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フジワラのかたまり

転勤・転居5回、転職3回という流浪経験を経て、いま、起業したいと妄想する30男の雑多コラム。

面白いけど、巨人はあいも変わらず?!

2006-02-14 18:57:43 | 2006年のプロ野球

日本プロ野球もキャンプインしてから、早2ヶ月。覇権奪回、チーム再建に向けての話題が続出すべき、巨人のキャンプで、こんな珍事件(重大事件?)、面白い記事が出ていた。

発端は1軍のアップ終了後だった。原辰徳監督(47)とこの日、視察に訪れた400勝投手の金田正一氏(72)がベンチ前で談笑。そこに通りがかった内海哲也投手(23)に原監督が「この人、誰か知っているか?」と尋ねると、内海は「はい、金村さんです」と即答したのだ。慌てた同監督は助け舟を出すつもりで「何勝したんだ?」と聞くと、今度は「300何勝ですよね」。直後に指揮官は「教育し直します」と言うや否や、内海の頭をポカリ。この光景に堪忍袋の緒が切れたのが当の金田氏ではなく、広岡氏だった。≪引用≫ (2/14スポーツニッポン) - goo ニュース

今の選手は、そりゃ知らないでしょう。いかに、偉大な400勝投手金田正一とはいえ、ここ数年、テレビで昔のビデオでも使われたことがありますか。ほとんど公の場にカオを見せていないわけだし、球界人との交流も、“たかが選手”(BY渡辺恒雄会長言より)が出席するようなところに、この偉大なOBが出てくるわけがない。
とはいえ、世渡り術でいえば、『400勝もする秘訣は?』などとおべんちゃらのひとつも言える応用力は必要かも。何より、今年は、話題は関西復帰の清原、メジャーリーガー・イチローのバファローズにさらわれているわけで、やはり、このようなアドリブ、機転が利かない選手が多いのも、野球人気低迷の要因なのかも。 

 


2006年タイガースの注目は鳥谷

2006-02-01 23:40:35 | 2006年のプロ野球

マスコミ露出では、バファローズに遅れをとることになりそうなタイガースだが、それは昨年優勝したことによる安心感もある。それゆえに、【06年型の先発オーダー】が興味の中心。早々に、シーツの2番起用を打ち出したのに続いて、今度は鳥谷の一番起用案が出てきた。
岡田監督が連覇へ秘策、鳥谷1番赤星2番 (2/1大阪日刊スポーツ) - goo ニュース

正直、鳥谷に1番の適正があるのか不明。また、2番赤星というのも、イマイチピンとこない気もする。入団時から将来のクリーンアップ候補とされたわけで、昨年も本来は“7番打者”といわれていただけに、この岡田構想の真意は疑わしい。実際問題としては、何より優先課題は、3割バッターへの進化・実績作りということに尽きる。

フジワラとしては、シンプルに【1番赤星】のオーダーが正解。あとは、オープン戦での成績を見ながらで、鳥谷の打順の決定、2番か6番かを決めるのがいいのでは。【3割バッターへの予感】が高まるならば、シーツを2番にして、鳥谷6番。打撃の進化が薄いようならば、2番のままでいいのでは。
目立った新戦力加入なし、連覇のできないセ・リーグではあるが、外野の浜中復活とあわせ、鳥谷の成長があれば、それだけで戦力アップ。あとは、金本、今岡のケガさえなければ、タイガースの2006年は9月まで楽しませてくれるだろう。
※別に優勝する必要はない。


2006年も、巨大戦力、巨額年棒選手で戦う、読売巨人軍

2006-01-21 01:03:18 | 2006年のプロ野球
やはり、読売巨人軍は、読売。
またもや、読売が潤沢の軍資金を背景にしての“大砲”獲得を実現してしまいよった。
巨人李誕生、1年契約総額2・1億円 (日刊スポーツ) - goo ニュース

FA選手、豊田、野口の補強は、『投手余り』になるだけのことで、自業自得のことであったが、この李選手の場合は、マリーンズは沈黙しているが、引き抜き・強奪の印象。振り返ってみれば、江藤をライオンズにもっていかれたのも計算済みとも思えるのは、勘繰りすぎか。とにかく、一塁手が手薄になり、未知数ディロンしかいないのではどうしようもなかった、とはいえ、ここ数年の江藤の成績を考えれば、引退を口にするか、FA宣言を期待していても不思議ではなかった。(江藤選手ごめんなさい、フジワラはあくまでも来季の江藤選手に期待しています。)

2004年の【ペタジーニ⇔清原】の一塁手戦争のような、共倒れ状況の再現を期待したくなるが、今回の場合は、両方を使うということも可能だとか。新外国人のディロンはセカンドも守れるということだし、またライトの由伸がまともに1シーズン働ける保証がないのも事実で、原監督の采配、起用方法次第では、正に最強チームになる可能性も。タイガース岡田監督は、どんなに巨人が積極補強しようとも、『巨人には負ける気がしない』と、強気なことをいっていたが、果たしてどうだろうか。

ガンバレ、智。期待しているゾ、ライオンズ江藤。

2006-01-06 19:07:02 | 2006年のプロ野球
清原、ローズ、元木と、高給取りのベンチ要員が次々と巨人を去ったのに続き、FAで巨人入りした、元本塁打王の江藤も、巨人を去ることになった。
巨人の金にモノを言わせた、“無分別補強”の清算は、これで終了しそうだ。
西武、巨人江藤獲得!伊東監督が大砲熱望 (日刊スポーツ) - goo ニュース

とはいえ、本人的には、巨人の一員として、2006年シーズンの巻き返しを考えていたようで、戸惑いのほうが大きい様子。巨人の一員として、350本塁打達成、あと1本のホームランを打つことだけに集中していたのか。また何より、本人にとってのショックは、FA選手の人的補償としての、ライオンズ移籍ということか。

ひとりの野球ファンとしては、35歳というベテランの領域に入ったとはいえ、まだまだ働ける選手。特に、カープでの同僚、タイガース・金本選手がバリバリに4番を勤めていることを考えれば、レギュラーとして活躍できるはずだし、それだけのポテンシャルを持っているはず。
長年の控え要員、代打要員として扱われたコトを払拭し、再度、モチベーションをアップして、存分な活躍を期待したい。

2006年タイガースへの期待と不安

2006-01-02 02:16:31 | 2006年のプロ野球
2006年のプロ野球は、関西人・阪神ファンにとっては過度な期待が高まる。とにかく、関西のマスコミでは、2005年シーズンの振り返っては、“常勝軍団誕生”と賞賛し、浮き上がっているのが関西。
で、これらのマスコミの賞賛に気を良くしてのことか、マスコミへのリップサービス・話題提供半分、巨人への批判、「巨人恐れるに足りず」の発言が気にかかる。巨人への警戒心がゼロということはなく、去年同様に“お得意様”にしておきたいとの願望も入っているのだろう。来季の巨人投手陣はとにかく“分厚い”。もともとがポテンシャルの高い選手を集めているだけに、チームにまとまりができたら、チーム内の不協和音が消え、個々の選手の役割分担が機能していけば、強いのは間違いない。
とにかく、タイガースは2005年に“勝ち続ける”という経験をつんだことにより、従来の“ダメ虎”といわれた【負け癖】を一掃した。とはいえ、強力リリーフ陣JFK頼りの投手陣、説得力ある長打力に欠ける打線を考えると、『常勝軍団』なる形容詞は、調子に乗りすぎと思われる。

井川の復調、浜中のレギュラーへの完全定着、杉山投手以下先発投手の成長、鳥谷の打撃開眼・・・・。

タイガースのオフシーズンは、超楽観論的な若手選手の急成長・大活躍予想の積み重ねを前提にした戦力分析により、強い戦いぶりを期待する楽しさに満ちた時間だ。岡田監督いわくは、2006年の戦い方として、JFKの3人をフル稼働させる試合の減少、杉山投手以下の先発が7回まで投げきるカタチを描いている。これが、シーズン当初より実行していけるか否か。また、負けが込んできたときにも、マスコミ世論の声を気にせず、先発が完投する試合をどれだけ増やしていけるか、常勝軍団と呼ばれるための絶対条件。

いずれにしても、タイガースは、投手力を中心にした“派手さのない”試合巧者を目指し、勝ち続けることにより、ファンの支持を獲得し続けようということだろう。しかし、これでは物足りない。1985年のタイガース優勝を知るファンとしては、巨人を相手にボコボコに打ち負かす、タイガースであって欲しい。
だから、中村紀洋、清原が並ぶ、オリックスバッファローズに期待しよう。