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Performance Engineering

MR-S 1ZZターボ製作 Part1

2014-11-13 01:07:05 | エンジン ZZ系
Link G4+ Stormの動作確認が済んだので後は普通に降ろしてエンジン製作に入ります。


MR-Sのエンジンを降ろすのは結構簡単。ドライブシャフトを外すのが面倒な程度。補器類を外して、台車等に乗っけておいて車を上げると


終了。クラッチ交換の場合にもMT単体で降ろすよりエンジンごと降ろした方が楽な気がします。


ヘッドカバー取り外し。スラッジ無し、オイル焼け中程度、まあ距離相応。


シリンダー綺麗。


クランクも綺麗。


親メタル、当たりがつき始めてる程度w


燃焼室。カーボン少な目。


ヘッドの分解開始


吸気ポート、結構カーボンが堆積してます。ブローバイガスと、オーバーラップの吹き返しが原因と思われます。まあ、正常です。


ヘッド洗浄後。奥が吸気ポート。MR-Sのエンジンはシートリング圧入では無く、レーザークラッドという加工方法で鉄系の合金を盛ってあります。この工法のメリットは大きいのですが、1ZZでは若干の不具合が発生している物を見かけます。今回は問題なし。

純正状態だとバルブシート奥に結構な段付があります。


段付修正のみでは無く、気合を入れて形状変更を行います。


最近のNAをターボ化するのは結構面倒でして


燃料タンクを降ろして


燃料ポンプASSYを取り外し&分解、ここに燃圧レギュレーターが入っており、常時定圧でエンジンに送ってます。その為、ブーストが掛かった状態だとマニホールドとの差圧が少なくなり、インジェクターの実質噴射量が大きく低下してしまいます。


S社よりターボ化用の部品が出ているのですが、何故か前期用となっており、適合が不確かなのと、構造を見たところ改造で問題無いのでレギュレーターを廃止して対応します。ガソリン臭くなるのも御免ですし。

続く


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
1ZZのターボチューニング (静岡県に住んでいます)
2018-05-20 23:45:04
楽しく読ませていただいています。
MRSのターボチューニングに興味がありますが
ブログと同じチューニング内容だとどの位の費用がかかりますか?
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