覚醒剤を含んだ固形せっけんを密輸しようとしたとして、門司税関は24日、関税法違反(禁制品輸入未遂)の疑いで、住所不定で自称建設作業員の松藤龍人容疑者(23)と福岡県太宰府市の職業不詳の男(19)を福岡地検に告発した。
共同捜査した福岡県警が5~6月に覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕していた。税関はせっけん内の覚醒剤含有量を約1キロ(約7千万円相当)と試算している。
告発容疑は4月下旬に何者かと共謀し、タイから覚醒剤を含むせっけん計24個を発送し、羽田空港から密輸しようとしたとしている。
税関によると、新福岡郵便局(福岡市東区)に荷物が到着した際、検査した門司税関職員がせっけんに覚醒剤が入っていることを発見。 県警と捜査を続けてきた。せっけんはタイで一般的に市販されている商品と色や形が酷似していた。
産経新聞
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