雨を境にして今日の最高気温は久々に30℃を割りそうな気配です。
秋に向けて野山の植物は変化しはじめています。そんな中から今日の花はスベリヒユ、カントウヨメナ、センニンソウです。
スベリヒユ
スベリヒユ科スベリヒユ属の多年生植物で普通にどこでも生えている雑草です。
農家では畑作の害草として嫌われていますが実はωー3脂肪酸を多量に含む植物として知られ、山形県と沖縄県では山菜や食用とされているそうです。また、トルコやギリシャでも炒めたりサラダにして食べているようです。庭先にも生えていますから興味のある人は食べてみてはどうでしょう。ただし自己責任でお願いします。
マツバボタンは同種の植物です。
カントウヨメナ
キク科シオン属のカントウヨメナはヨメナの変種で関東以北に分布している野菊の代表格です。
同じ野菊の仲間のユウガギクとよく似ていて区別をつけるのが難しいようです。もしかするとこれはユウガギクかも知れません。慣れた人は葉っぱを触って区別がつくようです。
センニンソウ
キンポウゲ科センニンソウ属の蔓性半低木です。痩果につく綿毛を仙人の髭に見立てたことから付けられた和名です。
別名で 「ウマクワズ」という呼び方が有りますが、馬や牛が絶対に食べないという有毒植物です。園芸店で改良されたカザグルマやクレマチスを手に入れることが出来ます。
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