毎日、フルスイング!

ハンズオン型経営支援プロフェッショナル(元外資系戦略コンサルタント)の日常
日々の出来事を中心に

コンサルタントのやりがいは何ですか?

2006-07-24 00:29:42 | コンサル業界を目指される方へ
面接やセミナーなどでよく聞かれる質問。
この手の質問は、当然答えるコンサルタントによって回答はバラバラ。
そういう前提で、私の場合は、、、

「他人のために、毎日フルスイングできること」

ポイントは2つ。
一つは「他人のため」、もう一つは「フルスイング」。

まず「他人のため」について。
私は昔から、自分のアクションで自分がhappyになるより、他人がhappyになる方が気持ちよかったんですよね。
平たく言うと、相手の喜んでいる顔を見るのが好き、とか、そういう感じです。
(新卒のエントリーシートによくある表現でちょっと恥ずかしい。。。)
で、実はどんな仕事でも他人をhappyにすることはできるのですが(以前勤めていた会社でも、お客さまに、より良い製品・サービスを提供して、喜んでもらっていたと思っています)、一般企業だと、この考え方は”限界”がきます。
すなわち、一般企業の場合、自分のアクションの結果、原則として自社の製品・サービスの販売につなげる必要があり、それ故に、お客さまを自社の製品・サービスでhappyにできないケースが生じると、”限界”に到達します。

例えると、レストランで働いていて、お腹の減ったお客さまにはhappyを提供できるのですが、高性能のパソコンがほしいと思っているお客さんにhappyは提供できませんよね。
もっと言うと、お客さまは自社の製品・サービスを望んでいるが、プロとして判断すると他社の製品・サービスの方が、このお客さまに適している場合とか、困りますよね~。

ここまで書くと、もう一つのポイントであるの「フルスイング」につながるのですが、要するにお客さまを利益を第一に考え、そのために全力を尽くすことを極めようと思うと、私にとってはコンサルティングという仕事が非常に魅力的でした。
ですので、繰り返しになりますが質問に対する答えは

「他人のために、毎日フルスイングできること」(→結果とて、自分自身も気持ち良い!)

になります。
ちなみに、このブログのタイトルもこの話に由来しています。
何事も、”一生懸命やるからこそ楽しい”って思いませんか?