幕を迎えるべきです。そのためにも城島選手には、チームの中心選手として、引っ張っていってほしいです。今年キャンプを経験したいといっていましたし、気持ちも十分わかるのですが、監督や球団の意見にしたがい、駄々をこねずにさっとひいた城島選手は、さすがの対応だとも感じました。
  

松山バレエ団の芸術魂

2005-01-19 19:04:13 | Weblog
 以前、松山バレエ団の公演を見たことがあります。そのパンフレットに書いてあった言葉の一部を紹介します。
 人間は神のつくった最高の芸術品といわれ、バレエは人類がつくった芸術の中で、最も美しいものの一つといわれています。真に人間として生きる喜び・感動を、人々に対する愛を、それを文章にし、音楽にし、舞踊にし、彫刻にし・・・、喜び・感謝・感動・愛の波動をそれぞれの技術によって表してゆく。このような真の人間としての、魂のほとばしりの結晶こそが芸術であると思います。 
 バレエは華やかな舞台芸術ではありますが、毎日の努力の積み重ねが何より大事な、大変厳しいものであります。踊り手は自らを厳しく鍛えることにより、心身を磨き上げ、その心が舞台場で光り輝く時を作り出すよう努めます。そして舞台芸術はお客様と直接出会う舞台上の踊り手はもちろん、舞台装置・音楽・照明・衣装他、様々なスタッフがそろって力を合わせて初めてできる、人の心と手によって生み出す、この世の夢の結晶といえるのではないでしょうか。
 バレエを通じて、人を、世界を、宇宙を、人生を愛する心を伝え、育み、広めていくことが、この舞台芸術の道を選び、まい進する私たちに課せられた、喜ばしい使命だと信じております。
 舞台は、燃えかつ消える火のように、相互に相反するものどうしの、危うい調和がつくりあげる瞬間の美の芸術です。そしてその「瞬間の美」が、「永遠・無限の美」と同質であるという変わらぬ本質に触れていただく機会となれば幸いです。
 初めてバレエの舞台を見たのですが、ここに書いてあるような思いが伝わるようなすばらしい公演でしたし、華やかな舞台の裏で、本当に厳しい練習や努力をしているのだなということを感じさせられました。

子ども達が「スィングガールズ」にはまっています。

2005-01-18 22:35:03 | Weblog
 昨年の秋に小2の息子と小5の娘は、妻と映画「スィングガールズ」を見に行きました。映画ももちろんですが、音楽好きの二人にとって、ジャズをとても楽しいと感じたようです。
 というのも、その後CDを買い、「A列車で行こう」とか「ムーンライトセレナーデ」とか口ずさんだりするようになったから驚きです。二人とも小さいときからヤマハでピアノをやっていて、カラオケなどでも息子はオレンジレンジの「花」とか平井堅の「瞳を閉じて」など、娘は大塚愛の「さくらんぼ」とか平原綾香の「ジュピター」などを歌うので、ポップス系は好きだというのは知っていたのですが、まさかジャズを好きになるなんてという感じです。私はジャズは好きなのですが、いいなと思ったのは、大学生になってからでしたから驚きです。サッチモの「このすばらしき世界」などもお気に入りのようです。昨日も子ども部屋で「スィングガールズ」のサントラを聞きながら寝ていました。
 しかも驚いたことに、3月のヤマハの演奏会で、小2の息子は何と「シング・シング・シング」を演奏するというのです。あんな難しい曲を演奏できるかという親の不安はつゆ知らず、本人は涼しい顔をしています。先生が色々と工夫をして下さるのでしょうが、とにかく本人が「音楽」という文字の通り、「音を楽しんでくれたらいいな」と思っています。我が家の「スィングボーイ」の今後を期待します。

地震後の人身売買と、うその津波情報

2005-01-18 19:01:25 | Weblog
 昨年の新潟中越地震、スマトラ沖地震と大きな被害が出ました。台風や大雨等も含め、本当に痛ましい自然災害が続いています。犠牲者に心からご冥福をお祈りしたいと思いますし、心や体に傷を負った方々の早いご回復を祈念いたします。
 さて現在は伝染病の危険などが指摘されています。そんな状況の中、今日の毎日新聞では、深刻な子どもの人身売買が行われているという記事がありました。災害に乗じて人道支援関係者やジャーナリストになりすました人身売買業者による孤児や被災児童の連れ去りがあるのだそうです。既に400人近い子どもが、里親を申し出たり親族を名乗る人にジャカルタに連れていかれたが、ほとんど行方不明になっているといいます。新潟の時にも、災害に乗じたはげたかのような人がいたと聞きましたが、今回のこの事態も本当にひどいと思いました。
 さきほどラジオのニュースでは、南米のチリで、若者のうその津波情報により、パニックに陥った人々が我れ先にと高いところに逃げ、交通事故やショック死した人がいるということでした。詳しいことはわかりませんが、先日の津波を見聞きしたばかりで、また過去に津波のトラウマのある人がいる状況で、我れ先にと逃げ惑うのは当たり前です。津波はこないという情報が提供されたにも関わらず、高いところから降りない人が多かったといいます。心臓病で亡くなった人もいるそうで、本当に痛ましいニュースだと思いました。このようなデマは本当に許せませんね。
 
 

「ダ・ヴィンチ・コード」下巻を読んで

2005-01-17 18:54:11 | Weblog
 この本は、先の展開が読めず、「インディ・ジョーンズ」の映画のような印象の本でしたが、特に心に残った表現を書いてみます。
 「歴史は常に勝者によって記されるということだ。二つの文化が衝突して、一方が敗れ去ると、勝った側は歴史書を書き表す。自らの大義を強調し、征服した相手を貶める内容のものを。ナポレオンは、歴史とは合意の上に成り立つ作り話にほかならない、と言っている。」歴史的事実とよく言いますが、本当にそうかということは確かにわかりませんね。そういう視点を忘れないようにしたいものです。
 「人が無謀なふるまいに及ぶのは、欲するものを得ようとする場合よりも、恐れるものを取り除こうとする場合のほうがはるかに多い。」
 「歴史をひもとけば、性交とはそれを通じて男女が神にふれるための営みだったことがわかる。古代には、男性は精神的に未完成であり、聖なる女性との交接によって初めて完全な存在になると信じられていた。女性との肉体的結合は、男性が精神的に成熟し、ついには霊知ー神の知恵ーを得るための唯一の手段だった。」
 「性交は新しい生命を創りだし-それこそ奇蹟の最たるものだー奇蹟をなしうるのは神だけであった。子宮から命を産み落とすその能力ゆえに女性は神聖視された。まさに神だ。性交とは二つに分かたれた人間の魂のーすなわち男性と女性のー尊い結合であり、それを通じて男性は無欠の精神を手に入れ、神との交流をはかることができる。」
 「世界中のすべての信仰は、虚構に基づいている。信仰ということばの定義は、真実だと想像しつつも立証できない物事を受け入れることだ。古代エジプトから現代の日曜学校に至るどんな宗教も、象徴や寓話や誇張によって神を描いている。象徴は表しにくい概念を表現する一つの方法だ。」

中日ドラゴンズ、河合選手が説く「成功する4つの法則」

2005-01-17 18:15:30 | Weblog
 中日ドラゴンズの河合選手が、中学生相手の講演会で、自分の実体験をもとに、「成功する4つの法則」を説いたそうです。
 1 「やり続ける大切さ」 まず人にない自分の特徴を見極め、そしてそれを磨くために、自分で決めたことをやり続けることだそうです。やはり「継続は力なり」ということですね。河合選手の場合、バント練習や守備練習など地味な練習を人よりも長くやり続けたからこそ、大記録を打ち立てることができたのでしょう。
 2 「自分の良さを知る」 野球に必要なのは4番打者だけではありませんね。自分の良さ、特徴を知り、人がやらないことをやったそうです。例えばバント練習など、あまり皆好んでやらなかったそうですが、河合選手はそれを武器にしようと考えたのでしょう。
 3 「準備をする大切さ」 常に先のことを考えて、準備を怠らないということです。控えの時でも常に戦況を見極め、自分の役割を見つけていたそうです。
 4 「出会いを大切に」 多くの人に支えられて、またいい出会いがあって現在があるそうです。人間は決して一人では生きられません。信頼しあえる人間関係を築くことの大切さを説いています。
 いずれも河合選手の長年の経験と努力に裏打ちされた、重みのある言葉だと思いました。

ホークス川崎選手の激励会に行ってきました

2005-01-16 23:54:39 | Weblog
 川崎選手は、実家近くの姶良球場で、井出選手、山崎選手とともに自主トレをしています。今日は地元の少年野球チームへの野球教室を午後2時から4時まで開きました。小雨交じりのあいにくの天気でしたが、現役のプロ選手から子ども達は多くのものを得ることができたと思います。3選手に心から感謝です。
 午後6時半からは、地元のホテルで激励会があり、小2の息子と参加しました。200名近くの申し込みがあり、遠くは兵庫県からの参加もあったと聞いています。私たちは、川崎選手のすぐ横のテーブルでした。ちなみに1番に申し込みをされた方と同じテーブルで、どうやら申し込みの早かった順番のテーブルのようでした。背番号52の川崎選手のダイエーのユニフォームを着た息子も同じテーブルの人達にかわいがられてご機嫌でした。
 さて結婚式の登場のような感じで3選手が会場に現われました。会場は大きな拍手と歓声です。川崎選手は薄いベージュのスーツ姿、井出選手と山崎選手はジーンズなどラフなスタイルでした。主催者と、姶良町長の激励の挨拶の後、3選手は舞台に上がり、代表で川崎選手が挨拶しました。自主トレなど、姶良町の人々へ感謝や、ファンの声援に対する厚いお礼など川崎選手らしい挨拶でした。
 乾杯の後、各テーブルを3選手が回り、写真撮影がありました。今日は写真撮影は選手の目の保護のため禁じられていましたので、スタッフの代表の方が撮ったのを購入するというものでした。我々のテーブルに3選手が来て並ぶときに、同じテーブルの方が、あなたは前に出なさいと、息子を川崎選手の横に出してくださいました。すると川崎選手が肩に手をかけて、写真を撮ってくれました。息子は大感激でした。その後、すべての写真撮影が終わり、自分のテーブルに戻る途中、近くを通りかかったとき、握手をして息子の頭をなでてくれました。そんなにもファンサービスをしてくれた川崎選手に本当に感謝です。
 その後、多くのファンが3選手のところに集まりましたが、すぐ隣のテーブルの私たちも早いうちに並びました。同じテーブルの女性が息子と一緒に行き、息子のユニフォームの背中にサインをしてくれるよう頼みました。今日はサインは既に書いたものをもらい、その他のサインはしないということになっていましたが、特別にということで、小さくサインをしてくれました。息子にとってそのダイエーのユニフォームは宝物となりました。
 同じテーブルの方も熱狂的なファンの方ばかりで、息子も楽しく時を過ごしたようです。息子は早めに帰り、日記に今日の感激した出来事を書いていました。忙しい中、このようなイベントに参加して交流してくれた川崎選手、井出選手、山崎選手に感謝ですね。本当にありがとうございました。また明日からの練習を頑張ってほしいです。