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NYAMA's BLOG

ダルメシアンのCARAと、ぬくぬく3匹暮らし☆

インド痛27 ~最終回/インドの♂~

2004年11月30日 | <インド痛> H17.9
北海道は思いっきり冬んなりました。ので、暑かったインド話は一応、これを最終回にしようと思います。

ツアーが始まった頃、ガイドのヴァルマさん(写真右)は”いい人”でした。
「私以外は信用しないでください。私が一番信用できます。他のインド人を信用してはいけません。」プライベートガイドである以上、お客にはそう言うべきで、私達を守る信念に燃えていた・・と良い方に解釈しておりました。

しかし。日に日に馴れ馴れしくなってっちゃったんですね。タイでもプライベートガイドに案内してもらったことがあるけど、あんな感じではなかった。私達二人がインドをとても楽しんでくれてるのがうれしい、あなた達の部屋で呑みながらもっと話したい・・とか、これからもコンタクトを取りたいから住所を教えてくれ・・とか。さりげなく流し続けましたが、最後にはうざい!という気持ちで一杯になっちゃったのでした。
彼個人の性格かな?と思ってましたが、後で、飛行機の中の他のツアー客(♀)が同じような話しをしていたので、インドの男性全般に言えることなのかなぁと。
インド人女性との付き合い方は、とても古風に感じたのだけど、外国人女性に対してはその反動が行っちゃってるのかも。

空港に向かう際、彼らの雇い主である旅行代理店担当者が同乗し、アンケートを渡されました。このツアーがどうだったか、ガイドや運転手についてまで事細かに書くものでした。
これについてはヴァルマさんから聞いていて、前に案内した日本人の看護婦さん達が、ある日を境にキッパリと自分を避け始め、自分としてはとても一生懸命がんばって案内してたのに、一番低い評価をつけられ大変な目に遭ったと。彼らにとっては、そのアンケートが仕事を失うかもしれない致命的なものらしいのです。
ちょっと変わったお客もいるからね・・と慰めていたのですが、後んなって、彼女達がなぜそういう態度に出たか、私達も何とな~くわかってしまったのでした。
だからあなた達は、いっぱいごますって良いこと書いてね!って、一度なら笑って聞いてるけど何度も何度も言うので、またまたウゼェ!という気に。

結局、私は彼への評価を一番上にしてしまったのですが、O嬢はちょっと下げて書いたそう。
O嬢はヴァルマさんにとても気に入られていました。牛やらくだを見ると「本物!?」と反応し、卵の黄身が白っぽいのを見て、「じゃあ、インドのひよこは白いんですか?」と尋ねる天然ぶりは、インド人のツボをも刺激したのでしょう。評価を下げた理由もちゃんと日本語で書いたそうですが読まれるかどうか。
大層ショックを受けたんじゃないかな。

この写真は、最後の空港でのショット。
左に写ってるドライバーの両腕は、私とO嬢の腰に回されました。何度も言ってるように、インドでは、女性に触れるのはタブー!外国人女だと思って・・という気持ちが随所でこみ上げる旅でした。

インドは、「ハマる人はハマる」ってよく聞きます。でも、いわゆるフツーのリピーターは・・他の国より少なそうって思っちゃった。
私達の場合は?「また行ってもいい」ですね。
できれば、ガイド抜きで自由に旅したいけど、あの交通の便の悪さはヤバイ。でも今度は、インド人ガイドがどんなもんかよ~くわかったので、何とでもやってけそうな気がします。うまく利用すれば、とても使えるし。
次回は、沐浴見物かな。

最後に。
楽しい思い出と面白い写真をたくさん取ってくれた、お友達のO嬢に大感謝。
またいつか行こうね!

~おしまい~

インド痛26 ~インドのスッチー~

2004年11月28日 | <インド痛> H17.9
デリーを発つ間際、空港の待合い室で、隣り合わせたエア・インディアのスッチーと。
これから、ドゥバイへ向かうらしかった。
頭ちっちゃい!スタイルもいい!なんと言っても美しい!!
彼氏は日本車に乗っている、リッチなパイロットのようでした。

インド痛25 ~わたあめ売り~

2004年11月28日 | <インド痛> H17.9
デリーの大統領官邸からインド門にかけては、ラージパト通りと言う大きな通りが続いていて、その両側には庭園が広がっています。
その庭園で、わたあめ売りの姿を発見!
日本のものほど袋はふくらんでいませんでしたが、ピンクの袋は世界共通ね。
インド門バックに写真撮影してて、気づいたらもう近くにやって来てました。買いはしなかったけど・・。
そういや、オートリクシャーにも乗れなかったな。あれは残念だった!

インド痛24 ~インドの子供たち その3~

2004年11月23日 | <インド痛> H17.9
交差点で車を停めると、どこからともなくバクシーシを求める子供や、子供をつれた母親が群がって来ます。私はついつい、目をそらしてしまうのですが、O嬢はそんな彼らにもカメラを向けました。

この子は、「何か食べるものちょうだいよぉ・・」みたいな低いぶつぶつを唱え、目つきもとても悪かったです。手には花を持ち、買ってもらおうとするのか、それともそれをおとりとするスリなのか・・。

しかし、O嬢がデジカメで写真を取り、写ってる姿をほら、と見せると・・
ちょっとはにかんで笑い、車を離れて行きました。
一瞬、垣間見た、素の女の子の姿でした。

インド痛23 ~インドの子供たち その2~

2004年11月23日 | <インド痛> H17.9
デリーで、普通にインド人が通うお菓子屋に連れてってもらいました。エア・インディア機内で出てきたピリッと辛いスナック菓子「ナムキーン」が美味しく、おみやげに大量購入したかったため。

連れて行かれた店のショウケースには、甘いお菓子がたくさん。ヴァルマさんが、その中の一種類を買って食べさせてくれましたが・・金箔つきの練乳のようなミルク味で、日本人には甘すぎ。
でもそっちより、外で売ってた三角形の揚げたて「サモサ」に惹かれました。ビールのつまみに最高!

彼はそのサモサを揚げていた美少年。
近くのおじさんに、お前の写真が外国に行くんだぞ、みたいに言われたのか、ちゃんとまじめなカメラ目線でポーズしてくれました。

インド痛22 ~インドの子供たち その1~

2004年11月23日 | <インド痛> H17.9
概して、インドの子供達は愛想がいい。というか、外国人を見てちゃんとニッコリする。
普通の子もいれば、制服着て通学してるイイとこの子供、バクシーシ(喜捨)をねだるストリートチルドレンやら、あわよくばかっさらおうというスリの子もいる。
みんな共通して、笑顔はくったくない。

ある田舎道で渋滞の折、右舷に子供達発見。
友達のO嬢は、ウルトラマンのスペシウム光線、じゃないし・・両手ピースをくっつけけて額から発する、あれは何光線?を浴びせました。

すると、子供の中の一人がマネをし、次第にウルトラの輪は広がって、全員がこっちにお見舞いしてくるではないか!
中には、ピースを裏返しに額にくっつけている子もいて、それを、「ちがうちがう、あの人は手をこうやっている」と指導を入れている子もいる。

たぶん、あの子達は今後日本人を見ると、O嬢直伝の「ウルトラビーム」を浴びせかけるに違いない。

インド痛19 ~定員オーバーその1~

2004年11月23日 | <インド痛> H17.9
インドの都市部の道路は、思ったより舗装されててきれいでした。都市間を結ぶ高速道路など特に。
ただ、田舎へ行くと、舗装なのにものすごい大穴が開いてたりして、回避するのに大変でした。

バイクの3人乗りがとても目につきました。
本当は家族で車を買いたいんだけど、お金がないのでバイクを買って家族乗りするのが多いらしい。
お父さんが運転してお母さんが荷台に乗り、間に子供が乗っかってる一家をたくさん見ました。
雰囲気的には、日本のママチャリに、前と荷台に子供乗っけてる姿とかぶった。


この写真は?
後ろにお母さん乗っけた兄弟でしょうか。

なぜか車で走ってると、横を走る車もバイクも、必ずこっちを見るんだよね。そして、カメラやビデオを向けるとちゃんとニッコリしてくれる。
外国人が乗っているとわかるわけないんでしょうが・・。
「フォード」がお高い車なので、わかっちゃうのかもしれないなぁ。

インド痛18 ~シロダラ~

2004年11月14日 | <インド痛> H17.9
北海道は冬間近というのに、まだインド話が終わってない。ちょっとスパートかけますよぉ。

結局、私が具合悪くなったせいで、デリーのツアーを失ったわけですが、最終日は夜便だったため、一応、デリーにて丸一日フリーでした。ガイドのヴァルマさんが会社に掛け合い、ツアー日を最終日と交換してくれるという粋な計らい。同じドライバーさんを伴って、私達の行きたい所へ連れてってくれることになりました。

彼らは、デリーの観光に連れて行きたそうでしたが、私達はもう、建物は食傷気味。申し訳ないとは思っても、ガイドの説明を聞くのに飽きてしまっていたのです。
そこで、お友達のO嬢たっての願いだった、インド5000年のエステ、アーユルヴェーダを受けに行くことになりました。中でも、インドで受けなきゃ意味がない!と豪語する「シロダラ」なるものを所望。寝ている額の上から、油をたらたら~と垂らすアレです。
彼女はかなりのエステ通。エステに行くと、エステティシャンの動作をじっくり観察するため施術法もマスターしているらしく。旅で疲れた折、私にエステしてあげようとオイルまで準備してきてたそう。
・・何だかんだで、彼女の荷物はパンパンなわけですな。

連れて行かれたのは、市内のある小さなホテル。その中にエステはあり、むさくるしいオヤジが受付のとても怪しい雰囲気でしたが、外国人がよく来るそうで、ガードマンもいました。値段は50ドル前後だったかな?外国人価格でしょうが、日本だと2万円くらいするらしいので、お得と言えばお得でしょうか。

エステティシャンはサリーを身につけた女性。ヴァルマさんは、「南インドの女性です」と。ちょっと浅黒い肌と感じたくらいで、私達から見ると普通のインド人に見えるのですが。本国人同士では、お互い何となくわかるのね。日本でもそういうのちょっとあるもんね。

更衣室に連れて行かれ、もぞもぞ脱ぎ始めた私達でしたが、エステティシャン達が、バッバと脱げとばかりに下着を剥がしにかかり・・。それぞれの個室には、木のベッドに香油を入れる器がつるしてありました。傍のコンロでいい具合に香油を温め、手足からマッサージが始まったのですが・・。

私はエステに元々疎く、全身エステを受けたことがありませんでした。O嬢は準備よろしく、かなり油まみれになるから紙パンツ持ってきた、と言っていましたが、結局、そんなものを身に着ける時間はありませんでした。ベッドに載った時はもう、まな板の鯉の気持ち。すっぽんぽん状態で大の字になり、腕から足から油マッサージ。羞恥心など感じている暇もなく、えーと、外国だからこんなんでいいんだろう・・と考えていた頃、O嬢も同じく「どんと来いだぁ!」と思っていたらしい。

メインの頭だらだらは、想像以上に気持ち良かったです。
タタターーッ・・と油を額に垂らしては、頭皮にもみこんだり髪を絞ったり。思わず何度か気を失いかけました。それが終わると、顔だけ出る、ボディ大の木のサウナに入って全身を蒸し、終了。肌も髪もしっとり美しくなった気分でしたが、渡されたシャンプー用オイルでは香油が全く落ちず、ホテルに一度戻って洗い流しても髪がべとべと。しばらく洋服からもごま油のような匂いが取れませんでした。
日本じゃ高いらしいけど、いつかまた受けたいものですね。

それにしても、シロダラっちゅーものがこんなに流行っていたとは!彼女がインドでの最大の目的として、毎日、シロダラシロダラといい続けていたけれど、私はずっと「シルダラ」だと思っていました。
汁がダラダラするからシルダラだと思ってた~と彼女に言ったら、きっぱり一言。
「それを言うなら“しるだく”です。」