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NYAMA's BLOG

ダルメシアンのCARAと、ぬくぬく3匹暮らし☆

まったり豪10 ~ エピローグ ~

2006年11月18日 | <まったり豪> H18.9
まだ結婚する前、家族でオーストラリア旅行を計画していたものの、直前で母が病気になり断念して以来、浮上してこなかった旅行地・・が、オーストラリアでした。
今回、まったく違う視点で、いつか永住する?国として訪問することになるとは。

候補にあがっていたものの、実際、二つの都市を経験してみて得た印象は・・
雰囲気よし。食べ物もよし
でも、物価がちょっと心配ね、、と言ったところでしょうか。

訪れる前に読んでいた本『オーストラリア・ニュージーランド移住計画』を、もう一度、読み返しました。
以前、読んだ時よりも、いろいろなことが身近に感じる・・生活費の話、住宅の話も。
都市によって、人種の分布が違うとか、移民のことをオーストラリア人がどう思っているかとか。
やはり、一度、訪れてみて正解でした。

オーストラリアは、昔は簡単に移住できたのかもしれないけれど、制度がコロコロ変わっていて、誰でも移住できる仕組みではなくなりました。
年配者に人気だった「退職者ビザ」が廃止され、「投資家退職者ビザ」として、50~75万ドルの投資が条件になったり。
オーストラリア自体の国力が上がり、外部からの人や資金が、あまり必要なくなっているのかね。

永住、移住というと、日本の資産を全部、売っぱらって海外へ・・と、後戻りできなさそうな切迫感があるけど、ハヤリの「ロングステイ」ならもっとお気軽。
永住権がなくたって、3ヶ月以内の旅行者ビザで、オーストラリアと日本を行ったり来たりもアリ。
私たち夫婦のように、いろんなことに興味があって、あれこれしたい人達には、一国と決めず、あちこちテンテンと旅して歩く方がいいのかもしれない・・。
決めるのに、まだ、時間はたっぷりありますわ。

少し前に出版された雑誌メイプルの特別版『ワンランク上のオーストラリアの旅』は、移住とはまた違った、面白い旅の提案本。
もう少し歳をとって、生活にゆとりがプラスされたら、こんな旅もいいかなぁ・・という気にさせられました。
オーストラリアの中でも、もっといろんな街・・メルボルン、パース、あとは、ウルルのある内陸にも行ってみたい。
ウルルの、ロンギチュード131°に泊まるなんて、サイコー!



急に決断した、結婚10周年記念旅だったけど、とても思い出深い旅となりました。
ただの“旅”じゃなくて、“移住”を意識して、あちこち見歩いたのは初めてかも。
そして改めて日本と比較し、さらに日本の良さが感じられたり。
それは、夫が最後に言った言葉に現れていたような気がします。
「永住は沖縄がいいかなぁ」。

ちなみに私、沖縄には行ったことがありません。
沖縄にもやはり、行ってみなければ

- END -

まったり豪9 ~ シドニー、ラストスパート ~

2006年11月08日 | <まったり豪> H18.9
フェザーデールからの帰り途、降りたい場所で降ろしてくれるということになり。
私達は、午後4時までやっているという、シドニーのフィッシュマーケットで下車することになりました。
場所は、ハーバーサイドのちょっと西側。

その時、時間は既に午後3時半
何とか買出しを行い、シドニー最後の夜は、ホテルでゆっくり過ごそうと考えました。
もう少し、早く行くことができたら・・その場でホクホク食べたろうな。
お惣菜屋さんなんかも入ってて、美味しそうでした。


水色の外観がさわやか~。日本の魚市場とは全然違う?

夫は生ガキを食べたいと言い。
日本のものより小ぶりなカキを、1ダース購入しました。
私は、昔、生ガキが大好きだったのですが、あまりにも食べ過ぎてあたり
それ以来、食べられなくなってしまいました。とても残念・・。

大好きなゆでエビは、ゴールドコーストでも500g購入して、ばくばく食べておりましたが、このフィッシュマーケットでは、たかがエビも種類が豊富。
大きいのと、小さい(と言ってもブラックタイガーの大きさ)のを500gずつ購入してみました。
ゴールドコーストよりは、お値段が張りました

カニやら、魚もいろいろ売ってた

帰る前に見ておかねば・・と思っていたのが、19世紀の建物をそのまま利用したショッピングセンター、『クィーン・ヴィクトリア・ビルディング』。
建物の外観、内部の見学だけで、もう圧倒されました。
いろいろなお店が入っていて、時間があれば、もっとよく見たかった!


エレベーターもかなりクラシカル。     アーチをくぐると・・
こんな空間が広がってる
いくつかある、からくり時計も見てて飽きない



外観も素敵で、隣のセント・アンドリューズ聖堂とマッチしてる



スーパーで、食材やおみやげを買い、酒屋で白ワインを購入。
ホテルに戻って食しました

エビは、大きい方は、とんでもなく大きい!けど、大味で、タルタルソースをつけたりしてちょうどよいくらい。
小ぶりな方は、そのままで濃い味。とっても美味しかったです
オーストラリアの食は、エビに始まり、エビに終わったな。

白ワインがめちゃめちゃ合う

まったり豪8 ~ フェザーデイル・ワイルドライフパーク ~

2006年11月05日 | <まったり豪> H18.9
ツアーの最後に訪れたのが、シドニー郊外のブラックタウンにある『フェザーデイル・ワイルドライフパーク』。
オーストラリアに来て、一度も動物に会わず、カンガルーのジャーキーだけ食べて帰るってのもどうなんだろと思っていたので、ツアーに組み込まれててちょうど良かったです。

よく、オーストラリアに行ったらコアラを抱っこするのが定番と思われていますが、実は、州によって抱けるところと抱けないところがあります。
ゴールドコーストがあるクィーンズランド州はOKなのですが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州はダメ。
ジェイミー曰く、以前、ニューサウスウェールズもOKだったのだけど、韓国人観光客の目に爪があたっちゃってケガをさせ、それ以来、禁止になったと。
コアラはおとなしいけど、爪は鋭いもんね・・。

でも、ここ、フェザーデイルは、抱っこはダメですが、低い木に掴まっているコアラと一緒に写真をとることはOK。
その際、ちょっと触れてみたりすることも許されています

まずワラビーがお出迎え。おなかに赤ちゃんが

入ってすぐ、動物園のレストラン(どっちかってーと食堂)で、遅めのランチをとることになりました。
中は、日本人ツアー客しかおらず。
メインをビーフ、ハムステーキ、ラザニアから選ぶことができ、私はラザニアをチョイスしました。
20ドルにしてはちょっと・・だったかな

メインより芋の美味しさが心に残る・・

フェザーデイルの人気ものは、やっぱりコアラ。
たくさん居るのですが、夜行性なのでやっぱり眠そう。
アップで見るより、遠めで見たほうが、カワイイ気がします。
パンダも同じですよね。目がコワい・・

手触りがフワフワ

カンガルーやエミューがそのへんを歩いており、専用のエサを与えることができます。
でも、もらいっぱなしのせいか、おなかいっぱいで眠そうー。

手ごとガシッと掴み、ムシャムシャ食う!
こんなに足を伸ばして寝るのね

他にも、オーストラリア固有の動物がいっぱい。
とにかく、夜行性の動物が多いので、みんな寝ちゃってる。
でも、その姿が癒されるんですよね・・
動物園を訪れたのっていつぶりか・・思い出せないほど昔だったかもしれない。


ウォンバット君は深く睡眠中。ハリネズミはエサを食べてるのかな?
タスマニアデビルは、奥にもぐって隠れてたので見えず。


エミューの目は意外にカワイイ。ジャーキーやオイルにならないよう長生きしろよ!という気持ちになる

白孔雀は、檻にも入らず優雅にひらりと飛び回ってる

孔雀のオスが、メスにアピール中。
でも、メスはエサに夢中でつれない態度。
仕方なくオスは、人間の私たちに羽を広げて見せびらかしてくれました。


                           バックスタイルが面白い!
のどかな犬・・ではなく凶暴デインゴ!?

こんな、かわいい家畜もいます。

人になれてるヒツジ君。メリノウールがぶ厚い。 子豚チャン達の尻尾がカワイイ!

他にも、爬虫類館があったり、鳥類もいっぱい。
数時間で、とても癒されました。
スタッフに若者も多く、絶滅の危機に瀕している動物を守る活動をしている・・という雰囲気が、随所に感じられました。

まったり豪7 ~ ブルーマウンテンズから、ルーラへ ~

2006年11月04日 | <まったり豪> H18.9
9月19日(火)晴れ 

早朝、ホテルで待っていると、『ジャックさんツアー』のスタッフの一人、ジェイミーが迎えに来てくれました。
このジェイミー、日本で何年か暮らしていたため、日本語が上手。
なかなか面白い方で、ツアー中、まったく飽きることがありませんでした。

以前は、アメリカ人向けツアーガイド等していたそうで、彼らは運転中もずっと質問しっぱなし。道中、ガイドしたり質問に答えたり、しゃべりっぱなしで、家に帰ったら疲弊しきって、家族の会話もなかったと
日本人ツアー担当になって、最初は、運転しながら道中、同じようにずっとガイド話をしてたけど、気がついたら、日本人はみんな、爆睡していると
そんなわけで、今じゃ、道中は皆さんに眠っていただき、自分は家に帰って家族の会話を取り戻したって。
確かに、乗り物ん中では、よく眠っちゃうのがジャパニーズよね

最初に訪れたのは、日本人ツアーではあまり行かないという“キングステーブル”。
行かない理由は・・たぶん、柵もなくて危険だからでしょうね


まっ平らな、王様のテーブル

実は、足元は薄い? おどけて写真を撮る人も、後で横から見てビビってた

ブルーマウンテンズの名前の由来は、一帯がユーカリの木の発する油でブルーに染まっているため。2000年に世界遺産になったそうです。
一番、ブルーに染まるのは夏。今の時期は春なので、まだ色が緑っぽいと言ってました。
でも、十分、とっても美しい景色でした

ブルーマウンテンズのメインは『スリーシスターズ』と呼ばれる奇岩群。
“スリーシスターズ”の伝説とは・・
アボリジニの父親が、魔物に襲われそうになった娘3人を、魔法の骨で岩に変え、自分も鳥になったけれど、その骨をなくしてしまったと。
今も、鳥になった父親が、3つの岩を見守りつつ、魔法の骨を探し続けているそうな。
鳥は、鷲か鳶か、コンドルか・・?
私達が訪れている間、残念ながら、飛んでいる姿は見ることができませんでした。


“エコーポイント”から見る、スリーシスターズ。
お父さんを待っているのね?なんとなく物悲しい、大きな娘たち

“シーニックワールド”では、スカイウェイやトロッコを乗り継ぎ、歩いたりして、森を堪能します。


ロープウェイからは滝が見えました。

名物、トロッコ列車の斜度は52度とか。世界一の急勾配!
スタートする時、「タータラッター、タータラー」と、インディ・ジョーンズのテーマが流れ、なぜ?と思った瞬間、垂直に滑り落ちてく!
いい演出だわ

キャーッと悲鳴が

ほんの短い距離ですが、板の道を散策し、ユーカリがくねくねと伸びている様を間近で見ることができます。



このあたりは昔、石炭を採掘していたそうで、一部の坑道を残し、外からのぞけるようになっています。





その後、私達は『ルーラ』という小さなかわいい街を訪れました。
高原に位置するそうで、気候の良さから、ルーラ内にリゾートもあるらしい。
確かに暖かく、早咲きの「桜」が咲いていました。
自由散策時間は20分程度だったけど、街でビールを買い込み、ベンチに座って、桜の下でらっぱ飲みしました
不思議な時期のお花見体験。



街の郵便局もおしゃれ

不動産の「センチュリー21」があり、売りに出ている邸宅の値段を見てみたら、6千万~8千万
そんなに大きそうじゃなく、田舎の街で東京並みの値段とは。
シドニー人、郊外に住みたがるとは聞いてたけど、こんな家、フツーに買えるのかしら?とジェイミーに聞いてみました。

「買えない」と。
殊に、シドニーオリンピック後は、不動産が値上がりしているみたい。
ああいう家を買うのは、一部のお金持ちなのかなぁ・・。
どこの国も、貧富の差が激しくなってきているんでしょうか。

まったり豪6 ~ ダーリングハーバー ~

2006年11月04日 | <まったり豪> H18.9
シドニー一日目の夜は、ダーリングハーバーのどこかで食事をすることに。
夕暮れの景色がすばらしかったです。

ヨットや軍艦?が停泊中

始め、「スターシティ」というカジノ兼ホテルへ、見学がてら行ってみました。
カジノで遊んでみようかと、ぐるぐる回ったのですが、やり方がよくわからず。中国人のたまり場で、なんとなくその雰囲気に圧倒され、ふらふらと見学して終わりました。

結局、コックルベイに面した「ハーバーサイド」という、健全な雰囲気のショッピングセンター内でご飯を食べることに。
場所が場所だけに、どこもけっこう高め
そんな中、私達が選んだのは、意外にも和食。海外で、和食レストランってほとんど入らないのですが、ゴールドコーストの和食屋がけっこう良かったので、シドニーでも試してみることにしました。

「成田」という名前のレストランだったのですが、あとでwebで調べてみたら、正式名称は“NARITA JAPANESE BENTO BAR”だった
確かに、お弁当定食みたいのがありましたが、私達は、フツーに単品で勝負しました。

シドニーとゴールドコーストの違いで感じたのは、ゴールドコーストではどこでもお目にかかった、日本人の店員がシドニーではあまり見ない。
その代わり、どこでも出没するのが中国人。
実はこの日本食レストランも、日本人がやってる店ではありませんでした。
後からわかったのですが、働いていたのは韓国系の人々。
そんなわけで、注文したタコマリネも、唐辛子がいっぱい!?


やけに真っ赤で辛い でも成田特製白ワインに合って美味しかった

そこで働いていたウェイターの青年が、かなりイケてて面白く。
「やきそばです」と持ってきたのが、上記の真っ赤なタコ料理。
ん???と二人で覗き込んだら、彼は他の人に注意され、「タコマリネです」と。
そして、「たまに、間違えます」って

彼は、サウスコリアから来た留学生。大阪出身の日本人の友達がたくさんいると言ってました。
お勧めのオーストラリアの街は“メルボルン”。
私達のことは、中国人かと思ったみたい。まさか、日本人が韓国製和食を食べにくるとは思わなかったかな。

どうして、お店は「成田」って名前なの?と聞いたら、「わからない」と。
実はその日が、働き始めた初日らしい。
たぶん、日本の“成田空港”が有名だから、そっから取ったんじゃない?と言ったら、「今度、聞かれたらそう答える」と

対岸の夜景がきれい・・


てくてくと歩いて帰る道すがら、私達はヘンな車を発見しました。



車体に大きく『ジャックさんツアー』の文字。思わず、写真を撮ってしまいました
たぶん、日本人向けのツアーバスだな・・と思ったのですが、ホテルに戻って、レセプションにおいてあったリーフレット棚の中に、この『ジャックさんツアー』のものを発見

シドニー郊外へのオプショナルツアーは、前々からガイドブックでチェックしていたのですが、どれも100ドル以上でけっこう高く、諦めていました。
ところが、そのツアーを“元祖激安価格”で催行してくれると書いてある

私は、アヤシイと思ったのですが、夫がツアーに明日、参加してみようと言い出し。
もう夜の10時を過ぎていたのですが、24時間日本語OKフリーダイヤルに電話をかけたところ、“ジャックさん”らしき方が出て「空いている」と。後ろでは、赤ん坊がギャーギャー泣いてて、ファミリービジネスの雰囲気ぷんぷん。
後でわかったのですが、ジャックさんの奥様、ヤスエさんが日本にちょうど里帰りしていて、ジャックさん一人で子守をしてたみたい。
アットホームですな

かくして、急なことではありましたが、私達はシドニー郊外の『ブルーマウンテンと自然動物園』ツアーに参加することになったのでした。
ガイドブック等で紹介されているツアー代は135ドル。でも、ジャックさん料金は、ランチ込み80ドル!ランチなしなら60ドル!と、とってもお得。
しかも、内容もとてもよく、参加して本当に良かったと思いました。
怪しげなツアーではなく、「地球の歩き方」などでも紹介されている、まともなツアーだったようです。

まったり豪5 ~ シドニー湾散策 ~

2006年10月31日 | <まったり豪> H18.9
シドニーの宿泊先をあちこち探し、できればオペラハウスなんかが見えるあたりに・・と思ったものの、単独予約するにはちょっと高い
結局、歩いてシドニー湾まで行けて、ウィンヤード駅から徒歩1分の『トラベロッジ・ウィンヤード』というビジネスホテルを選びました。
なんとなく、どこへ行くにも、電車に乗らずにお散歩。
中心街は、そんなに大きくないので大丈夫でした。

シドニーといえば、真っ先に思い浮かぶのが、シドニー湾にある“オペラハウス”と“ハーバーブリッジ”。
まずは、そのあたりのロックス&サーキュラーキー地区へ、歩いていくことにしました。

シドニー湾に面した“ロックス”という地域から、オーストラリアの英国殖民が始まったのだそう。
当時、岩だらけの場所だったから「ROCKS」
今でも、レンガ造りの古い街並みが残っていて素敵です


ロックスを抜けると目の前にハーバーブリッジ

ハーバーブリッジは、シングルアーチの橋としては、世界第二位の大きさだそう。
驚くのは、この、アーチの上を歩いて上る“ブリッジクライム”というオプショナルツアーが大人気だってこと!
実際、目をこらすと、上を、点々と人が歩いているのが見えます。
約3.5時間のツアー料金は、一人165ドル!?
高いところがあまり得意じゃない私から見れば、「あほちゃうか!」と言いたい。

ハーバーブリッジの反対側には、オペラハウスが見えます


まんま、オレンジの皮だーっ

ハーバー沿いに、豪華客船が停泊していました。

分譲マンションならぬ分譲客船!?

オペラハウスに近づいていくと、その形の面白さがよくわかります。
オレンジ皮型の建物は、一棟続きではなく、実は分かれているんですね。


屋根は白とピンクのタイルがびっしり!
中ではコンサートの準備中
トイレも芸術的不思議空間

ゴールドコーストよりずっと暖かく、半袖でもいいくらい。
オペラハウス下のカフェで、シドニー湾を眺めながら軽食をとりました。
寿司もサラダもピザも美味しい!ニューサウスウェールズ州のビールもね


サーキュラーキーの南は、高層ビルが建ち並ぶCBD地区。

目の前に豪産「加山雄三」が・・

まったり豪4 ~ シドニーへ ~

2006年10月29日 | <まったり豪> H18.9
9月18日(月)晴れ 

朝3:50AMに、ホテルに迎えに来るというので、キンチョーして待ちました。
ホテルは24時間オープンなので、早朝とは言え、人の出入りがあります。
私達がエントランスで待つ間は、タクシーがひっきりなしに停まり、恐らくカジノ帰りと思われる中国人のカップルや集団が、にぎやかに戻って来ました。

結局、バスは20分ほど遅れて来たのですが、中にはかなりの人々が。
最初にピックアップされた人は、一体、何時に迎えに来られたのか・・?
私達の後も、サーファーズパラダイス地区のホテルを数ヶ所、回り、その後、ブリスベン空港へ向かいましたが、かなーーり走った後、どっかの街のふつーの民家前に数軒、停まり、ピックアップ。
バスと言えど、まるで乗り合いタクシーのようでした。

白々と夜が明けていきます
早朝の空港は静か・・

結局、7時過ぎに到着したので、カフェテリアで朝食をとることに。
パン類と一緒に、ふつーに売られているのが「お寿司」。
ここだけではなく、あちこちのカフェテリアで見ました。
オーストラリアで、スナックとして定着しているんでしょうか。

意外に旨いオージーロール
空港の壁にアボリジニの盾と槍

シドニーの街が見えてきました。
ブリスベンからの所要時間は、約1時間半。札幌-東京間くらいってこと?
やっぱ土地、広い!

後から聞いたところでは、生粋のシドニー人は、都会のど真ん中には住みたくないらしい。
会社行くのに時間がかかっても、郊外に住みたいそう。
実際、夕方の早い時間から、バス停が長蛇の列でした。
PUBなんか寄らずに、家路に急いでるって感じ。

若者や外国人は、都心のマンションとかに住むけど・・って、
どこの国も、似たような感じかもしれないね。

郊外は一軒家だらけ

まったり豪3 ~ 呑んだら乗るな、アトラクション ~

2006年10月26日 | <まったり豪> H18.9
9月17日(日)曇ったり小雨ったり晴れ 

ゴールドコースト三日目は、郊外にあるワーナーブラザーズの『ムービーワールド』というテーマパークへ行くことにしました。
チケットも前もって購入し、テーマパーク行きのバスに乗車。
何箇所かのテーマパークをはしごして、人をおろして行くシステムです。



雰囲気は、ユニバーサルスタジオみたいな感じかな?
でも、全体的にゆるりとオーストラリアン。
たとえば、10時AMにゲートがオープンしても、人が走らない。走って行ったとして、まだ中で準備中のため、行きたいコーナーに行けません。
結局、中に入ったはいいものの、そのへんのベンチに腰掛けて、アトラクションの準備ができるのを待つ始末。
オープン時間までに掃除しとけ!みたいな。
日本では、考えられません

「ポリスアカデミー」のスタントショウはまぁまぁ。
選ばれた客の何人かもショウに参加するのですが、その中の一人が、プロ顔負けの活躍ぶり。屋根から落ちたりして、めちゃめちゃ驚かされましたが、、あれは客席に仕込んだ、れっきとしたスタントマンだったと思われます。
そういうストーリー性も、日本とはちょい違いますね。

ランチはビュッフェを選択。
オーストラリアらしく、ワインの品揃えもあったので、二人で白ワインを1本、注文しました。
・・これが、そもそも大きな間違い

私は、乗り物酔いしやすく、映像系アトラクションが苦手。
また、齢(よわい)のせいか、激しいアトラクションもダメになってきており、最近はせいぜい、ディズニーシーくらいのものにしか乗ってませんでした。

すごすぎるのには乗らないよ、と宣言していたのに、夫が酔った勢いで私を“リーサルウェポン”というアトラクションへ連れて行きました。
いわゆる、足がブラブラするやつです。そんなん、乗ったことないのに

乗った途端、心臓バクバク
がっしり掴まって、舌を噛んじゃいけないので歯を食いしばったままシャウト!
ずっと「ひぃーーーーー!」と叫んでました。

こんなん乗ることになるとは!

降りた時には、吐き気。
でも、私だけじゃなく、夫も具合が悪くなっていました。
そらそうです。二人でワイン一本、空けてすぐ乗ったんですから。。
しばらく二人で、ベンチに座り、ぐったりしていました

スーパーマンはやめといた

テーマパークとしては、覇気が薄かった気がします。ショップもいくつかありますが、買ってる人が少ない。
ディズニーリゾートのように、買いたくなるようなグッズが少なかったからかも。
そんなわけで、全体的にはあまり楽しめず、早めの復路バスで帰りました。

夜になり、体力が回復した私達は、またも、昨日のショッピングの続きへ
昨日は結局、オパールに時間がかかり、ちょっと見ていた、夫のラムコートが中途半端に。
オーストラリアでは、皮製品もよく売られていて、とっても軽いコートがとても安い。今は夏に向かうシーズンオフのため、割引率もかなりがんばってくれます。
さらに、私達が、北海道から来たと知ると、店員の目が輝きました。「これから冬になるじゃない!」と。

もともとその店には、夫が店頭のカウボーイハットに目が行き、入ったのです。
ゴルフでかぶりたいとか何とか。
その後、コートを見始め、買ってくれたらカウボーイハットは、おまけとしてつけるまで言われ。
結局、要らないと言ってた私用の皮ジャンまでつけて、大変、安くお買い物ができました。

今現在、その時の高額カード請求が届いて、びびっています


夜のサーファーズパラダイスも活気あり

晩ご飯は、ホテルから近くの『欄楓亭』という和食レストランへ行ってみることに。
中に入って驚きました。まんま、日本の居酒屋なのです。
来ているお客も、ほとんどが日本人。


ハワイの和食屋で食事を注文すると、地元の味と融合しちゃって、日本で食べる和食とは全然、違う味のこともアリ。
オーストラリアは、そのまんまを受け入れている感じ。
カキのお寿司に、焼きうどん。どれもこれも美味しかった


4Xビターと人気を分かつ、“ヴィクトリア・ビター”。これもうまい

そういえば、ゴールドコーストのお店って、必ずと言っていいほど、一人は日本人の店員がいます。
いかに、日本人の観光客が来るのか、想像つきます。

ある、店員さんが言ってました。
今時期は閑散期だけど、夏になったら、一体、どこの国なのかわからないほど、多国籍の人々がいると
そういう時期のオーストラリアも、ちょっと見てみたい気がします。

まったり豪2 ~早くもウィンドウショッピング?~

2006年10月24日 | <まったり豪> H18.9
9月16日(土)どっちかいうと小雨 

ゴールドコーストは、リゾートなので、海とホテルとショッピングセンターの集合体。
二日目はまず、どんなショップがあるのか、小雨の中、ウィンドウショッピングすることにしました。

オプショナルツアーに参加すると言っても、寒いし天気悪いし。
そのへんでよく見る、水陸両用ダックツアーに参加する気にもなれず・・。

ツアー代はけっこう高い?

ショッピングセンターの『シェブロンルネッサンス』は、明るい雰囲気。
雨が降ってなかったら、オープンカフェにも座りたかったー。


KICK”ジュースでエナジードリンク飲みました

アジアンマッサージ?SUMO風。

ハワイなんかもそうですが、DFSが街にあれば、とりあえず早めに入って、おみやげコーナーをチェックします。
ショップで買うより高めなので、実際には買わないことが多いけど、その街(国)の買うべき「みやげ傾向」が見えるのです。
ゴールドコーストにも、サーファーズパラダイスのメインストリートに、DFSギャレリアはありました。

やっぱ、オーストラリアだなぁ・・と感じたのは、グッズに「動物モノ」が多いこと
コアラやカンガルーがモチーフの小物はどこにでも売っていました。

実は、オーストラリア入りして一番最初に口にした食べ物は、DFS内の、試食用カンガルージャーキー。
ちょっと油っこかったですが、辛口は美味しかった。
予想通り、カンガルーだけではなく、エミューもワニも、サメまでジャーキーになっていました
お値段は、カンガルー以外はけっこう高し。

おみやげ用に購入。味は・・?

よく目についたのは、羊の「ラノクリーム」と、エミューオイルのクリーム。
珍しいので、自分と友達用にエミューを買ってみました。
においは、外国化粧品独特の濃い~香り。それがイヤでなければ、なんとなく効きそうな?
今は、寝る前のハンドクリームとして使っています。
それにしても、エミューのどこの油なんだろ?
・・考えないようにしよ

冬の手に効きそうよ

小さいみやげもの屋もなかなか面白く。
中でも、オーストラリア産のブラックオパールとボルダーオパールは、宝石専門店だけではなく、どんな店にも置いてあって驚きました。

今まで、この二種類のオパールのことは「おばちゃんが好む高い石」くらいにしか思ってなかったのですが、何軒かの店で見て、すっかりはまってしまいました
日本で見るような、ゴージャス&年配者向けのデザインリングだけではなく、かわいいピアスから、若くてもできそうなデザインのアクセサリーまで、様々な種類があるとわかったからです。

ガイドブックに載ってるような、超有名オパールショップにも行ってみたのですが、値段ばかり高いような?
ふと、目の前に現れた、控えめな看板で入っていいのか悩んだお店、『みうら宝石』が、実は何十年もゴールドコーストで店を構えているという、信頼の置けそうなよい店で
オパール初心者の私達に、ブラックオパールとボルダーオパールの違いを教えてくださいました。

簡単に言うと、ブラックオパールは、シドニーが属するニューサウスウェールズ州のライトニングリッジという場所で採れる、かなり希少価値のあるオパール。裏側から見ると黒い。
ボルダーオパールは、ゴールドコーストが属するクイーンズランド州で採れるもので、裏側から見ると茶色い。
(詳しくは、『ジェムストーリー』というお店のHPをどうぞ)

オーナーは、光が内側からビカーッと「キックする」石が良いと。
実際、厳選された石はどれも立派で、小さいものでもけっこう良い値段。
ウィンドウショッピングのつもりが、いつしか「結婚10周年の記念に買ってもらおう」と勝手に決め込んでいたのですが、予算が合わず、結局そこでは購入にいたりませんでした。
でも、いつかまたゴールドコーストに行ったら、訪れてみたいお店です。

その、三浦ご夫妻がお勧めしてくれた中華屋でランチ。
立派なコースもあるけど、ヤムチャって頼んだらいいとアドバイス。
種類豊富で、ほんとに安くてうまーい


「4Xビター」ビール、滞在中、よく飲んだー

結局、オパールは・・
あるおみやげショップで、値切りに値切って、指輪を一つ買ってもらいました。
初ブラックオパールで、私くらいの年齢でするにはちょうど良い、がんばりすぎてない石。
でも、そこそこ大きさがあって、華奢なリング部分が可愛い。
気に入ってます

ホテルに戻ったら、消防車が来ていてただならぬ雰囲気!
周囲の人に聞くと、どっかの部屋で警報が鳴ったとか?みんな避難させて、調査しなきゃいけないらしい。
たまに起こるらしく、スタッフは慣れっこな雰囲気。ほどなく、部屋に入ることができました。



帰りがけに見た夕暮れの海は、本当に荒々しい波。
だからこその、サーファーズパラダイスなのでしょうね。
次は、夏の季節に来たいものです・・。


まったり豪1 ~ゴールドコースト到着~

2006年10月23日 | <まったり豪> H18.9
9月に、春になりかけのオーストラリアへ行ってきました。
ようやく、リポートいたします。

豪に決めたのは、けっこうギリギリ。
夫が「今年は夏休みがとれない」と口癖のように言ってたので、もう一度、友達に会いに、一人でパリにでも行こうかしらと計画し始めたところ、急に行けると言い出し。
マイルで予約できたのが、オーストラリアだったわけです。
「いつか住みたい国」候補のひとつで、一回は見に行かなきゃと思っていたため、結婚10周年の今年、訪れたのはちょうど良かったかも。

9月14日(木)~15日(金) 

JALにて、千歳から関空経由でブリスベンへ。
これだけ、ゴールドコーストに日本人が行くのに、JAL直行便は飛んでないのね。
と、素朴に思いました。
ブリスベンがオーストラリア第三の都市で大きいので、国際線発着が多いのは、当たり前っちゃ当たり前なのでしょうが。

それにしても。
ブリスベン-ゴールドコースト間ってけっこう遠く、車で1時間半くらい
私達は、ツアー客じゃないので、空港のビジターインフォメーションへ行き、ゴールドコーストのホテルまで連れてってくれるという、エアポートバスを予約しました。

行きは、すぐ便があったのですが、三日後にホテルからブリスベン空港へ戻ってくるバスの時間を聞いて驚いた!ホテルで3:50AMピックアップ!?
ブリスベン発シドニー行き8:35AMの便に乗るためには、そのバスじゃないと間に合わないと言う。

後でわかったのですが・・どのバス類も、ホテルを順々にめぐって人を拾ったりおろしたり。個人宅まで回るきめ細かさなので、そのくらいの時間が必要だったのね。


空港から、ブリスベン市内行きとゴールドコースト行きのバスが出ています

宿泊したのは、サーファーズパラダイス地区にある『レジェンズ ゴールドコースト』。
部屋タイプは、キチネット付きのステュディオを選んだので、ちょっとした調理ができて便利でした。

荷物をホテルに預け、サーファーズパラダイスの街を散策。
ちょっと鄙びたワイキキみたいね、というのが第一印象でした。
その名の通り、サーフィンのメッカなのでしょうが、海は寒そう。
なのに、泳いでいるツワモノがいる!


白砂が、まるで小麦粉のようにサラサラ・・
閑散期と言えど人はけっこう歩いてる

まずは、オーストラリアっぽい食事を・・と、食べたものはハンバーガー&エビ
そして、オージービール
オーストラリアは「ワイン」のイメージでしたが、ビールもたくさん種類があって、美味しかったです。
それにしても、私は、いつか痛風になるんじゃないかってくらいのエビ好き!
オーストラリアのエビ、うますぎた!