こんな日だったね

子供2人は独立。夫と2人暮らしも早13年。元気な猫も1匹。アラフィフで、パート始めました。そんな毎日です。

着物あとさき。

2011-06-15 17:06:18 | 本の話
数年前に買った「着物あとさき」。
青木 玉さん著、です。


当時、あまり読む気にならず、ほったらかしだったのですが
久しぶりに手に取ってみたら、これがおもしろくって。


玉さんのお母さん、「幸田 文」さんが残された
着物や帯、白生地を染め変えたり、仕立て直されたりして
ご自身が着たり、娘の「青木 奈緒」さんが着たりされています。


「幸田 露伴」の羽織を仕立て直した話も出てきます。
とても良い生地だったそうですが
昔の和服は、今とは比べものにならないほど、
モノが良かったのでしょうね。


何より心惹かれたのが玉さんの、着物の着方!
実に美しく、きちんと着られています。


わたくしごときが、畏れ多いのですが
いわゆる「着付け教室」で着方を習うと
年齢によって、衿の詰め加減を変えるように言われます。


年をとったら、衿はゆるめに、とか。
でも、私個人の好みなのですが、
襟元がゆるいのは、だらしなくて好きではありません。


衿を詰めて着ると「若ぶっているようにみえる」
と言われたこともありますが
そこは譲れません^^;


玉さんの着方は、とても素敵なのでした^^

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2 コメント

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Unknown (ジョンチャン)
2011-06-26 15:07:38
以前、青木玉さんの「小石川の家」がウチにあって、読んで、こんな暮らし方もあるのだな~って、思いました。

詳しくは、忘れてしまったけれど、凛としたすがすがしい印象の本でした
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読みましたよ~^^ (すもも)
2011-06-27 06:56:52
ジョンチャンさま。

「小石川の家」、わたしも読みたくって
図書館の書庫から出してもらって読みました。
祖父、幸田露伴との生活も描かれていて
とても興味深かったです
最後の、お母さんが亡くなられたところは
自分の母が亡くなったときと重なって号泣でしたねー
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