ふうちゃんのお城ブログ

お城巡りについての記録、城郭検定試験の体験談

第46回ふうちゃんのお城ブログ 現存の三階櫓

2022-03-14 16:23:42 | 城郭検定

江戸時代から残る現存の三階櫓12あります。

前回(第45回)では

明石城の巽櫓、坤櫓

弘前城二の丸辰巳櫓、未申櫓、丑寅櫓

について触れました。

第45回ふうちゃんのお城ブログ 明石城と弘前城の三階櫓 - ふうちゃんのお城ブログ (goo.ne.jp)

今回は残りの7つの御三階櫓をわたしが撮影した写真で紹介します。

江戸城富士見櫓です。

わたしが最も好きなお城です。

この写真をわたしのZOOMのバックにしています。

ZOOM会議で自己紹介をするき冒頭で

「この写真のお城はどこの都道府県にあると思いますか」

と、尋ねます。

東京都千代田区にありますと答えると

驚かれる方が多いのです。

明暦の大火で江戸城の天守が焼失して以来

天守の代わりを果たしました。

戊辰戦争で上野で彰義隊が立て籠もって戦っているのを

官軍の指揮者大村益次郎見ていたそうです。

富士見櫓というくらいですから、富士山がよく見えたのだと思います。

この櫓が乗っている石垣は加藤清正が造ったと言われています。

 

名古屋城西北隅櫓です。

清洲城から移築されたということで、清洲櫓とも言われています。

 

彦根城西の丸三重櫓です。

城の搦手を守る重要な櫓です。

東側と北側にそれぞれ1階の続櫓を「く」の字に付設しています。

 

高松城月見櫓

先日放送のブラタモリでもいっていましたが

月を見るというより

「着見」櫓だそうです。

瀬戸内海を出入りする船を監視するための櫓だったそうです。

 

高松城旧三の丸艮櫓です。

月見櫓に比べると大きな櫓のように見えました。

 

福山城伏見櫓

新幹線福山駅を降りて福山城に向かうとこの櫓が真っ先に目に飛び込んできます。

伏見城松ノ丸から移築されたと言われてきました。

昭和29年(195年)の解体修理の際、梁の陰刻に「松ノ丸東やぐら」とあるのが発見され

移築の伝えが正しいことが明らかになりました。

 

熊本城宇土櫓です。

宇土城から移築されたと言われたこともあったそうですが、

調査の結果否定されています。

姫路城天守、松本城天守、松江城天守について四番目の高さがあります。

立派な天守といってもよい位の櫓です。

熊本地震の傷跡が多く、解体復旧が予定されいます。