酉の市とはおおとり神社(おおとりの漢字変換が出来ません)の祭礼の日で十一月の「酉の日」に縁起物の露店が並ぶ縁日のことを言います。
今年の酉の市は11月の8日が「一の酉」で昨日の20日が「二の酉」の日でした。年によっては「三の酉」もありこの年は火事が多くなるという言い伝えがあります。
酉の市では「熊手」が露店で売られこれを求めて多くの人が集まります。熊手は物を搔き集める仕草から「福人つけて福を入れる」や五合升をつけて「増々(ますます)繁盛(半升)」などといい華やかな縁起物として作られるようになりました。
浅草のおおとり神社は酉の市発祥の地で「大和武尊」が東夷征伐の際、戦勝を祈願し武具である熊手をかけて戦勝を祈りお礼参りをしたその日が11月の酉の日だったのでおおとり神社の祭礼の日と定め酉の市が誕生したと言われているそうです。
新宿の花園神社でも酉の市が行われます。別名「おおとり祭(おおとりまつり)」とも言い、始まりは江戸時代のようです。関東三大酉の市の一つです。三大酉の市とは浅草おおとり神社、新宿花園神社、府中大國魂神社の酉の市を言います。
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