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NYAMA's BLOG

ダルメシアンのCARAと、ぬくぬく3匹暮らし☆

浴衣でパーティ

2009年07月26日 | ・お着物バナシ
この週末は、夏らしいイベントが続きました。

土曜日は、着付学校の夏パーティ。
ホテルのレストランを貸切り、150人くらいで大騒ぎしました。
年間に何度か、着物を着用してのイベントがありますが、この夏キモノパーティは、浴衣か夏着物でいいのでかなりカジュアル。
出たことのない、和裁クラスの人達にもお勧めして、みんなで参加しました。

午前と午後に着付の授業があり、その場で浴衣に着替え、帯結びもちょっと工夫してホテルへ出かけました。
今年の浴衣は、先日、和裁の5級試験のために縫った2枚目の作品。
去年の1枚目よりは上手に縫えたものです。
紺に白い花が古典的なのですが、なかなかインパクトがあって気に入っています。
紬の細帯を粋に結び、さくらんぼの帯留を添えました。

木彫りのさくらんぼの帯留、可愛い!とみんなに評判だったのですが、パーティが始まって程なくした頃、一人の知人が近づいてきました。
「もしかして、これ・・?」と、手にしていたのは、そのさくらんぼの帯留!
金具からとれて、どっかに落っことしたみたいなのです。
が、みんなが前もって見ていたので、私のだとすぐ判ったと。
なんて、ラッキー

ホテルでは、その日の授業仲間ではなく、以前、所属していた着付クラスや和裁クラスの人達と合流。
なかなか会えなくなった人達と、久しぶりにおしゃべりして楽しかったです



パーティのメインイベントは、“抽選会”。
今回は40周年記念とあって、空くじなし、全員に当たる!というふれ込みもあり、集中して挑みました。

去年は、壁掛けに一輪挿しがついた、オンリーワンものをシトメタ私。
実は今年、みんなにパーティに参加しようと声かけしていたものの、自分のチケットを買い忘れていました。
先週、二次試験が終わって、チケットを買おうとしたら「定員になって締め切った」と
それは全くシャレにならないので、何とか!とお願いしたら、誰かの予約分を横長ししてくれました。
・・その誰かさんはどうなったのかな?

そして。
人サマに行くはずだったチケットで、またも私はオンリーワンものをゲット。
自分では絶対、選ばないだろう・・と思われる、ミミ・パンソンの可愛い日傘。うれしい

和装に合いそうです



この日の天気は、たまにスコールのような大雨。
絹の夏着物にしなくて本当に良かった・・と思うような天気でした。

綿浴衣の私達は、お腹はいっぱいでしたが、そのまま元気に二次会へ。
お茶会をやってくれる『茶蔵』へ向かいました。

でも、茶蔵はその日が最後のお茶会。
事情があって、来月からは土日のみの営業になるそうで、スタッフもみんな辞めちゃうと。


今日の日本茶は「川根」。最後なので、よくばって、日本茶と抹茶と両方いただきました。

特別におもち3種も出してもらっちゃった。キャラメル餅うまい!

日本茶のおいしい淹れ方を教えてもらえて、いいお店が見つかったと思ったのに、ほんとーに残念
札幌にまたこんなお店が出来てくれないかなぁ・・。



そして前日、金曜日は花火大会でした。
実家にさっと帰って浴衣に着替え、大通公園ビアガーデンへ行った後、ノルベサへ。
初の大観覧車から、ちゃんと花火は見えました



それだけでは満足せず。
豊平川まで歩き、ガード下から最後のフィナーレを鑑賞。
ちょっと欠けてたけど、敷物を敷いてビール飲みながら見ている人達もいたり。
こんなのもいーなぁと思っちゃった



その後、ススキノに戻り、最後は札幌駅まで歩き倒し!
草履でよくやった!万歩計は何万歩まで行ったかな?と見たら・・袂の中に入れといたはずの「宇宙戦艦ヤマト」の万歩計が無い!
どっかに落っことして来ちゃった
帯留のように、出てきてはくれないだろうなぁ。
その日一番のショックでございました

キモトモお花見 & 紅型体験会

2009年05月31日 | ・お着物バナシ
今日で5月も終わり。
4月も多忙だったけど、5月も負けてはいなかった
そんなわけで、blogもたった2話・・。

5月の着物仲間とのイベントは、いつものお茶会は、母の誕生日と重なり欠席でした。
そのかわり、GWあけに、中島公園へちょっと遅めのお花見へ出かけました。

サクラは、予想通り、ほとんど終わっていたけれど、何とか見つけては写真撮影。
外人サン達が写真を撮りに来ていて、私達の写真も撮ってくれました


“花”に負けないくらい華やかな私タチ。やっぱ、花見は“着物”でしょう

サクラなのか梅なのか?種類もいろいろでした。

着てくる着物もマチマチ。
一人の子がちょうど着付レッスンデーで、先生に話したら「小袖帯」を結んでくれたと。
“紅(くれない)”は、実際に結ぶと本当に可愛い

 歩くとポンポン揺れます(左)。

中島公園内でやっていた園芸市なども見て、その後、近くのフレンチ『かやの茶屋』へ。
コースはけっこうイイお値段だけど、大皿盛りしてくれるビュッフェコースならお手ごろ。
美味しくてボリュームもあり、十分満足でした


名物、クレームブリュレもついている

着物でお出かけって、本当に楽しい。
次は・・大通公園ビアガーデンを予定しています



もともと、茶蔵でのお茶会等、私達に着物で外に出る提案をしてくれたのは、N染舗という染屋さんの若旦那からでした。
若旦那は、いろんな催しを模索していて、「男の着物」ばかりを集めた展示会を開催したり、小樽で青空市を開いたり。

昨日は、沖縄で紅型の修行をして来た北海道人の方が講師となって、紅型のテーブルマットを作成する会をお店で催してくれることになり、キモトモ仲間の2人と参加してきました。

見本の絵柄はまさに紅型

前もって、先生が作った型を、もち米とヌカの混じった糊でマスキングしてくれています。(茶色い部分)
この部分には、顔料を塗っても後からはがれるので、色がつかない仕組み。

けっこう、塗り絵に夢中になります

何色を塗るかは自由。
でも、薄い色から先に塗るというのが鉄則のようです。色同士が混じらないように・・。
2本の筆を箸のように一度に持ち、一本で顔料を布につけ、もう一本ですばやくこすって布地に刷り込みます。

その後、一旦、ドライヤーで乾かし“くまどり”を入れます。
くまどりは、図柄のラインに沿って色を入れ、すばやくこすってぼかすこと。
この独特な手法と色使いが、紅型の特徴だと思います。

  
こんな感じの色使いにしてみました           くまどりした後は、こんな感じ

塗り終わったら、家に一晩置いて色を定着させ、洗って糊を溶かします。
私はまだやってませんが、友達の一人がもうやってみたと。
「こんなもんかな?」と思ったと。
どういう意味かしら。ワリに良かったのか?悪かったのか

第一回は午前中の4名。
でも、みーんな色使いが違って、個性がプンプン。

洗い流すのが楽しみ~

色塗りをしている間、N染舗の社員の方々がひっきりなしに見学に来てました。
友禅の彩色などには慣れているけど、紅型は、プロにとっても珍しかったみたい。

また、紅型で何か作成する企画をしてくれるといいなー。
その先生は、Tシャツ等を作ってるようです。
いつか、自分でデザインした帯とか作ってみたいものですわ

着付けも一応、終了式

2009年04月01日 | ・お着物バナシ
4月に入りました。
3月は、ほとんどブログが更新できず・・
2月は、とんでもなく土日も忙しかったけど、3月は、何があったかよく覚えてないほど忙しかったです

後半は、退職する人を送り出すのに飲み会だらけ。
うちの部署で退職する方は1人だったけど、違うロケーションの方も入れると、部署内で二十数名の退職者が。
四十数年勤めるって、並たいていのことではありません。
自分もそこまで行くのか・・?
たぶん、このままだと行っちゃうのでしょうが、カラダをどこかしら悪くしてる気がする。。



着付学校でも、年に一度の終了式イベントがありました。
私は、去年、出席しなかったので、今年は出てみようと思っていました。
でも、年にいくつかあるイベントの中で、今回の出席代はちょっと高め。
何人かの友達は、出席を見合わせました。

午前中は、過程を終了した賞状をもらったり、試験の合格証書を受け取ったり。
私は、着付けと和裁を習っているので、何だかんだで4枚の賞状をゲット。
一つは、前に代表として出るハメになり、観衆にお尻を向けるのはちょっと緊張しました。

午後からは祝賀会。
クラスやチームごとに余興なども出す盛況ぶりでした

有志による歌に参加。「志」は無かったけど強制で
大・中・小デス

着付けの方は、4、5月あたりで一応のコースを終了予定。
そこでやめてしまう人もいるけれど、私は思い切って、4月からの特別コースに進んでみることにしました。
普段のクラスは、いろいろなレベルの人が混じって、めいめいに練習しているのですが、そのコースは、同じレベルの人で切磋琢磨する感じ。
たぶん、とても勉強になるだろう・・と

友達に聞いたのですが、札幌にもついに『いち瑠』がオープンするらしい。
よく、七緒に出ている一蔵の経営。
ワンコイン500円で、悉皆や着付け等、いろんなことを教えてくれるところ。
札幌の着付学校も、少し影響を受けて、サービスが良くなってほしいものですわ



終了してからは、いつもの『茶蔵』へお茶会に。
4人で行ったのですが、22で抹茶と日本茶にしてみました。
私は日本茶組。
分銅と秤で計る2グラムの和茶がおいしいこと



今回、着ていたのは、既に何度か着用した紫系のつけ下げ。
終了式は150人ほどの出席者で、先生達が「着物の柄って、他人とかぶらなくてミゴト」と言っていたのですが・・
意外とそうでもないと感じました。
似ている雰囲気が多い・・というのもありますが、‘~紫’など日本カラーの有名な色彩を選ぶと、模様は違っても同じような色の着物に。。

かくいう私は・・
「かぶらない」と宣言していた和裁のセンセイの着物とそっくり!
たぶん、地色が同じで、偶然にも「作家」が同じ人だったのではと思います。
よりによって、よく知った先生とかぶるとは。
たぶん、着付学校の催しでは、着ないことになるのでしょうねぇ・・お互いに



28日は、ヴィータの7回目の命日でもありました。
それと同時に、カーラがついにヴィータの歳を越えたことになります。
5歳と1ヶ月でサヨナラしたヴィータ。
そろそろ、ヴィータがいっぱい写った思い出のアルバムを整理しようかな・・という気になりました。

 2匹が大好きなイチゴたくさん!

2月のキモトモお茶会

2009年03月08日 | ・お着物バナシ
先週のことになりますが、恒例のキモトモお茶会があり、参加しました。
‘茶蔵’でのお茶会は、第4週目の土曜日に定例で開かれることになりました。

ただ、この日はけっこうスケジュールがいっぱい。
朝5時に早起きして、和装用に髪をまとめるところから始まりました。
午前10時からは、和裁の試験。
と言っても、一番初歩の級なので、提出物である浴衣をもうかなり前に出していて40分ほどの筆記試験のみ。

午後からの着付けの授業では、また振袖用の変わり結びをお勉強。

‘二枚扇’はカニさんみたい

午後の授業が終わり、和裁の上級試験を受けた子と一緒に茶蔵へ。
他の友達と現地合流しました。

皆さん、常連になってきました

今回のお茶は‘抹茶’をチョイス。
もともと、ゴマアイス等のスイーツがついているのですが、甘みを欲していた私は‘ぜんざい’を追加注文。
でも、そんなに甘くなくて私好みの味でした。

どっちもとっても美味しかった
お店のフシギな雰囲気に溶け込んでいる私タチ



お茶会の後は、試験の打ち上げ~と、ご飯を食べに行くことに。
前さき亭』という、若いマスター一人でやってるこじんまりしたお店へ連れてってもらいました。

ここも、こだわった美味しい食事を出してくれるお店。
おまかせでお願いしたら、次から次といろんなものが


太刀魚のおさしみとか、生ハムとか。
それから、芋モチがとっても美味しかったのだけど・・・
友達が「モチ」を食べれない子で、4個も食べたらお腹いっぱいに

パスタのアメリケーヌソースが絶品

前もって、ホームページを見て行ったら「生キャラメルもあります」と。
でも、メニューにはデザートらしきものが載っていません。
が、最後にいそいそと、冷えた生キャラメルが出てきました。

‘花畑~’なんてメじゃないくらい美味しい

どこに書かれてるの?と思ったら、メニューをよく見てくださいと。
「表示価格は税抜きとなっております」の小さな文字のさらに後・・
メニューの右角に、確かに表記されていました
           (誰もがありつけるワケではないってことかしら

グラスで赤ワインを頼んだら、スペインワインがやってきたけど、とても美味しかったです。
また、行き直さねばならない店が増えましたわ。

 

キモトモお茶会

2009年01月25日 | ・お着物バナシ
昨日は、久しぶりのキモトモお茶会でした。
午後からの着付け教室に着物を着て行き、そのまま「茶蔵」へ。
先月は行けなかったので、二ヶ月ぶりです。

今月、特にHPにも出ていなかったので、お茶会があるのかわからなかったのですが、実は、毎月第四土曜日に定例となったよう。
「行きたい!」と言っていた友達に急いでメールを送りまくったけど、あまりに急なので皆さん、既に用事が入っちゃってました。
一人、着付け仲間で「歯医者が終わったら行ける」という子がいて、「歯医者に着物で行ったら?」と勧めたのですが、それはやめ
彼女は、洋服に着替えて合流しました。

お釜がアツアツなので作ったという特製‘釜つかみ’が、てるてる坊主みたいで可愛い



友達は、抹茶を飲んだ時、寝つきが悪かったそうで・・
今日は一緒に、日本茶にしました。
お腹がペコペコで、お茶以外にスイーツを注文。
私が選んだ‘パリ風あんみつ’も彼女の‘ロールケーキ’もすんごい美味しかった!
どこがパリ風?と思ったら・・「生クリームがパリ風だと社長がつけた」と。
・・そういうことにしときましょう



今回、着て行った着物は柔らかモノ。
何とか松って、小っちゃい松模様がぎっしり入った江戸小紋風です。
自分で袷の着物を縫おう・・と、かなり前に、お茶会主催の染め屋さんで反物を安く購入したのですが、私が袷に進むのはまだまだ先。
ということで、安く縫っていただけるところにお願いしちゃいました。
今後は、着付け教室での柔らかモノの定番になりそうです。

初めて買った着物は、溝の口で衝動買いした小紋で、それをいつも授業で使っているのですが・・
着物の価値がわかってくるにつけ、実はとてももったいないことをしてるのかもと
教室では、もう少しお手ごろなのを使うことにしました

ブルーグレイの地に、ベージュの松柄。
お店の担当者は、「地味なのでおばあちゃんになっても着れます」と言ってましたが・・
学校に着て行ったら、若い生徒に人気でした。
遠目では無地に見えるところが、洋服に近い感覚なのかもね。



本日、お店に置いてあった小物で気に入ったのは・・
おかめ&ひょっとこ柄の日本てぬぐい。
実は、日本てぬぐい好きで、木枠の額縁に飾ろうと、ちょこちょこ買ってるのですが・・
気に入った額が見つからず、たまって行くばかりです。

「オフトンですか?」(眠い・・)

それにしても・・
私の丸くなりようったら、本当にヤバイ
来月アタマに、いとこの結婚式があるので、それまでに少しは何とかしないと。
ちなみにその日の午前、着付けの試験があります
朝、アタマをセットしてもらってから行くと思うので、試験会場で「かなり気合い入ってるヒト」って思われるかも

試験が終わったら、ダッシュで実家へ行き、母の着付けをして私が着替える!
考えるだに、吐きそうですわ・・

キモトモの広がり

2008年11月23日 | ・お着物バナシ
この週末にかけては、ホントーに忙しく。
水曜日から東京で研修があり、それまでに終わらせなきゃいけない仕事があったりで、怒涛のようでした。

東京へ飛んだ翌日、札幌ではついに雪が降り・・金曜日に戻ってきたら、景色が真っ白になっていて驚きました。
ついに来たかーっという感じ

ちょうどその週、我が家はゴミステーション当番に当たっていて、朝5時くらいから、ステーションに木枠を広げたり、ネットをかぶせたりしなければいけませんでした。
出張前まで、私が行き、後半お願い・・って夫に託したら。
夫の出番一日目から、雪景色。
私にとってはラッキーだったけど、夫は「はめられた」気分だったことでしょう・・。

金曜日まで東京であれば、一泊後泊して、土曜にゆっくり帰って来るのが恒例です。
でも今回は、どうしても金曜日のうちに帰って来なければならない理由がありました。
着付学校主催の『針供養祭』というイベントに出席予定だったため。

去年は、その中の創作帯結コンテストのモデルを務めて慌しい一日でした。
今回は、イベントに出たことがないという、着付クラスや和裁クラスで一緒の子を説得し、出席仲間を増やしました。
和裁クラスの人達は特に、せっかく自分で作った着物をたくさん持っているのに、こういう華やかな場に出ようとしません。
着付けができるようになったり、自分の着物を縫ったりできたら、キモノを実際に着て出かけてもっと楽しみが増すと、私自身が体験しました。
何となくそんな機会を待ち望んでいるのじゃないかなぁ・・という人をニオイでかぎつけ、コトある毎に、声をかけてみるようにしています。
今回、私の誘いに乗ってくれた仲間達のためにも、ナントしても東京から戻らねば と、思いました。



『針供養祭』自体は、神主さんをお呼びして粛々と進む感じ。
神主さんが、「おぉ~~」と唸るあの声、これまでも神事で何度か聞くことがあったけど、警蹕(ケイヒツ)って言うんですね。
神様を呼んでいるのかと思ったら、「神様くるからちゃんとしてね」って、下々の私達に言ってるらしい
一人一人、前に出てこんにゃくに針を刺し、折れ針を供養。
それから、裁縫上達を祈願・・より、私は「和裁検定合格祈願」しました

先生と撮ったら・・キャーッ足が開いてる。立居振舞い、まだまだです。
友達がモデルを務めた“翔”というタイトルの帯結び。



ちょうどその日、前回も行った『green tea cafe 茶蔵』でのキモトモの会があり、針供養祭が終わってから、何人かで行って来ました。
今回のお題目は“煎茶”です。

お茶っぱを3グラム計るのですが、分銅の天秤が一番、正確なのだそう。
やり方を習った後、一人一人やってみるのですが・・一発で決めるのってけっこう難しい。

小学校の理科を思い出し、わいわい楽しかったです

3種類のお茶を楽しみました。
梅ケ島(静岡)
知覧茶・ゆたかみどり(鹿児島)
紅富貴



それぞれ、お茶を蒸す時間やお湯の温度が異なり、これらを忠実に守ることがお茶の美味しさに不可欠と。
また、淹れ方のコツとしては、急須の中で蒸したお茶をクルクルまわしながら3回に分けて注いだ後、軽く急須をポンポンと叩き、注ぎ口付近に寄った茶葉を反対側に寄せて、その中に含まれている最後の一滴までを注ぎ切ること。
いつも自分が淹れてるのとはまた違う、本格的なおいし~いお茶が淹れられました

本日のデザート、抹茶ババロアも美味し~い

おみやげもいただいてしまいました。
主催の染め屋さん提供のはぎれで作ったと言う、お茶の葉入り消臭袋。
靴の中などに入れるといいって言われたけど・・可愛すぎてもったいない!


微かにお茶の香りが・・             しじみ貝?の姉様ストラップも買っちゃった

このお茶会、毎月、定例で開催しようとしてくださってるようなので、できるだけ参加したいと思っています。
札幌でも、こんな“キモカフェ”がもっともっと流行ってくことを願ってます。

次はお茶&ワインの会なんていいなぁ・・クリスマスだし



余談ですが・・
今回、締めた帯は新作でした。
先週末、キモカフェを主催した染め屋さんの「わけあり市」があり、顔を出しました。
そこで、まんまと買ってしまったのがこの帯。
色合いは、ブルーグレーからグリーンへのぼかし。茶屋辻模様が刺繍されていているけど、フォーマル過ぎず可愛い。
名古屋帯なので、普段でも軽いフォーマルでも締められそうなのが気に入りました。

綴織って、爪にやすりで窪みのギザギザをつけて織る高級な帯・・というイメージでしたが、この帯はかなりの「わけあり」。
一度、売れたので、帯に仕立て上げてしまったのに、その後、お客さんのローンが通らずバックオーダー
ローンが通る前に仕立てなければならなかった・・そのへんにもきっと、「ワケ」があるのでしょう

何十万の値段から、ゼロが一つ取れてしまったため、かなりのお買い得商品に!
これは、買いだ!って、久々の即買い

初めて締めた綴れの帯は、ツルツル滑って締めにくい。少し、練習が必要のようです。
派手ではないけど何かしらのインパクトがあるらしく、針供養会場で「これは何?」と、いろんな人から声をかけられました。
改めて、ガード加工をお願いし、大切に使いたいと思ってます。

夫がプレステを欲しがったりすると、「クリスマスまで待ちなさい!」ってたしなめたりしている割に、自分のこの即買い行動。
ちょっと、悪い気がするなぁ・・と思いつつ、タイミングを逃すわけにはいかんと、自分に「言いわけ」しています。
あっちもこっちも、「わけあり」ですわ

左端から覗くカーラ・・は置物です

キモトモの会 Part2

2008年10月19日 | ・お着物バナシ
夏に、着物を着てお出かけしましょうの会をキモカフェで催しましたが、今回、また染め屋のNさん(♂)にお誘いを受け、同じ着付教室のHさん(♀)と出かけました。

会場は南8西4のオリエンタルホテル1Fにある『茶蔵(チャクラ)』というグリーンティーカフェ。
日本茶専門店とのことで、お抹茶の点て方から教えてもらえるとのこと。
お茶をやったことがなかったので、とっても楽しみにして行きました



店内奥のカウンターに釜があって、本格的
ランチもできる茶蔵ですが、お酒が飲めるのは金・土の夜のみだそう。

まずは、カウンターに座り、好きな茶碗を選びます。
点て方の見本をまず見せていただき、次は自分でやることに。
手のスナップがけっこう要ります

一煎目、二煎目は、茶蔵の手作りスィーツがついてきます。

おもちも、黒糖メレンゲも美味しかった!

三煎目は濃いめに点て、スタッフの方が抹茶オーレにしてくれました。
お抹茶は、お茶のエスプレッソと言われるほど濃いらしく、眠れなくならないように、最後は柔らかめに〆るってことみたい。


                             おみやげのお茶味メレンゲも美味!

お茶を三度も点てさせていただき、スィーツもついて、さらにメレンゲのお土産までいただき、参加費はたったの1,500円。
次は日本茶の会をやってみようかとおっしゃってました。
ぜひ、実現していただきたいです。

Nさんのお店から古布も持ってきてくれていました。
昔、誰かの着物や帯になっていた・・と思うと、一枚一枚が味わい深い。
私は3種類を購入。着物用のバッグでも作りたいです。

古布は100円~400円の4パターン。



その後は、Nさんは主催者なのでその場を離れられないとのことだったので、夏にも行った『酒めし いづ屋』へ。

秋メニューになっていて、また片っ端から頼みたかったけど、なんせ、お茶を3杯も飲んでいるので、胃がたぷたぷ。
それでも、自家製のお酒が充実しているので、紅茶焼酎と紅花酒をいただいてみました。どっちも美味しかった。



この間、食べて美味しかった薬膳のお任せ盛り合わせはトーゼン注文。
ズッキーニとチーズのオムレツは、ズッキーニがゴーヤのようにほろ苦く、なかなか美味しい。
でも、二人ともかなりお腹がきつく、他に頼んだおにぎり等、完食することができず申し訳なかった・・。
やっぱり、いづ屋は、おなかをすかせてって、ガツガツ食べたいお店ですね。

ちなみに、今回、着ていった着物は、浴衣の次に作った単の着物。
紬のように見えますが、実はシルクウール。
昔、しょうざんというメーカーのウールが流行ったそうで、古い布地を譲ってもらいました。
そのお値段・・ナント、千円!
ニオイがきつかったので、汚れ落としに2千円弱。
値段の割りに、素敵な着物になりました。修行中なので、そんなんで十分。
また、次の作品をお楽しみに・・。

Hさんのアンティーク紬も花柄が素敵

キモカフェ、デビュー

2008年08月24日 | ・お着物バナシ
昨日、ついに「キモカフェ」に、デビューしました。
キモカフェとは「着物カフェ」のこと。着物を着て、ご飯食べたりする‘集まり’で、東京などではたくさん、開催されているようなのですが、札幌で開かれている場を知らず。
イメージ的には、アンティーク好きの集まりなのかな?と思っていました。

着物のガード加工などをお願いしているNさん(♂)が、23日に、あるところで開かれるらしいと聞きつけ、誘ってくださり、着付け仲間のNさん(♀)と、3人で行ってみることになりました。
実は、Nさん(♂)も、去年まで同じ着付け学校の「男の着物」教室に通っていました。
3人の共通点は、やっぱり、「着付教室仲間」ってところでしょう。

中央区にある『 cafe me,We. 』というカフェで、月一回程度、開かれているそう。
行ってみると、古い建物を改造したような、やはりちょっと、レトロな雰囲気のカフェ。
着物着た人がごった返しているのかと思いきや、何組かのお客さんがいるくらい。
アンティークな人もいれば、普通着物のグループもいて、やっぱり、何でもありなのかなぁと。
何たって、カフェをやってるスタッフのお姉さんが可愛いかった
あれは、アンティークの銘仙かな・・グリーンの絣のような着物姿。
ヘアスタイルは奇抜!ウランちゃんが白いネットかぶって、付け毛のお下げがいっぱい出てる・・みたいな。( 褒めてるんだけど表現が難しい

隣の小部屋では、ちょうど、クラフト展をやっていて、手芸材料などを売っていました。作家さんたちの集まりみたい。

私たちは、次の食事予定があったので、ビールしか飲まずに帰って来ちゃったけど、カフェメニューも、イタリアンなどあったりして、かなり気になりました。
今度、また、普段着でゆっくり行ってみたいなぁと思います。



その後は、Nさん(♂)のお知り合いがやっている『酒めし いづ屋』という、カウンターだけのこじんまりしたお店へ、ご飯を食べに行くことに。

雑居ビルの中にある、こういうこじんまりしたところって、美味しいところが多いですが、ここも、すんごく美味しかったです!
体に良い食材をアレンジした、創作料理の数々!
梅しそ餃子に、ごま豆腐とトウモロコシの天ぷら。アボカドポテトサラダに、お通しのおからキムチも美味しかった。
ほとんど、食べたことのないものってのが・・やっぱり、創作料理なのね。
お料理、ぜーんぶ、頼みたかったけど、なんせ、着物なんで、汁ハネもんは我慢して、次回にとっておきました。

薬膳料理、一品一品凝ってる。北海道ワインにピッタリ

若い夫婦でやってるのですが、奥様が信州にご親戚がいるとかで、温泉水を空輸して使っていたり、信州おやきのメニューがあったり。
おやきは、物産展で食べる、本場のおやきより美味しかったな

コーン&じゃが入りは北海道ならではのオリジナルね。

焼酎も充実していて、私以外の二人は、焼酎にかなりはまってました。
私も、わさび焼酎というのを初めて飲んでみたのですが、遠~く鼻の奥から、かすかにわさびの香りがして、美味しかったです。
名前も「つんと」って言うのが、可愛い。

すっかり、いい気分で、美味しい酒とご飯を満喫した私達。
話題は常に、着物の話しで、本職サンがいるだけに、あーでもないこーでもない・・と、いろんな談義に花が咲いて、本当に楽しかったです。
また次も、キモカフエしよう!とお別れしました。

着物好き、かなーり上機嫌



そういえば、今回、着て行った着物は、今年作った綿絽の浴衣。
浴衣だけど、着物っぽいので、中に襦袢を合わせると、夏着物らしくて全然、オッケー。
最近、こういう着方もハヤリです。

それにあわせた帯締めが、夏用レースだったのですが・・
私もNさん(♀)もしていたのが、着付け教室で作ったお手製の帯締め。
毎年、夏間際に、好きな色の材料を注文して、授業の一環として作成します。
去年は、ブルーとアイボリーでハッキリした色合いのものを作成したのですが、今年は、糸自体の色がグラデーションのものにしました。
出来上がったら、糸の時と違って、なんか汚い色合い・・と思ったけど、締めてみたら、どんな色にも合わせられそうで、使い勝手が良い一本とわかりました。
今年の夏はもう、これで終わりなので、また来年、活躍してもらいます。

今年の作(左)と、去年の作(右)

和裁のその後

2008年03月20日 | ・お着物バナシ
和裁で作っていた、浴衣がついに出来上がりました
12月から作り始めたので、4ヶ月近くかかったことになりますが、自分としては満足。
初めての作品にしては、上出来だ~

あの“屈辱の運針”練習の後、肌襦袢と裾よけを縫いまして。
キモノとしては、この浴衣が最初です。
がんばって、指貫を使って運針練習をして来たので、今ではかなり上手になりました。指貫がないと、チクチク縫いが出来なくなっているってのが、以前の私からは信じられない
いいことですわ。。

周りをよく見ると、諸先輩方、実は運針をちゃんとやっていない
先生は「運針がきちんとできると、着物を早く縫えるようになる」とおっしゃるのですが、まじめにやり続ける人はあんまり居ないみたい。
私は、せっかく習慣づいて来ているので、このまま頑張って練習し続けるつもりです

右前で写しちゃった。許して

浴衣生地は、大きな牡丹柄の、竺仙製綿絽。ぷつぷつ穴が開いています。
初めて縫うのに、こういう布地を使っちゃいけないとか言われるかなぁと思いましたが、ここの学校は、うるさいことを言わないのが良いところ。自分で縫いたいもので縫ってくださいって。
穴が開いてる分、かえって縫いやすかった気がします。

裾線も衿も、ぴったり決まって良かった。
やっぱり、洋裁をやっていただけあると褒められました

今になって、私に合う、とってもいい趣味を見つけたなぁと思います。
洋裁は、ミシンだの何だの、大掛かりな道具を出してきたり、ミシンの調子が悪くてイラつくこともありました
でも、和裁は、針、糸、布だけあればイイ。ちょこっと広げて、少しのスペースで気軽に縫える。自分の指加減と訓練次第で、上手に縫えるようになって行くというのも、職人っぽくって好き。

毎週、水曜日が和裁なのですが、ただひたすら楽しく、2時間、仕事を忘れて無心になれる日です。
それに引き換え、木曜日の着付けは・・
常に、「おかしい」というキモチと帯で、ぐるぐる巻きんなってます

黒留袖の着付けが究極なのですが、自分で着るのも、人に着せるのも、重みでいつもだらついている・・。
これをクリアできるようになるには、もっと練習が必要です。

合間合間に、変わり結びの練習をしたりするのですが、手先の器用な私は、こっちの方が楽しい。
先日のバラだかツバキだか?も、楽しかった
・・のど元過ぎると、二度と結べないんですけどね

結ぶ機会は、演歌歌手に・・ぐらいかな

夫々の教室にいろんな友達が出来、ご飯を食べに行ったり、楽しくなって来ていたのですが・・どちらも辞めなきゃいけないかなぁと最近、思っていました。
東京から戻って丸四年。「転勤」の魔の手が忍び寄っていたのです

今回は、北海道の地方都市の可能性が高く、今度こそ、カーラは連れて行こう、千葉から持ってきた荷物をついに開けなきゃ・・など、いろいろ考えて憂鬱になっていました

でも、ここに来て一転。
なんだか、札幌に残れそう?
最終結果は来週--

休日出勤して、久しぶりにランチに行ったカフェ・クレーマイエには、もう、春が来ていました。

ホンモノのサクラが満開
       シメイビールもまた飲みに行かなきゃあ

着付けのその後

2007年12月01日 | ・お着物バナシ
5月から通い始めた着付け教室も、あっという間に半年以上経ちました。
最初のきっかけは、「11月の妹の結婚式に自分で着付けられるようになりたい」でしたが、現実はそう甘くはなく。やればやれないことはないけど、やればやるほど、フォーマルな場の着付けは、専門家に任せたほうが良いという気になり

10月、11月と続いた結婚式は、Wふに紹介してもらった『出張着付・木戸』(011-782-3960)にお願いしました。
十数名の着付け師さんが登録されていて、その都度、来る方は違うのですが、何たってお値段が安い!普通は、4,000円~6,000円くらい取られると思うのですが、木戸さんは、普通のお太鼓結びだと2,500円、変わり結びは3,000円。特に出張費はかかりませんでした。
普段着なら自分で着付けてもいいけど、フォーマルな場の時は、着崩れない方がいいので・・これからも、お願いしちゃうかもしれない

10月の知人の結婚式での帯結びは、既にblogで紹介したとおりですが、今回の妹の結婚式では、着物も個性的な訪問着だったので、着付け師さんは、派手な感じにした方がいいよとおっしゃる。
彼女のイメージでは“マダム・バタフライ”だったようなのですが、なんか後から見ると、“カニ”っぽい
まぁ、一生に一度?こんなド派手なのも良かったかなと。



この訪問着、見た人はだいたい、へぇ~と思うみたい。なんせ、オリエンタルに個性的で、ハデというか華やか
これは、結納の時に、義理の父が選んでくれた着物です。確かに、男性が選ぶ着物という雰囲気があるかも。現に、披露宴パーティの際も、50代のオジサマ達に大好評でした

十数年前、一度、手を通しただけで、当時はそんなに似合ってなかった気がするのですが、ようやく最近、歳をとってしっくりなじむようになりました。
着物って、そういうとこあるかもね。

妹のお色直しオーダードレスも素敵でした

11月はもう一回、この訪問着を着る機会がありました。
着付けスクールの“針供養祭”があり、ホテルに神社から神主さんを招いて、出席者一人一人が針供養を行いました。

針供養って、折れた針を、お豆腐やこんにゃくに刺して、また一年、上手にお針仕事ができますように・・って祈る行事。頭ではわかっていても、初の神事で、前に出て針を刺す時、間違って、既にこんにゃくに刺してある針を抜こうとしました。「ちがうゾ」ってすぐ気づいたけど、むにっとこんにゃく握っちゃった

和裁クラスの生徒達のためのイベントかと思いきや、出席者はほとんど着付け教室の人達。
儀式が終わったら、着付けのショウや、変わり結びのコンテストがあるためなのですが、それにしても和裁クラスからの出席者が少ない。
同じ和裁クラスの人に、どうして出席しないのか聞いてみたら「まだ、そういう晴れの場に着ていける着物を縫えていないから」と。
和裁人にとっては、自分で縫った着物で出席・・が目標みたい。
着付けクラスの華やかさに比べ、なんとストイック。感心しちゃいました

師範過程の人達の変わり結びコンテストで、私はモデルを務めることになり、また、訪問着を着たのでした。「着た」と言っても、この際の着付けも、師範過程の結び手さん達が行います

お題目は“ハート”。可愛かった



ヒトに着付けてもらったハナシばかりですが、一応、私も、10月末に三級という初歩の検定に合格。硬い着物、いわゆる紬などの普段着に名古屋帯を結ぶ実技と、筆記試験でした。
試験近くは、鼻血が出るほど練習しました。なんせ、15分という時間内に美しく着付けなければならない。
おかげで当日は、ちょっと、下前(すそ)が下がったかな・・という感じでしたが、合同で受験した二級の人達より早く、先生からも、三級にしてはとても綺麗ですと褒められました。
もう、今はムリ
やっぱり、いっぱい着ないと、着付けは上達しないねぇ。。

この検定、受けないと前に進んでかないってのがちょっと難。
受験料に、受かったらお免状の申請料がかかり、さらに月謝もちょいUP
級が上に行くほど、これらの単金が高額になっていくので、皆さん、お金が続かず、どこかで断念しちゃうみたいね。

検定は、日本なんとか協会の規定にのっとって実施されてるとは言うけど、その学校でしか通用しないもの。これってどうなんでしょう?
どこでも使えたら、生徒が他に移っちゃうかもしれない・・というキケンを防止するためなのかな。

そういう意味では、全国に支店がある学校の方が良かったのかもしれないけど、月謝なんかがべらぼうに高い
結局、私はローカル校を選んだわけですが・・これで、どっかに転勤になったら、また違う学校で一から始めなければいけないんでしょうか。
たぶん、通わないでしょうねぇ。

どこまで自分ができるようになりたいか・・。
私は、教える立場にまで行きたいとは思ってません。着たい時に自分で着付けられるようになりたい。できれば、他のヒトの着付けもしてあげられるようになりたい。
そこまで行くってことは、師範過程くらいまで上達しないとムリなのかも・・と最近、わかってきました。悩む