JR京都駅(京都市下京区)で5日不審物が見つかり、琵琶湖線などで行っていた運転見合わせで、JR西日本は影響人員を約8万5千人と発表した。
JR西によると、同線のほかに京都線、湖西線、奈良線、嵯峨野線の上下線で約1時間半運転を見合わせ、計80本が運休。計97本に最大約102分の遅れが生じたという。午後6時以降は通常通り運行している。
京都府警下京署によると、同日午後4時20分ごろ、同駅に到着した湖西線近江舞子発京都行の普通電車(6両編成)の網棚にリュックが置いてあるのを乗客が発見。連絡を受けた乗務員が確認したところ、リュック外側に手書きで「四塩化一黄酸」という文字が書かれていたため、不審物の可能性があるとして110番したという。
リュックの中には衣類が入っており、危険性はなかった。同署は故意ではないとみて、遺失物として持ち主に返還したという。
産経新聞
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます