加東市議会議員・藤尾潔の出る杭日記

出ない杭は地面で腐食します。杭を打つ手も結構しびれているはず。
打たれないような杭では使い物になりません。

みちのく一人旅①

2013-12-20 03:24:00 | Weblog
年に一度行くと決めているので強行軍で巡回しています。(年の瀬ですが…)
福島県いわき駅に高速バスで到着後 レンタカーでしばらく走ると

このように手付かずの状態です。1000日たっても。建物も推して知るべしなのですが、あまり「荒れているおうち」の写真をアップするのは失礼だと思いますので・・・
ただ、去年このような状態だったところが、大分人の手が入るようになっていました。この地域の状況も改善していくことを祈るばかりです。

その原因の建物。10キロ圏内まで立ち入ることが可能になりましたので、肉眼ではっきり見えます。スマホカメラではこれが限界ですが。
町の防災無線が「この地域に立ち入れるのは午後3時までです。3時までに町内からすみやかに退去するように」と告げています。




二本松 戒石銘碑と二本松少年隊。 
城門のところに「お前の頂いている俸禄は 民の汗であり脂である。民を虐げることはやさしいが、天を欺くことはできぬ」と書いてあります。藩士は毎日これをみて登城します。


宮城県に入り岩沼市役所に行くと、元加東市職員が元気に働いていました。
新聞報道では見ていましたが、課のみなさんが口をそろえて「本当によく助けていただいています~」と言っておられたので 日々元気に働いているのでしょう。




夕食は、名取市の復興仮設商店街 閖上さいかい市場 へ。
閖上地区は、名取市の海岸沿いの地区で、津波により壊滅的な打撃を受けました。3月11日は学校の卒業式、終わったあと子供たちが校舎の3階に避難した様子などはよく報道されました。
住民の間で、「現地に戻りたい」「集団移転に応じる」いろんな考え方があり、なかなか復興が進まなかった地域でもあります。(店の人の話だと、やっと危険地域の指定などが行われたそうです…ここから、国による土地の買い上げなどが始まります。進んでいる地域などは集団移転がすでに事業化されています。)
「まわりからこれだけ応援してもらっているのだから 絶対成功させないと」との店主の声に 復興を信じてやみません。


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