こんな日だったね

子供2人は独立。夫と2人暮らしも早13年。元気な猫も1匹。アラフィフで、パート始めました。そんな毎日です。

着物あとさき。

2011-06-15 17:06:18 | 本の話
数年前に買った「着物あとさき」。
青木 玉さん著、です。


当時、あまり読む気にならず、ほったらかしだったのですが
久しぶりに手に取ってみたら、これがおもしろくって。


玉さんのお母さん、「幸田 文」さんが残された
着物や帯、白生地を染め変えたり、仕立て直されたりして
ご自身が着たり、娘の「青木 奈緒」さんが着たりされています。


「幸田 露伴」の羽織を仕立て直した話も出てきます。
とても良い生地だったそうですが
昔の和服は、今とは比べものにならないほど、
モノが良かったのでしょうね。


何より心惹かれたのが玉さんの、着物の着方!
実に美しく、きちんと着られています。


わたくしごときが、畏れ多いのですが
いわゆる「着付け教室」で着方を習うと
年齢によって、衿の詰め加減を変えるように言われます。


年をとったら、衿はゆるめに、とか。
でも、私個人の好みなのですが、
襟元がゆるいのは、だらしなくて好きではありません。


衿を詰めて着ると「若ぶっているようにみえる」
と言われたこともありますが
そこは譲れません^^;


玉さんの着方は、とても素敵なのでした^^