2004年の春、目黒川を眼下に臨む病院で友人が闘病していました。
ちょうど桜が散り始める頃、何度目かのお見舞いに行き、
ベッドから半身を起こした友人と二人、眼下に広がる桜のパノラマを
ほとんど言葉を交わすこともなく、ただただ眺めました。
それから10日ほど後、彼女は人生の幕を閉じました。
その春にリリースされた沢田研二のアルバム「俺たち最高」に収録されていた
「桜舞う」(作詞:沢田研二 作曲:下山淳)は
CDでもライブでも聴くたびに、涙をこらえることが出来ませんでした。
♪桜舞う坂道を 君と登っている 空はあくまでも青 少し悲し♪
歌い出しからダメダメのわたしになってしまいます。
♪桜の花が好きだ それより君が好きだ いつかは別れがくるね 君も泣いた♪
この曲は、「君を残して僕は行けない。僕を残してさっさと行かないで」
という、若い頃には考えないような、死期を視野に入れたラブソングです。
これを聴くたびに、入院わずか2ヶ月で逝ってしまった友人と
彼女を最後まで支え、見送っただんな様の気持ちがどんなであったろうと胸に迫り、
最後に彼女と見た桜吹雪の情景が蘇ります。
わたしが参加したこの年のツアーではジュリーもこの「桜舞う」で声が震えていました。
直前に久世光彦さん、宮川泰さんが急逝されジュリーの心にも去来する様々な思いがあったのでしょ。
桜の時期は、心浮き立つ季節ですが、この年からちょっぴり悲しい季節になりました。
今年は、咲きはじめてから寒さが戻ったせいか桜を例年より長く楽しめ、
わたしもいつになくいっぱい桜を観ることができました。
年を重ねるほどに、桜を好きにもなってる自覚があります。
昨日、今日、切り撮った桜のあるご近所の風景です。
わが部屋の目前の枝垂れ桜、
少し濃いピンクと黒い幹とのコントラストが妙にエロティック
若い頃は、苦手だったな~こういう桜
目黒川:中里橋付近
目黒川:中目黒付近
これから、桜吹雪く頃もすごくキレイですよね
染井吉野が終わったら、今度は八重桜の出番です
目黒川なら、中目黒からちょっと下った舟入場近辺に八重桜並木がありますね。
今年の桜、まだまだ、楽しめそうです♪
ちょうど桜が散り始める頃、何度目かのお見舞いに行き、
ベッドから半身を起こした友人と二人、眼下に広がる桜のパノラマを
ほとんど言葉を交わすこともなく、ただただ眺めました。
それから10日ほど後、彼女は人生の幕を閉じました。
その春にリリースされた沢田研二のアルバム「俺たち最高」に収録されていた
「桜舞う」(作詞:沢田研二 作曲:下山淳)は
CDでもライブでも聴くたびに、涙をこらえることが出来ませんでした。
♪桜舞う坂道を 君と登っている 空はあくまでも青 少し悲し♪
歌い出しからダメダメのわたしになってしまいます。
♪桜の花が好きだ それより君が好きだ いつかは別れがくるね 君も泣いた♪
この曲は、「君を残して僕は行けない。僕を残してさっさと行かないで」
という、若い頃には考えないような、死期を視野に入れたラブソングです。
これを聴くたびに、入院わずか2ヶ月で逝ってしまった友人と
彼女を最後まで支え、見送っただんな様の気持ちがどんなであったろうと胸に迫り、
最後に彼女と見た桜吹雪の情景が蘇ります。
わたしが参加したこの年のツアーではジュリーもこの「桜舞う」で声が震えていました。
直前に久世光彦さん、宮川泰さんが急逝されジュリーの心にも去来する様々な思いがあったのでしょ。
桜の時期は、心浮き立つ季節ですが、この年からちょっぴり悲しい季節になりました。
今年は、咲きはじめてから寒さが戻ったせいか桜を例年より長く楽しめ、
わたしもいつになくいっぱい桜を観ることができました。
年を重ねるほどに、桜を好きにもなってる自覚があります。
昨日、今日、切り撮った桜のあるご近所の風景です。
わが部屋の目前の枝垂れ桜、
少し濃いピンクと黒い幹とのコントラストが妙にエロティック
若い頃は、苦手だったな~こういう桜
目黒3丁目の民家の庭
有栖川公園
有栖川公園
目黒川:中里橋付近
目黒川:中目黒付近
これから、桜吹雪く頃もすごくキレイですよね
染井吉野が終わったら、今度は八重桜の出番です
目黒川なら、中目黒からちょっと下った舟入場近辺に八重桜並木がありますね。
今年の桜、まだまだ、楽しめそうです♪
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各国の大使館に用事がありよく行きました。
広尾近辺の素敵なレストランとか・・・・・
桜の季節とこの地域、懐かしくタイムマシン
に載せていただきました
主婦のわたしとしては、坂の下にあるナショナル麻布マーケットがお気に入りです♪
この写真を撮った日は、目的が六本木のドンキホーテでの買い物だったので、
ナショナル麻布は素通りでしたが、
行くとついつい、大量に買い物をしてしまいます~。
「あの日は雨」頃から死生観が溢れだして
ちょっと、聞くにはキツイなぁ・・・って
時期がありましたな>ジュリー for me
「生き急いだ組」に所属したせいか、私は
同年代の知人に比べて、☆になった友人が
殊の外多く、正直なところ、死期をシリア
ステーマにした歌曲は、ツボにはまると凹
ってしまいまする。。。
そんな訳で、桜の花びらが散る頃は、凹る
ことが当たり前でしたが、よくよく見ると
、緑の若芽も必ず、顔をだしていることに
今日、気付いた次第。。。
だから、どうやねん?ってな、毎度のこと
ながらのオチなしコメント・・・でした
「うわぁ~霊が歌ってる♪」と新鮮でした。
ジュリーの生死感を感じさせる楽曲をわたしは勝手に「遺言ソングス」と呼んでるのですが、
死と向き合う心構えと共に、「死後も一緒だよ」という優しい語りかけがあるので、
ジンワリと沁みてきます。
やせ我慢ではなく、若くなくてよかった♪と思わせてくれるんです。
「約束の地」なんて大好きですよ。
・・・けど「桜舞う」はリアルで今もほとんど聴きません。
ぢんぱちさんのおっしゃるように、花が散るからはっぱが芽吹くのですよね。
来年もまた咲こうね、って散っていく桜もキレイです。