豊前の偉人、福沢諭吉については前にも触れた。北岡伸一氏の「独立自尊」の著作を読み進んでいくと、諭吉の偉材ぶりがわかる。明治時代の人物評論の中に、「時代の思想を動かし、社会進歩を助けた点で、福沢が果たした役割は「維新の三傑（大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允）以上であり、伊藤博文や板垣退助の遥かに及ぶところで無いと断言している。私もそう思う。
この前、研修旅行で姫島に行ったとき、イギリスの船で伊藤博文が、イギリス旅行中急遽帰国し、姫島沖に来たことを先生が云われていた。そして又、今日、合同新聞にそのことについての記事があった。九州人、長州人の活躍が、明治維新で大きかったようである。
我々も、もっとそのことを勉強しなければなるまい。
写真は「独立独歩」の本の表紙。