昨日から3月定例議会が始まりました。例年、予算上程のあるこの日は会議時間が長くなりますが、昨日は8:30くらいまで会議をしました。8:54分から、12月に収録したなんでも鑑定団の放送があったので、気になっていた方はギリギリだったでしょうか。私の家はCATVに加入できないので、はじめから見ることはできなかったのですが。
本年度の予算は、予算委員会を設置してそちらで審議をすることになるので詳細はその時に書かせていただきます。今回は任期最後の予算審議でもあるので、自分で委員長に立候補したところ、特に異論も出なかったので委員長をさせていただくこととなりました。議長選の時もこのような雰囲気にならないものかなあ、と考えたりしますがそうは問屋が卸さないでしょう。
立候補した理由の一つは「だらだらした説明の排除」です。委員たる者、資料は熟読してから会議に臨んでおりますので、議場で資料を朗読して説明されたりすると時間がもったいなくて仕方がないと思います。冗長な説明には、委員長の職権で注意しようとさえ思っています。簡潔な説明を求めていく点では小川副委員長とも意見の確認をしたので、しっかりやっていこうと思っています。
(私がプレゼンをしたとき、時間超過になることがあることは棚にあげておきます。)
今回は委員長に立候補するつもりだったので、委員会での質疑はできませんから、本会議において「庁舎の基本設計」の文字について「建設ありきでなく、是非を判断するための材料ですね」と確認したところ市長より「あくまで是非を判断するための基本計画」との答弁もいただきました。市長の顔を見ると苦笑いをされていたので、「しつこいなぁ」と思われていたのかも知れませんが、なし崩しに進められることだけは避けなければなりません。
さて、昨日一番紛糾したのは水道料金の不納欠損処理で、詳細は二つ下の「産業建設常任委員会が終わってからすっきりしない」で書かせていただいた通りです。
昨日上程された水道分の約470万円のうち、倒産や海外への転居等、やむを得ないものもあります。ただ、当局が自ら認めたように、約150万円(2件)は当局の徴収のあり方が不適切であったために時効を迎えたものです。そのようなものを、なぜ善良に納めている市民の水道会計から負担しなければならないのか。
そして、市も「不納欠損で落とします」というだけで、今回の市の落ち度にどう決着をつけたのか、という話が全然ありませんでした。議会審議でも「関係者の処分もない」「職員が弁済すべき」という声が出ました。厳しいことを申し上げているようですが、地方自治法第243条で書かれている「違法若しくは不当に公金の賦課若しくは徴収若しくは財産の管理を怠る事実」に該当する可能性が高いことを考えると、当然のことだと思います。
今回、私は「このような議案に賛成するなら、議員として今後滞納を適切に徴収しろなどと言うべきではない」という反対討論を行い、その後3名ほど反対討論があったでしょうか。
採決の結果、賛成は5人くらいだったでしょうか、かなりの大差での否決となりました(賛成者の賛成討論はありませんでした)。
市議会として、滞納には断固たる対処を行うべきであるという意思表示であり、良識を示せたものだと思います。
本年度の予算は、予算委員会を設置してそちらで審議をすることになるので詳細はその時に書かせていただきます。今回は任期最後の予算審議でもあるので、自分で委員長に立候補したところ、特に異論も出なかったので委員長をさせていただくこととなりました。議長選の時もこのような雰囲気にならないものかなあ、と考えたりしますがそうは問屋が卸さないでしょう。
立候補した理由の一つは「だらだらした説明の排除」です。委員たる者、資料は熟読してから会議に臨んでおりますので、議場で資料を朗読して説明されたりすると時間がもったいなくて仕方がないと思います。冗長な説明には、委員長の職権で注意しようとさえ思っています。簡潔な説明を求めていく点では小川副委員長とも意見の確認をしたので、しっかりやっていこうと思っています。
(私がプレゼンをしたとき、時間超過になることがあることは棚にあげておきます。)
今回は委員長に立候補するつもりだったので、委員会での質疑はできませんから、本会議において「庁舎の基本設計」の文字について「建設ありきでなく、是非を判断するための材料ですね」と確認したところ市長より「あくまで是非を判断するための基本計画」との答弁もいただきました。市長の顔を見ると苦笑いをされていたので、「しつこいなぁ」と思われていたのかも知れませんが、なし崩しに進められることだけは避けなければなりません。
さて、昨日一番紛糾したのは水道料金の不納欠損処理で、詳細は二つ下の「産業建設常任委員会が終わってからすっきりしない」で書かせていただいた通りです。
昨日上程された水道分の約470万円のうち、倒産や海外への転居等、やむを得ないものもあります。ただ、当局が自ら認めたように、約150万円(2件)は当局の徴収のあり方が不適切であったために時効を迎えたものです。そのようなものを、なぜ善良に納めている市民の水道会計から負担しなければならないのか。
そして、市も「不納欠損で落とします」というだけで、今回の市の落ち度にどう決着をつけたのか、という話が全然ありませんでした。議会審議でも「関係者の処分もない」「職員が弁済すべき」という声が出ました。厳しいことを申し上げているようですが、地方自治法第243条で書かれている「違法若しくは不当に公金の賦課若しくは徴収若しくは財産の管理を怠る事実」に該当する可能性が高いことを考えると、当然のことだと思います。
今回、私は「このような議案に賛成するなら、議員として今後滞納を適切に徴収しろなどと言うべきではない」という反対討論を行い、その後3名ほど反対討論があったでしょうか。
採決の結果、賛成は5人くらいだったでしょうか、かなりの大差での否決となりました(賛成者の賛成討論はありませんでした)。
市議会として、滞納には断固たる対処を行うべきであるという意思表示であり、良識を示せたものだと思います。
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