社長の思うこと

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2018年6月

2018年06月01日 | 日記
先日、東京巡回時勉強会に行く前にバスの時間があったので
歌舞伎町のホテルの前のバス停で待っていたのですが、
ホスト街(日本一の)から髪の毛の長い白いミニスカート
の方が歩いてくるのが見えました。

近くになってくるにつれ、その方のインパクトがより光り
輝いてくるのです。
髪の毛は黒に近い赤色、黄色のカーディガンで、スカート
かなり短め。
そしてなんと身長180cmはゆうにある、オ〇マちゃんでした!!

時間は9時前だったのですが、お仕事終わりなのか、口の回
りには黒いぶつぶつの髭が・・・・。
身長の高さとあまりのインパクトに見とれてしまい、
改めて歌舞伎町の奥深さと怖さを感じてしまいました・・・。

この話にはまだまだ続きがあって、当日勉強会が終わって
その会場の中で歌舞伎町の深夜の店長にその話をしたら
ななななななんと!!!

店長より衝撃の一言が!!
「そのお客様なら、本日その時間帯にお店に来られてます!!」
ひっくりかえりそうになりました!
僕が見たあの光り輝いていたお姉さん?!
当社のお店に、そのままお客様として来ていただいていたと
は?!

改めて歌舞伎町含めた深夜営業のスタッフの大変さを!
そして頑張りを強く感じました!!!
人間慣れとは言いますが、なかなか深夜帯のお客様のクセの
強さ(千鳥の大吾じゃない!)は慣れるものではありません!
その中で働いて頂いている深夜スタッフには感謝しかないで
す。

5月に入ったのですが、
先日の巡回の中で少し気になった点がありました。

ピークでもない中でカウンターに座ったのですが、
セットと同時にクールピッチャーのセットがありました。
でも、そのクールピッチャーは席から手の届かない少し
離れたクールピッチャー置きに置かれました。
恐らくその前のお客様なのか、少し遠かったからなのか
自分の方に寄せたんだと思います。
逆に座っているお客様からするとそれが遠くなりますが・・・
「クールピッチャーはクールピッチャー置きに忘れずに置く
んだよ」と、やり方で教えて貰っているスタッフは教えても
らったとおりにセットします。

逆に「もし、この席に自分が座ってクールピッチャー取れな
かったら、少し残念に思うから必ずどの席からも福神漬けと
クールピッチャーが取れるようにセットするんだヨ!」と
お客様の立場、自分がお客様の立場になって、在り方で教わっ
た人はセットの時に取りやすい場所に置きかえれると思いま
す。
教える側に時間が無いとやり方しか教えません。
見るポイントがクールピッチャーになるので工夫も必要なく
教えた通りにやるので、誉めるポイントが少ないです。
見るポイントが、クールピッチャーになるので楽ですし、
工夫も必要ありません。

逆に、在り方で教えると見るポイントがクールピッチャーで
なくお客様なので、お客様の座る位置でクールピッチャーの
位置を変えたり、取りやすい様にクールピッチャーの取っ手
をお客様の取りやすい方向に向けたりと仕事のポイントが
お客様に向けれるようになります。
自分で考えた行動なので出来ているポイントが多い為、
お客様からもそれを見ていた周りのスタッフからも
誉められる回数が増えるのでは?と思います。


社員さん店長さんが在り方で教えてくれればと思うのですが、
なかなかその指導を実践できる方多くありません。
ただ、在り方の指導は社員さんでなく教えるスタッフであれば
誰でも教え方の工夫をすればできるところだと思いますので、
たくさんの新人さんが少しでもCoCo壱の仕事を楽しくして
もらう為にも「何でこの仕事をするの?」
の意味を伝えて貰えればと思います。


今月の私のCoCo壱物語です。

宗像店をオープンする3ヶ月位前の話です。
宗像店そしてその前にオープンした近大前店と、
出店に多くの資金がかかり、銀行さんからも業績
についてはいつも誉めて頂いていたのですが、
今までの出店ペースが早く(当然出店する毎に多額
の借入が増えていく)急に売上が落ちると債務超過になる
可能性がありますとの言葉いただきました。

当時は福岡県にCoCo壱番屋のお店少なく、出店したら
お客様が来ていただける状況でした。
しかし、銀行さんも、顧問税理士さんも将来を見て会社
を心配してくれていました。

そして、銀行さんに言われた言葉が
「CoCo壱番屋のお店は担保としては取れません」
「会社の資産になる物があれば融資しやすくなります」と
言われました。
店舗は借りるもので自分の会社で持つなんていう発想なんて
なかったのですが、
銀行さんから「満吉さんCoCo壱の寿命は何年ですか?」
と聞かれ私は「寿命はありません!!」と言いきりました。
その答えを聞いた銀行の方は少し苦笑いをして、「それ
が理想ですが、理想であって現実ではありません!」と
話されました。
売上がどれだけ良くても
「店舗が火事でなくなった!」
「大家様から契約解除の話があった!」
「近くに競合店舗が出来て、売り上げが大きく下がった!」
「なんて話はザラに今まで経験してきました!」と話されました。
その言葉を聞いて、本当にショックでまた。
その事を想定してなくて「寿命はありません!!」なんて言った
自分が恥ずかしかった覚えがあります。
今で言うリスクヘッジする為に、会社で自前でお店を持つという
新しい目標が出来ました!

ただ、その当時は宗像店のオープンの為の打ち合わせ、また
オープンしてきたお店の巡回と毎日が忙しく物件を探
す余裕もなく、また土地を買って建物を建てていくには通
常のお店の3~4倍かかる事試算してわかっていたので、
正直無理と思っていました。

ところがある日、宗像店の打ち合わせの帰りの車中、
香椎通り抜けて名島橋に向かう手前で見つけたのです。

「売り店舗」の看板を!!!

通り過ぎてから気付いたのですぐさまUターンです。
その看板の連絡先に電話して、すぐに物件情報をFAX
してもらいました。
土地面積が80.52坪建物21坪付き!!!

土地の値段高かったので値引きお願いしたところ
OKいただきました。

そうです!!
このお店が名島店になります!
内装・看板・厨房機器 前のお店の中古もあったので
抑えてた出店費用になりました。
返済期間は長くとって20年でした。

初めての自己所有物件で、オープンを迎えたのが
平成8年2月でした。
大きな借金もあったので予想売上をクリアしないと
いけなかったのですが、スタートダッシュは失敗で、
目標外の売り上げでした。
お客様の声を聞くと、駐車場が停めにくいとの声が
多くありました。
横長とはいえ変形な土地のために駐車場を上手に取れてい
なかったのです。
私はある秘策が思い浮かんだのでした(o^^o)。

今月はここまでとします!

最後まで読んでくれてありがとう。
コメント
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