ふくまめ

高校野球応援記

卒業式

2010-03-26 | 学校の日

気が付いてみたら、春だったんですね。
夜が明けるのが早くなった気がします。
ちょっと前までは父が家を出る5時半は真っ暗だったのに、
今は白々していて、鶯の声も聞こえます。

24日は1号の卒業式でした。
せっかく前日に東京で桜の開花が発表されたのに、
当日は別れを惜しみように冷たい雨・・・
夕方にはなんとみぞれになってしまいました。


式はなんとも温かなムードで終始行われました。
卒業証書を授与する前に【自分の将来の夢】をスピーチするのですが、
1号は
「社会が好きなので、将来中学校の先生になりたいです。
そして、H先生のような明るく面白いクラスを作りたいです。」
と言ってました。
(H先生はそれを聞いて、『もう少しで涙が出そうだった』そうです。)

H先生には2年間本当にお世話になったもんね。
どんなに「ありがとうございました」と言っても足りないくらいです。


そのあと、6年全員で合唱・呼びかけ、それに答えての5年生の呼びかけ
そして全員で大合唱・・・
すばらしかったです。

最近では『仰げば尊し』とか『蛍の光』とか歌わないんですね。
『心の中にきらめいて』『明日の空へ』『旅立ちの日に』を歌ってました。
難しい歌で、2月下旬からは音楽の先生がかかりっきり。
最後の授業参観のときにちょっと聞かせてもらったのですが、
曲を聴いたとき、もう泣きそうになってしまいました

 

なので式当日は、
泣いちゃうかな~って覚悟して行ったのですが、
なぜだか涙は出ませんでした。
H先生は涙もろいのですが、必死にこらえていたので式では出ず、
教室に帰った後、大泣きしたそうです。
当然クラス皆も大泣き。当然1号も
「絶対、同窓会開こうね」と皆で約束したそうです。


1号は皆とは違う学校に通うことになります。
(70人中6人が違う進学先になりました。)

この仲間とは、本当にお別れです。
この先生で、このクラスでよかった!
そう思いながら、学校を後にしました。


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