DreamBoat *君が好き*

ニューヨークで好きなこと

ベネズエラのおじさんから

2006-05-06 13:36:47 | NY Life
またまた期末テストの時期で、苦しんでます
初めて徹夜明けで、発熱!!
よ~く寝たら、ケロッて復活

そう。

もう期末ってことは、もう春学期もいよいよ終わりなんですね。

そんな最後の授業で・・・

ベネズエラ出身のクラスメートが突然

「見せたいものがあるんだ」

って。このおじさん、お父さんみたいにいつも私の事心配してくれてたんです。

「授業はどう?」
「生活には慣れた?」

から

「栄養取ってる?食べなきゃダメだよ」

まで。

クリスマスにも、誕生日にも欠かさずメッセージカード。
いつもクラスで何かしら褒めてくれるし。
ものすごくやさしいおじさん

そんなおじさんに連れられてカフェに行くと
ポッケからある物を取り出して私に見せてくれました。

小さな箱には「American Eagle」と書かれてました。

最初は洋服の?って思ったけど、まさかこんな小さい箱に収まるわけはなくて、

おそるおそる中を開けてみると・・・
        
        

大きな大きなコインでした。

「どうしたの?これ?」

「これは、政府認定で作られた特別な記念1ドルコインだよ。99%シルバーでできてるんだよ。模様をよーく見てごらん」



「自由の女神?」

「そう。これはSayaだよ。慣れないアメリカに一人で来て、一生懸命頑張ってきてるから。そこに何年て書いてある?」

「2005年?」

「2005年は何があった年?」

「???」

「君と僕が出会った特別な年だよ。」

「この春学期が終わったら、多分もう会えなくなるだろうから。このコインを見て、ベネズエラのクラスメートがいたなぁって思い出してもらえればなって思って。これを渡したかったんだ。Sayaは、英語も上達してきたしよく頑張ってる。だからこれはご褒美だよ。」





感動しました

ちゃんと見てくれてたんだって思ったら、心が温かくなって。

いつも気にかけてくれて

いつも褒めてくれて

ベネズエラのおじさんのやさしさに

心癒されました


そして思いました。

「頑張ってれば、どこかで誰かが見てくれる。」

いいプレゼンをしたら、みんながコメントしてくれるし

いいレポートを書けば、教授の平等に評価してくれる。

毎日積極的に話しかけていれば、自然と向こうからも話してかけてくれる。

困った時手を貸してあげれば、自分が困った時誰かが助けてくれる。

きっと、そんな何気ない毎日のちょっとした頑張りが、
一番大切なんだって改めて感じた日でした

今日の「素敵な、素敵なクラスメート出会えてよかった。」

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