2008年の初詣では、日本で一番参詣者の多い明治神宮に行く。ＪＲ原宿駅下車。
沿道、参拝者の多いこと話にならないようだ。人ごみと一緒に歩いていると、救急車の音。しばらく歩くと誰か倒れて救急隊員が必死で心臓マッサージの最中。人は一向に動かず、駄目かもしれない。参詣途中の悲劇であった。
帰りに、噂の竹下道りを歩く。若い日本の少女の風俗はどうかと見ておきたい気持ちが在った。音楽の喧騒、若者のしゃべり声、たまらなくて早めにその通りを脱出した。やれやれ。
それから、泉 鏡花になじみ深い湯島天神に参詣する。鏡花の小説を読んで以来、一度はお参りしてみたい神社だった。念願かなってうれしい。文学少年だったむかしを思い出してうれしい。鏡花の本を買った臼杵の本屋を懐かしく思い出す。
参道は参詣者の人波。