福井7人の工芸サムライ

福井県にある国指定7つの伝統的工芸品の職人やモノづくりや産地、福井にまつわる事がらをご紹介します。

織りネームの産地、福井。機場→hatabaへ

2018-07-26 20:27:13 | ブログ

福井は織りネームの産地でもあります。

福井県坂井市丸岡町は、一流メーカー商品の織ネーム(タグ・ワッペン)や、織テープなど全国の7割を生産していると言います。

 

最近は、コンピューターの性能が向上するに伴い、画像や図柄などの処理がより細かく出来るようになり、人物や色鮮やかな複雑な花などを織物で再現できるようになりました。
また、高級美術織物も成功し、美人画景勝地がデザインされた「お土産」や「カレンダー」など越前織として、販売しております。
「越前織」はきめ細かい風合いが特徴で、名刺や賞状、しおり等様々な商品として実用化されています。
http://www.echizenori.jp/tokuchou/

しかし、全盛期の10分の1ほどの市場は落ち込み

産地の危機に陥っています。

 

そこでオープンファクトリーとし、

一般解放した工場へお邪魔しました。

 

20台以上の機織り機があるのですが、

残念ながらフル稼働する日が来ることは難しいかもしれません。。

 

 

この壁面は美しいですね。
カフェもできたら素晴らしいオープンファクトリーになるでしょうね。

 


伝統工芸の弟子入り体験メニュー。

2018-07-25 21:03:44 | 福井7人の工芸サムライ

福井7人の工芸サムライ

弟子入り体験メニュー

 


【越前箪笥】

・手作りオリジナル時計作成 


【越前和紙】

・風鈴づくり
・手すき和紙体験

 

 

【若狭塗】

・箸研ぎ体験

【若狭めのう細工】

・アクセサリー作り

越前焼

・電動ろくろ

・絵付け


若狭町でのイベント

2018-07-21 22:24:27 | 福井7人の工芸サムライ

無事7月16日に大盛況のうちに終了しました。

職人体験は、また次回もしたいという嬉しい町民の声もあり

近いうちに若狭町で開催できそうです。

場所は熊川宿。

福井の伝統のある場所で伝統工芸のイベントをする。

まさに福井の伝統の贅沢です。

熊川の宿は、若狭から京都を結ぶ重要な宿場で、特に天正17年以来発展を続けました。奉行所番所・お蔵屋敷の跡が残り、情緒あふれる街道沿いには、昔ながらの用水路が流れています。豊臣時代から藩政末期におよぶ古文書・御用日記なども保存されています。熊川宿は、重要伝統的建造物群保存地区に選定され、往年の繁栄を偲ぶ町並みが保存されています。
平成27年に熊川宿を含む鯖街道が「~御食国若狭と鯖街道~」として日本遺産に認定されました。 


    日刊県民福井、福井新聞様に掲載されました。

    2018-07-02 21:18:10 | ブログ

    日刊県民福井様、福井新聞様に掲載されました。】

    県内の伝統的工芸品を集めた「福井七人の工芸サムライ展」が、若狭町市場のパレア若狭で開かれている。

    七月十六日まで。入場無料。火曜休館。

     若い世代に地域の工芸技術に関心を持ってもらおうと、鯖江市の眼鏡フレーム素材商社キッソオの熊本雄馬さんが発起人となって企画。県内の国指定伝統的工芸品七品目(越前和紙、越前たんす、越前漆器越前焼、越前打刃物、若狭塗、若狭めのう細工)の創作をリードする若手七人の作品や愛用の道具など二百五十点を展示している。

     会場を訪れた若狭町鳥浜の陶芸家清水康江さん(42)は「工芸品展は嶺北が中心。こちらで一堂に会して見ることができる機会はあまりない」と話し、熱心に作品に見入っていた。

     会期最終日には、職人らが指導する工芸体験教室を予定している。