山梨から金沢から運転中にひときわ目立つ気になる岩がありました。
奥飛騨郷を流れる高原川沿いに，杖石と言う巨岩がそびえています。
高さは約70m，周囲は約250m，下から見上げるとなかなか立派な姿をしています。
杖石には幾つかの伝説が伝えられています。その一つは，弘法大師にまつわるもの
です。大師がこの地を訪れたとき，雨があがったので杖を地面に突きたてお経を唱える
と，杖がみるみるうちに大きな岩になったと言う言い伝えです。
もう一つは，武蔵坊弁慶にまつわる伝説で，杖石を弁慶の屹立する男根に見立て，頂
上の弁財天はそれを癒すための祠とする陰陽伝説です。
実際に岩にも登れるみたいなので、貴重な一枚岩をご覧ください。