毎日、フルスイング!

ハンズオン型経営支援プロフェッショナル(元外資系戦略コンサルタント)の日常
日々の出来事を中心に

stressful

2007-02-28 01:21:43 | 日々の出来事
今回のケース、難しい。。。
と言うか、アプローチに今ひとつ自信が持てない。

(この方法で、本当に”解”にたどり着くのか?)

何だか、、、不安。
社会人としての第六感で危険予知ランプ点灯。
とは言え、この不安をロジカルに説明できないため、とりあえず決めた方向に走りつつ微修正、しかない。

(プロジェクトメンバーも説得できないし、、、)

こういう状況でも、着実に前に進まなきゃいけない。
進めば、いろいろ見えてくるはず。
こういう仕事の仕方、久しぶりにちょっとstressful。

next case

2007-02-23 03:49:06 | 日々の出来事
来週から、急遽、次のケースがはじまることに。
ちなみに、もともと予定していたケースは新年度へ順延。

新しいケースは、今まで経験したことのないインダストリーへのチャレンジです。
以前から興味のあったインダストリーなので、楽しみ。

勝負球はストレート

2007-02-19 22:28:21 | 日々の出来事
週末、「時間に余裕ができたら。。。」と積み上げてあった本、雑誌類に目を通していたのですが、その中から印象深かったコメントをご紹介。

Harvard Business Review 2007年2月号に大前研一氏の1988年の論文”Getting Back to Strategy” が掲載されていました。
そのまとめの部分から以下引用。

「戦略の本質に立ち返るとは、思いつきや無意味な発想といった思考の癖を厳に戒めることでもある。
顧客に提供すべき価値を追求する際、安易な解決策に満足してはならない。
顧客が心から求めているものは何か、この単純な質問を繰り返す。
これこそ戦略マネジメントの要諦なのだ。」

極めて真っ当なことを言っています。
真っ当過ぎて、以前の私なら印象に残らなかったと思います。

コンサルティング業務に専念しはじめた頃、コンサルタントとしての知識・経験ともに浅いことは否めませんでした。
その浅さを補うために、もちろん勉強はするのですが、前職(営業)の知識・経験からアナロジーを効かすことが多くありました。
そうすると、「(クライアントの)顧客は何を望んでいるのか?」という視点から切り込むことが自然と多くなり、いわゆる顧客視点的発想でのコンサルティング一本槍でした。
そんな頃に、上記大前氏のメッセージを読んでも

「当然だよね。」

で、終わっていたんだろうな、って。

多様なコンサルタントの集合体であるグローバルなコンサルティングファームで経験を積むと、間違いなく“球種”が増えます。例えば、先ほど記載した“顧客視点的発想”をストレートとすると、昔は130km/h そこそこのストレートだけで勝負してた感じだったのが、最近は、カーブもフォークも投げられるし、チェンジアップやシンカーもその気になれば覚えることができる、という感じです。その一方で、下手に球種だけ増えても、どの球も中途半端、なんてことになりかねないです。

実は、つい直近の仕事で、

慣れないフォークの多投を強要(?)され、しかも中途半端なフォークしか投げることができずピンチを招き、結局最後はストレートで何とか抑えた

という経験をしていました。
フォークが通用しなかったこと自体は結構ショックでしたが(それなりに練習したのに・・・)、逆にストレートは、球速が140km/h を軽く越え、コントロールも以前より数段精度が高くなっていることに気が付きました。
今のファームに転職してからは、積極的に球種を増やすように努め、試合でもいろいろ投げてみたのですが、やっぱり勝負球はストレートなんだな、って。
そう思っているときに、大前氏のメッセージを読むと、

「ピッチャーたるもの、ストレートで三振を取れなきゃ!」

って、言われているような気がして。。。
(相当、拡大解釈な気もしますが)

何だかまとまりのない文章になってしまいました。
今日はこの辺りで。

※でもやっぱり、落差のあるフォーク、投げたい(笑)

Reviewの季節

2007-02-17 00:10:59 | 日々の出来事
他人に雇われている以上、評価は付き物。
これは、コンサルタントも同じ。
私の場合、シニアから評価される立場であり、かつ、ジュニアを評価する立場でもあります。
コンサルタントの評価は驚くほど定性的。
例えば、

・創造的な分析アプローチを提示することができる
・ディスカッションの論点を把握することができる
・クライアントが面白いと感じるポイントを判断できる

など。

「こんなんで、ちゃんと評価できるんか?」

と、最初の評価のときは感じましたが、これがちゃんと評価できてしまうんです。
コンサルタントとしてのレベルが上の人(年齢が上、じゃない)による下の人の評価は、極めて正しい、というのが実感です。

ちなみに、シニアからの私への評価は、、、”順調だけど、もっともっと苦労しないと更に伸びないよ”という感じでした。
「苦労は買ってでもせよ。」ということですかね。
早速買いに行くか、と思いきや、、、向こうからやってきました(汗)
3月は忙しくなりそうです。

graduation

2007-02-15 23:54:23 | 日々の出来事
また一人、お別れになりそうです。
尊敬できるマネジャーがオフィスを去るとのこと。
次はターンアラウンド系のビジネスに身を投じるそうです。

こういう会社では“日常茶飯事”とは言え、
やはり少し寂しいものです。

そのうち、私にも卒業の日が来るのでしょうが、
当分はここで勝負する予定。