東京都渋谷区のアパレル店で約500万円相当の商品を盗んだなどとして、警視庁捜査3課は20日、窃盗と建造物損壊などの疑いで、いずれも住居不定、無職、19歳の男3人を再逮捕した。捜査3課は認否を明らかにしていない。3人は6都県で相次いだ強盗事件などに関与したとみられ、1月以降に渋谷区神南で起きた貴金属店の窃盗事件や北区赤羽北のマンションであった強盗傷害事件などで警視庁に逮捕されていた。
再逮捕容疑は、3人は共謀し、1月5日午前5時20分ごろ、渋谷区神宮前のアパレル店のドアガラスをハンマーのようなもので割って侵入。衣類やバッグなど約50点(販売価格計約500万円相当)を盗んだほか、同月4~5日早朝、中央区銀座のブランド品買い取り店の外壁ガラスを計2回、壊したとしている。
捜査3課によると、いずれも同じワゴン車で現場を訪れていたが、車は男のうち1人の父親名義だったほか、防犯カメラ画像などから男らの関与が浮上した。
3人は昨年11月28日~今年1月14日に東京や神奈川、千葉、埼玉、栃木、茨城の6都県の貴金属店などで起きた16件の強盗や窃盗事件などに関与した疑いがある。
3人の携帯電話を解析した結果、「イヴ」や「山田」と名乗る指示役と、通信アプリ「シグナル」上のグループチャットでやり取りしていたことが判明。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます