佐賀市は16日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン1680回分を廃棄処分すると発表した。市内の一つの医療機関で不適切な管理があり品質が保証できないため。廃棄分は市の在庫から補充するとしており、接種計画に直ちに影響はないという。
ワクチンは5~15日、零下60度以下の超低温冷凍庫から医療機関に送付。到着後は本来、冷蔵庫(2~8度)で保管しなければならないが、医療機関が誤って冷凍庫に入れた。
到着時はワクチンが凍った状態だったため、冷凍庫で保管できると判断したという。市は「医師会と連携して再発防止を図る」としている。(米村勇飛) 西日本新聞
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