小湊鉄道でのんびりした雰囲気を楽しむあまりに、私自身ものんびりとしてしまい月崎駅で既に11時を回ってしまった。本来は月崎を遅くとも10時に出発して御宿のドン・ロドリゴ漂着海岸に行く予定だったが、このペースでは大多喜に着くのが3時を過ぎてしまう。仕方ないので今回は御宿をあきらめよう。次回のお楽しみだ。
さて、大多喜に到着してみると乗車予定のいすみ鉄道の時間まで約30分ほど時間がある。先につげ義春の西部田村事件の舞台を訪ねてみよう。地図上では大多喜病院を確認できたが、その他の神社や患者がはまった川原については良く分からない。車でふらふらしていると、発見!西部田村事件の舞台ではなくtass師匠の写真で一度訪れてみたかった、田んぼの中の小さな祠。そうか、こんなところにあったのか。
田んぼの中の小さな神様
結局、西部田村のバス停は見つかったが、恵比寿楼は発見できなかった。徒歩での探索ならば見つかったのかもしれないが、車からの捜索ではやはり見過ごしてしまったか。ここでモタモタしていると大多喜乗車の列車に間に合わない。ここも次回のお楽しみだ。
今回はきすけもはじめて大多喜に連れてきてもらったぴ
さて、さて、この日の大多喜駅はにぎやかである。私の乗車予定の列車はぽっぽや体験のお客さん乗せて2両編成で到着。ぽっぽや体験のお客さんは大多喜で降りるのでここで1両切り離しだ。目の前で切り離しの作業にお客さんも興味津々。私も興味津々だ。目の前で作業を見られたのはラッキーだった。
大多喜駅はぽっぽや体験でお客さんがたくさん
列車の切り離し。初めて見た。
今回は開運フリー切符を買って、とりあえず上総中野まで乗車。あの田んぼの中の小さな祠は列車からも確認できた。沿線の菜の花黄色いじゅうたんを楽しみつつ、東総元に到着。私がいすみ鉄道の中で唯一肉眼での確認ができていなかった駅だ。ここは折り返しで降りるとしてまずは上総中野まで。
上総中野駅にたたずむいすみ鉄道
かえるの会って何??
上総中野ではかえるの会と言う看板を発見。かえるの会とは一体何?例の白衣のおじさんからアッツイ、アッツイお茶をいただいて、折り返しの列車に乗って東総元で下車。例のおみくじをやってみたかったのだが、家族連れが楽しんでいたので、おっちゃんは遠慮して写真を撮ってレンゲ祭り会場を通り過ぎ、馬鹿ちゃんラーメンに向かった。
東総元の新しい待合室
東総元付近の踏切
ここもやっぱり菜の花満開
大多喜を訪ねる旅は楽しいが、食事では痛い目にあうことが多い。果たしてやっているだろうか?という不安もあったが、流石に国道沿いのラーメン屋。お昼ちょい過ぎの時間で車やバイクで訪れる人が多く、ほぼ満席状態。ねぎ味噌ラーメンを注文したが、うま辛のスープ。ラーメン以外にもチャーハンや定食もやっていて意外とメニューは豊富だった。しかも主要価格帯が500-700程度とお手ごろ。今度大多喜で食に迷ったらここだなと思いつつ、私の大多喜の原点久我原駅に向かう。
低価格でメニューも豊富な馬鹿ちゃんラーメン
最寄り駅は久我原
ねぎ味噌ラーメンをラー写した