神戸電鉄の踏切で線路に置き石をして電車の運行を妨げたとして、兵庫県警長田署は29日、威力業務妨害の疑いで、神戸市長田区に住む無職の男(80)を逮捕した。同署によると「電車が石をひいたら割れるのか気になった。妨害するつもりはなかった」と話し、容疑を一部否認している。
逮捕容疑は28日正午前、同市長田区房王寺町3の踏切内で、線路のレール上に石を二つ置いた疑い。同署によると、新開地発三田行き準急の男性運転士が石を見つけたといい、ともに約6センチ程度の大きさだったという。男は線路にあった石を置いたと説明し、車体や乗客への影響はなかった。
同署によると、防犯カメラの映像などで男を特定した。同じ踏切では約3時間前の同日午前9時前にも同様に線路に置かれた石が見つかっており、同署は関連を調べる。
神戸新聞NEXT/神戸新聞社
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