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fu-koの小窓

旅と美味しい物、エンタメとSKIと浦和Redsを愛する管理人・fu-koの記憶代わりの日常記録☆

『ティアーズライン』 &おまけ

2017-12-24 | Entertainment

みなさんはどんなクリスマスをお過ごしになられたでしょうか?

私は年末恒例、劇団集団キャラメルボックスの舞台を観に行ってきました今年はオリジナルの新作&久しぶりに劇団メンバーonlyでの公演でした。

まず、この作品の題名「ティアーズライン」とは?
チーターの目の下にある黒い線のこと。一説には「太陽光の反射を和らげるためのもの」と言われているが、一方、「ある日、子供のチーターが母親の元からいなくなり必死に探し回ったが見つからない。母親は何日も泣き続けて、やがて涙の跡が黒い線になった」というチーターの母性愛の強さを表すような伝説もある。

今回の新作はそんな伝説を表現したような「母が息子を想う気持ち」をメインとして、友達や恋人などを想う気持ちを題材にした、アクションあり笑いあり、スピード感のあるファンタジー作品でした。
最初は人間関係が全く分からないし、時間も行ったり来たりするので若干置いて行かれそうになったけど、ストーリーが進むにつれて徐々に謎が解き明かされて行き、最後はハッピーエンド

メインキャストを演じた3人(畑中さん、阿部さん、多田さん)は元々個性的なキャラクターなんだけど、息のあったテンポの良いやりとりはやっぱり劇団所属の俳優さん同士だからかな~と思った。
あと、最後のセリフが終わり一旦舞台が暗転してから大拍手~というのが通常だと思うけど、今回の作品は『最後のセリフと同時に大拍手という珍しい光景が見られました。それだけ観客全員の心に響くエンディングだったという事でしょうか。クリスマスの夜に心がほっこりする温かい作品でした。

恒例のカーテンコールでの「写真撮影OKタイム」もあり、またクリスマスということで「キャラメルボックス」だけに劇団オリジナルの「キャラメル」のプレゼント(笑)。それも、俳優さんたちが舞台から座席まで降りて来てきちんとひとりひとりに丁寧に配ってくれました私はなんと主役を演じた畑中さんから頂くことができたので超ラッキー
この劇団に出会ってかれこれ20年くらい経つのにクリスマス当日に観に行ったことが無かったので全く知らなかったけど、どうやら冬の公演では、クリスマスイヴと当日には終演後にこのようなイベントが毎年あるらしいです。来年からこの日は外せないかも(笑)。

◆観劇記録◆
サンシャイン劇場 1階4列17番
1列目と2列目には座席が設置されてなかったので実質2列目のド真ん中。オペラグラスは全く必要ないけど、座席の傾斜が全く無くて座席配置も交互ではないので、前が座高の高い人だとちょっと見にくいかも。チビの私は簡易座布団使用しちゃいました~

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おまけ
今年は11月に風邪でダウンしたあとにダラダラと長引いてしまい、その後仕事が繁忙期に入って残業続きでぐったり。気付いたらクリスマスツリーもリースも出さないまま直前になってしまったので結局出すのはやめました。また、毎年恒例のディナーも今年は日程的に作れる日が無いので作ってませ~ん。でも、やっぱりクリスマスケーキだけは食べたいので(笑)ダンナに買ってきてもらった~


今年は「C3(シーキューブ)」のベルギーチョコレートのクリスマスケーキ。ベルギー産チョコレート100%使用!クリームにも生地にも使用されているけど甘さ控えめで大人向けのチョコレートケーキでした

おまけ2
私の今の職場は全員主婦で、小さい子供がいるから夜間外出NGのお宅もあり、歓送迎会をはじめ忘年会や新年会などの夜間の飲み会は皆無。飲み会や女子会好きの私にはある意味不向きな(?笑)ちょっと寂しい職場です
会社からは年末の忘年会用の費用補助(一人5000円以内)があるので、私の職場ではランチに贅沢なお弁当を取り寄せ、新宿高野のケーキ2個とフルーツジャムのお土産付きになりました

 
「絶品!霜降り牛レアステーキ丼弁当」(¥2380)は、カタログで見たのとはだいぶ違ったけど(爆)レアステーキは美味しかった ケーキはフレッシュフルーツがモリモリでもちろんGood


髑髏城の七人~season月~「上弦の月」

2017-12-08 | Entertainment

日本初360°回転劇場での劇団新感線の舞台『髑髏城の七人』。「花鳥風月」4部作のラスト「月」、観に行って来ました。これで年内に4作品コンプリート

今回の「月」は、Wキャストならぬ“Wチーム”での公演。私は見てみたい俳優さんが多いという理由で(笑)「上弦の月」チームの日を選んで先行抽選販売でなんとか無事に当選したのはいいけど、平日昼間なのに最後列。4作品の中で一番舞台から遠~~い席でした。オペラグラスを使って見てもやっぱり遠かった・・・

一番のお目当ては、舞台初挑戦の福士蒼汰くん。最初の登場シーンからオーラがあって、すら~っと背が高くてカッコイイ 「捨之介」役としては色気を全く感じず(笑)“爽やかで清らかな捨之介”といった感じ。そして、初舞台での初殺陣シーンは、、、やっぱりちょっとぎこちないかな? 周りの切られ役の俳優さんが合わせてくれている感じもあるし、刀さばきのスピード感もまだまだ。ただ、その他のシーンに関してはまた舞台で見てみたいと思わせる演技でした。

私が今回予想外に驚いたのは三浦翔平くん。TVドラマの穏やかなイメージと違って、なかなかキレのある殺陣シーンで、早乙女太一くん演じる天魔王との対決シーンでは見劣りしない美しい太刀さばき。対決シーンの中では4作品の中で一番かも。見ていて鳥肌が立った!!今後舞台でも要チェックの俳優さんかも。

毎度アドリブ三昧で大笑いさせてくれる「贋鉄斎」の場面が、たぶん今回はアドリブ無しで(←ホントは当然のことなんだろうけど・笑)、おかげで全シーンを通しても笑いの場面がかなり少なめだったのが私としては残念でした

基本のストーリーは過去3作品と同じなんだけど、今回の「月」では冒頭に、信長の意志を継いで「天魔王」が生まれるシーンが加わり、信長の元で天下統一を目指していた3人が剣を交えることになるという全体的なストーリーが分かりやすくなっていたし、舞台とスクリーンと役者さんの動きの連携もとてもスムーズになっていて、回転劇場向きの作品だったと思う。

◇「上弦の月」キャスト◇
捨之介/福士蒼汰、天魔王/早乙女太一、無界屋蘭兵衛/三浦翔平、極楽太夫/高田聖子、贋鉄斎/市川しんぺー

さて。来年3月からは、今まで見た「髑髏城の七人」とは全く違うストーリーの「極・修羅天魔」という舞台が決まりました。主演の極楽太夫役に天海祐希、天魔王役に古田新太。これは絶対に観に行きたい!でも、「月」以上にチケット入手が困難になりそうな予感・・・。

◆観劇記録◆
IHIステージアラウンド東京
S席 ブロックB 32列 32番


『誰か席について』

2017-11-11 | Entertainment

今月はたまたま前半にエンタメが集中!!

今回はダンナも行く予定だったのですが~、かなり厄介な風邪をどこかで貰ってきたらしく外出できる状態ではなく・・・
結局やっぱり一人エンタメになりました(笑)。本人がギリギリまで行くつもりだったのでチケットの譲り先を探したりもしなかったから、チケット代金1枚分が無駄になってしまった。ダンナが観に行きたくて自分で買ったチケットだから、私の懐は痛まないので別にいいけどネ(笑)。

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◇STORY◇
芸術家の活動を支援する小原芸術文化財団。その創設者の孫娘の織江と夫の哲朗、織江の妹の珠子と夫の奏平が、助成対象者を決める選考会に集まる。活発な議論をしつつも、四人はそれぞれ別の問題で頭がいっぱい。シナリオライターである織江は、奏平が気まぐれに書いた脚本を「盗用」している。その奏平は財団の資金を使い込んでいる。哲朗はかつて関係を持った珠子との復縁を願っている。その珠子は姉に対する罪悪感に苦しみつつ、育児によって休止せざるをえなくなったダンサーとしての立場に不安を覚え、自らを助成対象者の枠にねじ込みたい。
問題解決のためにたびたび中座する四人。誰かが戻ると誰かが立つ。一向に決まらない「有望なアーティスト」。芸術と我欲の間をせわしなく往復する男女の喜劇。

キャスト・・・織江:木村佳乃、哲朗:田辺誠一、珠子:倉科カナ、泰平:片桐仁

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出演者はたった6人、舞台セットもたった1場面だけというこじんまりとした演劇作品。

1時間半のドタバタホームコメディドラマを生で見た感じでした。もうちょっと笑えるシーンがあってもいいかな?という気がするけど、片桐仁さんが一人で笑いを稼いでなかなかいい味を出してました。木村佳乃さんはかな~~り細かったです。何か悪い病気じゃないよね?と心配しちゃうくらい 

終わり方がものすご~く中途半端で、「・・・え?こんな場面で終わっちゃうの??」といった感じで客席もちょっとざわざわ(笑)。続きが見たい!物語の最後が知りた~いっ!!こんなモヤモヤした終わり方の作品は珍しい

今回観に行ったのは3日間限定特別価格の「プレビュー公演」で、本番は11月28日~@シアタークリエ。本番はストーリー増えてたりして??(笑)

 

◇観劇記録◇
THEATRE1010 1階14列9番
北千住・・・遠かった でも、駅からは近いし、比較的新しい劇場のようで座席の足下の余裕もあり座り心地も良かったです。劇場の入口の外にあるロビーも、劇場内も広々と明るい雰囲気。劇場サイズとしては中くらいなので、客席から舞台までが結構近いので、大型作品は難しいけど中小レベルの演劇には向いているかも。


『レディ・ベス』

2017-11-09 | Entertainment

今月前半はエンタメの予定が目白押しです!

なんだか一時的にミュージカル熱が冷めてしまいしばらくミュージカルには行ってなかったのですが、こんな有名なミュージカル作品なのにまだ観たことが無かったし、カード会社の優待チケットで少~しだけ安くGET出来たので行ってみることに

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◇STORY◇
16世紀イギリス。ヘンリー8世の王女として産まれたレディ・ベスは母親のアン・ブーリンが反逆罪で処刑されたため、家庭教師ロジャー・アスカムらと共にハートフォードシャーで暮らしていた。
そうしたある日、若き吟遊詩人ロビン・ブレイクと出会う。ベスは彼の送っている自由なさすらいの生活に心魅かれる。
メアリーがイングランド女王となると、ベスを脅威に思い謀略をめぐらすメアリーの側近、司教ガーディナーらは増長の一途をたどる。ベスは絶え間なく続く苦境に自分自身の運命を嘆きながらも強く生きることを決意し、ロビン・ブレイクと密やかに愛を育む。
メアリーの異教徒への迫害が続くなか、民衆は次第にベスの即位を望むようになる。そんな中、メアリーはベスへある告白をする…

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主要な役がWキャストだし、私の平日休みとの兼ね合いもあるし、どの公演日にするかかな~り悩みました。で、結局・・・
レディ・ベス:平野 綾
ロビン・ブレイク:山崎育三郎
メアリー・チューダー:吉沢梨絵
フェリペ:平方元基
という組み合わせの日にしてみた。久しぶりに平方さんを見たかったので平方さんの出演する日を基本にして、ロビン役は・・・?
「ミュージカル界のプリンス」と呼ばれる3人 井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎 の中でまだ実際に見たことがなかったのは育三郎くんだけなので、やっぱり一度見ておかないとっ!(笑)
育三郎くんってす~っごい人気があるのね~~!!上演中は静かだったファンのおばさま方がカーテンコールではきゃーきゃー大騒ぎでした 私にはその「きゃーきゃー感」はよく分からないけど(笑)、他の役でも見てみたいかな~?と思った。あと、上記主要キャストより、アスカム役の山口祐一郎さんの存在感が印象に残ってます。

久しぶりに観た本格的なミュージカル作品。キャストも豪華だし、衣装も舞台も煌びやかで荘厳で、ストーリーも含めてとても良かったです。他のキャストの組み合わせでも観てみたいかも

余談ですが~、帰宅後にSNSをチェックしていたら、どうやら濱田めぐみさんが観に来ていたらしい!もうちょっと周囲をキョロキョロすれば良かった(笑)。

◆観劇記録◆
帝国劇場 S席 1階P列53番
ロビーが広くてソファーもたくさんあり、お土産やドリンク、軽食の売り場もかなり充実。
以前、前の席の人の頭が邪魔で見づらかった記憶があったのだけど今回は大丈夫だった。カーテンコールの最後、ベスとロビンは下手(しもて)側へ退場して行くので、二人を見たいなら下手(しもて)側の席のほうがBetterかも?作品全体を通しても下手側の席のほうが良いような気がした。


『髑髏城の七人~season風~』

2017-11-01 | Entertainment

劇団★新感線「髑髏城の七人」。「花鳥風月+極」の5部作のうちの第3段『風』、行ってきました

全作品とも根本となるストーリーは同じなので、ダンナは「もう飽きた~」ということで欠席。今回は“一人エンタメ”でした。でも、最近は女性の一人エンタメの人は多いので別に違和感無いですよ~。ちなみに今回の両隣の女性も一人で来てました。

◇キャスト◇
捨之介&天魔王/松山ケンイチ、無界屋蘭兵衛/向井理、極楽太夫/田中麗奈、贋鉄斎/橋本じゅん

前回はミュージカル調な演出だったのに対して、今回は純粋な演劇に戻ったのだけど、主演が一人二役を演じるということで、過去2作品では別々の人が演じていた重要な役『捨之介』と『天魔王』を1人で演じられるように脚本も演出も少し変わってました。

松山ケンイチくんの一人二役は、声の出し方や抑揚、立ち回りもガラっと変えていて、同じ顔なのに全く別人に思えるくらい演じ分けられて、殺陣もなかなか良かったです。
向井理くんは顔が小さくてビックリ~~~!「初・殺陣シーン挑戦」らしいので~・・・まぁ、よく頑張ってたと思う(笑)。前作の同じ役を演じていた早乙女太一くんの太刀さばきと比べるとだいぶ差がありましたケド
田中麗奈ちゃんは小さくてかわいらしい感じ。色気はちょっと足りなかったかな~?
橋本じゅんさんの贋鉄斎は過去2作品の俳優さん達よりも更にエスカレートして大爆笑かなりアドリブ時間が延びていたと思われます(笑)。

回転劇場も3作品目となり、演出が劇場の特性に合うように改良されてきているようで場面転換がかなりスムーズ。座席の回転とスクリーンの映像とがかなりマッチしていて違和感が無かったです。また、休憩時の解放扉の位置が変わっていたので動線が改良されてました。

あと、アドリブ時間が延びているせいなのか(笑)、毎回、上演時間が少しずつ延びている気がするのだけど?
開演12:30→途中休憩20分を挟んで、劇場を出たのはなんと16:20頃!!・・・腰が痛い・・・ 明るいうちに帰れると思って外に洗濯物を干したまま出掛けてしまったのだけど、帰宅したのはとっぷり暗くなった18:00過ぎでした。埼玉から豊洲までが結構遠いのもあるけど、次回は気をつけなくちゃ。。。

次回作『月』はWキャストで「上弦の月」と「下弦の月」とに分かれ11月23日から上演されます。かなり後方の席だけど「上弦の月」のチケットをgetしました。捨之介:福士蒼汰、天魔王:早乙女太一、蘭兵衛:三浦翔平というメンバー構成。・・・初舞台となる蒼汰くん、台詞とか殺陣とか大丈夫なのかな?かな~り心配

 

◇観劇記録◇
IHIステージアラウンド東京
S席 ブロックC 23列 13番
今回の席は下手(しもて)のかなり後方で斜め前が座高の高い人だったので、オペラグラス&簡易ざぶとんが大活躍!!ほんの数cm高くなるだけでも視界はだいぶ変わる。傾斜が少ない劇場なので、多少荷物になるけど今後も持参しないと!

 


blast! ~the music of Disney~@東京公演

2017-08-19 | Entertainment

先月、埼玉公演を観たあとに予告してましたとおり、行ってきましたよ~~っ

あれから約1ヶ月、地方をあちこち巡っている間にパフォーマンスは熟成され、完成度も迫力も更にUpしていました。2回目でも全く飽きない 台詞も唄もないのに人を感動させられるって、ほんとスゴイ

埼玉公演の時よりもスネアドラムソロのパートが長めに時間をとられていたので嬉しかったそして「パイレーツ・オブ・カリビアン」の石川さんのドラムはやっぱり格好良すぎる~~~ 

パーカッション(打楽器)パートだけでなく、それ以外の金管楽器やダンスパートの人たちのパフォーマンスもちゃんと見てあげなくちゃ!と思っていたのだけど、、、 無理でした。6列目なのにオペラグラス持参していたので、隣にいたダンナも呆れてました(笑)。

いいよね?きっと私がパーカッション専門で観ているように、他のパートだけを真剣に観ている観客が他にいるハズ!!

さて。休憩時と終演後のロビーパフォーマンス。

通路側の座席を選んで買っていたというのもあるけど、埼玉公演での教訓と事前のTwitter等でのリサーチ、そして劇場到着後にロビーまでダッシュする動線確認をしておいたおかげで(笑)、休憩時間では最前列ド真ん中、石川さんの目の前を確保しました

 

目の前1mも満たない距離に石川さんが太鼓代わりの椅子を置いた時にはかな~~りテンションが上がり、も~ぅ、メロメロです~
この椅子の周りを回りながら演奏したりもあったので、足を踏まれるんじゃないかと思った。たぶん今まで行った会場の中で一番近かったかも せっかくの至近距離なので写真は最初の数枚だけにしておいて、あとは生演奏をじ~っくり楽しみました。

終演後のパフォーマンスについては知らない人が多かったみたいで、周囲の誰も動かないので一瞬躊躇したけど、とりあえずダーーッシュ!(笑)

そして、最前列ほぼ中央をGET! キャストがこの距離で演奏してくれるなんて、ある意味、舞台上の演奏を観るよりもかなり貴重
このあとキャストが握手やサインなどに応じてくれるので、せっかくの最前列だもの、もちろん全員と握手するまでその場を動かず最後まで居座りました!(笑) 

今回の劇場ロビーはパフォーマンスを見られるスペースがあまり広くなかったので最前列はほんの20人程度。特に終演後のこのパフォーマンスって前の人は絶対にその場から動かないので、たぶん3列目以降だともう握手すらも出来ないと思う。。。

やっぱり目の前に誰もいないのってステキ~ この競争を2回とも勝ち抜けた私ってスゴ~~~イ

あ~ぁ、、、これでチケットを取っていた夏のエンタメは全て終了。。。たくさんあったチケットの束が無くなるとちょっと寂しいわ~

◆鑑賞記録◆
東急シアターオーブ
S席 1階6列14番
客席のキャパの割にはロビーが狭い印象。ソファ等の休憩スペースも無い。ただメリットとしては、当日のチケットを持参していると(観劇の前後とも可)渋谷ヒカリエ内の飲食店でいろんな特典が受けられる点


『髑髏城の七人~season鳥~』

2017-08-12 | Entertainment

劇団★新感線「髑髏城の七人」。「花鳥風月」の4部作のうちの第2段『鳥』、行ってきました

5月に観に行った『花』(→CLICK)が純粋な演劇だったのに対して、今回の『鳥』は唄やダンスも入った演出になっていてエンターテイメント性がUPしている気がしました。基本的なストーリーは同じなのに、出演者や演出、脚本に寄って作品って変わるもんなんですね~。


捨之介/阿部サダヲ、天魔王/森山未來、無界屋蘭兵衛/早乙女太一、極楽太夫/松雪泰子、贋鉄斎/池田成志

主役の「捨之介」が小栗旬くん→阿部サダヲさんになったので笑いの演出がだいぶ多くて、「このシリアスな場面で笑いを入れてくる~?」と驚きの場面も。「贋鉄斎」役の池田さんはアドリブが全開だったようで、さすがの阿部さんでも返しに困ってたのが印象的だった(笑)。

あと、小栗くんの時と比べると、阿部さんの殺陣シーンは年齢も考慮してか(?笑)だいぶ軽め。その代わり「蘭兵衛」役の早乙女太一くんの殺陣シーンがすごかった 立ち姿はもちろん、流れるような身のこなしと素早い太刀さばきに惚れ惚れさすが

座席が2列目ど真ん中だった事もあり、大体のシーンがほんの数m先の場所で進み、殺陣シーンもすぐ目の前なので思わず身構えるくらいの大迫力 川での戦いのシーンではこっちまで水が掛かるんじゃないかと思った。

『花』では無かったシーンもあったりして、18:30開演、休憩挟んで22:00近くまでというなかなかの長丁場の舞台だったけど、見応えのある作品でした。

次作『風』では松山ケンイチくんが1人2役に挑戦するそうで、既にチケットは確保済み。 『月』に関しては、つい先日、「上弦の月」と「下弦の月」と2つのチームが交互に上演を行うダブルチーム制を導入すると発表があり、福士蒼汰くんが初舞台で史上最年少で捨之介を演じるらしい!・・・蒼汰くん、いきなり初舞台がこの作品で大丈夫なのっ!?とちょっと心配ですが、チケット争奪戦は大変な事になりそうな予感

そうそう!4部作で終わるのかと思いきや、どうやらこれまでの評判が良いのか、『月』のあと、来年3月から『極(ごく)』の公演が発表されました(キャストは未発表)。ここまで来たら全部観たいので、チケットGET頑張って是非全作制覇したいと思います

 

◇観劇記録◇
IHIステージアラウンド東京
S席 ブロックD 2列 26番
円形劇場の円周の位置だったので、前回(ほぼ円盤の中央)に比べると回転速度が速く感じてアトラクション感がかなりUPしてた。乗り物酔いしやすい人にはちょっとヤバイ位置かも。あと、あまりにも前過ぎて舞台両脇にあるスクリーンに映し出される映像が全く見えなかった。舞台との距離感には圧倒されるけど、ひとつの作品として全体をきちんと観たいならもう少し後方の席のほうがいいのかも?


『DRUM TAO ドラムロック疾風』

2017-07-26 | Entertainment

数年前から一度観てみたい!と思いつつ、海外ツアーが多いグループなのでなかなかチャンス無くて、や~~っと行く事が出来ました

予想どおり、やっぱり私はハマってしまうタイプのエンタメ。帰宅後、とりあえずメルマガ会員登録してみた(笑)

All日本人キャスト。和太鼓がメインだけどその他の和楽器(横笛、琴、三味線、三線etc.)も用いた曲の数々、優雅な舞やキレのあるダンスもあり、笑いもあり、まさに「THE日本エンターテイメント」といった感じ。床、壁、天井からも伝わってくる和太鼓のリズムはホントに凄かった!!一気に駆け抜ける疾走感、日本の格好良さがありました。

和太鼓の演奏ってかなり体力が要るみたいで、みんな上半身が締まっていてムキムキ!! しかもイケメン多し。「コシノジュンコ」デザインの衣装が、肉体美を更に格好良く見せていた。

休憩無しの2時間の公演。もっと長い時間観ていたかったけど・・・ きっとあれ以上はキャストの体力的には限界かも?ってなくらい激しい演奏でした

また運良くチケットがget出来ればリピしたいと思います
あれだけの素晴らしい演奏をあの規模の劇場では勿体ないと感じたので、今度はもっと大きな劇場で観たいかな~

◇観劇記録◇
Zeppブルーシアター六本木
10列35番
アクセスはちょっと不便だし、建設後から改装は全くされてないようであいかわらずロビーは狭いしゴチャゴチャ。休憩できるスペースもソファも無し。


blast! ~the music of Disney~@埼玉公演

2017-07-21 | Entertainment

今月2つ目のエンタメはこれ 全てのエンタメを含めて、間違いなく私が一番好きなエンタメです

昨年は大都市での公演しかなかったのだけど、今年は47都道府県を巡ります。1県1公演のみという所も多くて、Twitterとかを見るとほぼ毎日移動しているようなのでキャスト達は大変かも

毎日、県を移動して、舞台装置や楽器を設置して、リハーサルをして、本番をこなして、、、と、絶対に疲れているハズなのに、そんな事を微塵も感じさせないほど。昨年に比べてかな~~~りPower UPしてました

曲目も演出も昨年とはだいぶ変わっていて、特に第2幕ではパーカッションメインの曲が多かったので私はも~ぅ大興奮 特に「パイレーツ・オブ・カリビアン」はめちゃくちゃカッコよくて鳥肌が立った。気付いたらまばたきもせず、口は開けっ放し、そして完全に前のめりになってました(笑)。後ろの席の人、ごめんなさい

ひとつだけ反省点。。。あまりにもパーカッション(基本的には石川さんなんだけど・笑)だけに夢中になりすぎて、他が一切に目に入らず、金管楽器やダンスなどその他のキャストの演奏や動きを完全に見逃していたコト。来月の東京公演ではきちんと周囲のキャストにも目を配ろうと思います・・・

さて、blastといえばおなじみの「休憩時&終演後のロビーパフォーマンス」

まず、休憩時。

私の座席は左前方。一番近い左前の扉には「休憩時間はこの扉は閉鎖します」と貼り紙が貼られていたので、右側の扉まで猛ダ~~ッシュ!どうやら埼玉県民はこのパフォーマンスがあるコトを知らない人が大半だったようでほぼ中央の2列目をGET

↑キャストまでほんの数m!この距離感に大興奮

そして、終演後。同じ扉に向かってダッシュしたのだけど、なんと、そこに立っていたスタッフが「こちらの扉は閉鎖です!後方の扉へお進みくださ~い!」だって

。この時点で完全に出遅れを自覚。急いでロビーに向かったけど、、、

5~6列目くらい。チビの私は、めいいっぱい背伸びしてもほとんど何も見えない・・・。手だけを伸ばして撮った写真もこんな程度でした。。。ショック過ぎる・・・

東京公演も昨年とは劇場が違うので出遅れる可能性大!どの扉が解放されて、一番早くロビーに出られるのは一体どの扉なのか?事前に頑張ってリサーチしてみようか?(笑) 

◆鑑賞記録◆
大宮ソニックシティ 大ホール
S席 1階7列25番
1階フロアの前方は傾斜がほとんどなくて平らなので、前の座席に背の高い男性とかがいると見にくいかも?念のため簡易クッションは持参したほうがBetter。舞台の奥行きがあるので前方席でもオペラグラスはあったほうが良い。ホワイエには座席が少なくて、軽食を食べられるようなスペースはほぼ無し。


『スロウハイツの神様』

2017-07-11 | Entertainment

7月はエンタメ強化月間で~す(笑)

今月1発目!
今夏のキャラメルボックスの作品は辻村深月原作の舞台化。最近この小説はコミックにもなったそうです。・・・活字を読むのが苦手な私はどちらも読んでないのですけどね

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◇STORY◇
10年前、福島県で集団自殺事件が発生し15人が死亡。首謀者の部屋には「チヨダ・コーキ」という作家の書籍と関連グッズが溢れていた。マスコミは「チヨダ・コーキの小説のせいで起こった悲劇」と騒ぐ。コーキはインタビューで「責任を感じますか?」と聞かれ、「僕が書いたものが、そこまでその人に影響を与えたことを、ある意味では光栄に思います」と答えてしまう。日本中にコーキに対するバッシングの嵐が吹き荒れる……。
10年後、脚本家の赤羽環は知り合いの老人から旅館だった建物を譲り受け、アパートに改造。「スロウハイツ」と名付けて友人たち5人と暮らし始める。その中にはあのチヨダ・コーキの姿もあった。そこへ新たな住人として小説家志望の加々美莉々亜がやってくる。莉々亜はコーキの大ファンで彼の部屋に入り浸り始める……。

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「泣ける!」というクチコミが多かったのですが~・・・ 私の涙センサーには触れませんでした。「泣けるスイッチ」って人それぞれだから仕方ない。アクションシーンや大きな舞台転換も無く、全編を通して静かに流れて行く穏やかで優しい物語。人が人を幸せするために懸命に戦う姿が詩的にユーモラスに丁寧に描かれていました。でも、前後編の小説を2時間に圧縮した感じなので、時間の流れとかがちょっと分かりにくかったかなぁ。。。

今回はカーテンコールで写真撮影OKタイムがありました。古株ではなく若い俳優さんの起用が多かったので、今までのキャラメルのイメージとは違ってちょっとフレッシュな感じ。一時は観客が減って来て劇団存続も危ぶまれたけど、今回の作品は評判が良いらしく追加公演も決定したようで、平日夜の回なのにほぼ満席だったし、あれなら劇団消滅しないで済むかな?(笑)

◆観劇記録◆
サンシャイン劇場 1階4列23番


『LOVE ON THE FLOOR 2017』

2017-06-21 | Entertainment

6月は介護helpのための帰省以外は、旅行もエンタメもレッズの試合参戦も一切予定が入ってなくて、「このままではエネルギー充電が出来ずに死んじゃうよ~~~」と思い(笑)、6月に入ってから急遽平日昼間のエンタメのチケットを物色開始。

行ける日にち&時間&場所と残席の有無を確認しながら見つけたのがこの舞台 昨年に初演があったのだけど、「フィギュアスケーターの大ちゃんが地上でダンスするの~!?大丈夫??」と違和感を感じて回避したのですが、今年はたまたまチケット余ってるし、偶然夏に行く予定のエンタメも同じ劇場なので下見も兼ねられるからちょうど良かった~

さて。

演劇でも、ミュージカルでもない、ダンスだけの舞台。どんな感じの時間になるのだろう?と思ってたけど、「ダンス」と一口に言っても色んな種類があるわけで、各場面ごとに曲にあったダンスシーンになっており、セリフが一切無いのに全編を通してストーリー風になっていて素晴らしい作品でした!

私が勝手に心配していた(笑)“氷上ではなく舞台上”の大ちゃん。ぎこちない演技になるのではないかと思っていたけど、繊細で柔らかく優しい表現力豊かな大ちゃんらしいダンスでした。他の男性ダンサー陣のキレキレのダンスも鳥肌が立つほどカッコ良かった~。やっぱり外人ダンサーのほうがカッコイイ

事前に「カーテンコールは写真撮影OK」と知っていたのにデジカメ忘れた・・・。2曲あったのだけどスマホのカメラでは照明で人物が白く飛んじゃってこのくらいが限界

終演直後、10分程度だけど、出演者のうちフィギュアスケートアイスダンス世界チャンピオン&オリンピック金メダリストの チャーリー・ホワイトさんのトークショーもありました。

おみやげに、クリアファイルと美容液もらった

観客もノリが良くてかなり盛り上がって楽しかったし、ちょっとお高いチケットだったけど満足な舞台でした

◇観劇記録◇
東急シアターオーブ S席 1階23列25番
たぶん私は初めて体験する劇場。座席の幅がやや狭い感じがしたけど(私が太いだけ?笑)、背もたれと座面がふかふかでちょっと感動。何時間でも座っていられそう(笑)。スピーカーの音がたまに割れていたのが気になったけど、音楽が生演奏なら気にならないかも。


『髑髏城の七人~Season花~』

2017-05-20 | Entertainment

昨年秋にチケットをGETしてからず~~~っと待ってました

劇団☆新感線 『髑髏城の七人 ~Season花~』 観てきました♪

何かと話題の豊洲(笑)に新しく誕生した「IHIステージアラウンド東京」という劇場。円形の客席の周囲360°がステージになっていて、客席が回転することで舞台のシーンが転換されていくという新しい発想の劇場。日本では初、世界で2番目という珍しい劇場。(たぶん文章で読んでもちょっとイメージ出来ないかもしれません

・・・周りに何も無い
駅にも、劇場への道のりにもコンビニすら無い 豊洲市場がオープンしていたらきっと賑やかだったんだろうけど

劇場到着。客席が回転するから2階席がないのでキャパは1000人ほど。そんなに大きな劇場では無いです。

ロビーに展示されている悪役:天魔王のマスク。左が今回の「Season花」、右が6月末から公演される「Season鳥」のもの。

さて、内容に関してですが・・・

まず、「出来ることならもう一度観た~い」というのが一番の感想(チケットは千秋楽まで完売たまに当日券もちょろっと出るらしいけど)。私が好きな『戦国時代』を舞台とした「劇団☆新感線」の代表作で、私は元々ストーリーを知っていて観てるけど、たぶん初見の方でも分かりやすいと思う。

360°劇場の利点を生かして、舞台に川が流れていたり、周囲のスクリーンの映像に合わせて座席が動くのでちょっとしたアトラクション感覚になったり、とにかくエンターテイメント性抜群の素晴らしい舞台でした

<キャスト>
捨之介:小栗旬、無界屋蘭兵衛:山本耕史、天魔王:成河、極楽太夫:りょう、贋鉄斉:古田新太

小栗旬くんはやっぱりオーラあるわ~!一番最初の登場シーンから輝いて見えたもの。特に一人だけでの殺陣シーンは圧巻だった!カッコ良すぎる ほとんど出っぱなしで殺陣シーンが多いのでめちゃくちゃ疲れそうだった。古田新太さんは登場シーンは少ないのに笑いをぜ~んぶ持って行っちゃう感じでさすがでした(笑)。その他のキャストもその人の雰囲気にあった演出になっていたし、カーテンコールも回転劇場の特性を生かしてある演出になっていたり、ホントに見応えある舞台でした。大満足

あ~~~、もう一度観たいのにチケットが無いのが残念・・・

6月末から公演される『Season鳥』は全く別のキャストで違う演出になるそうです。もちろんチケットGET済み 阿部サダヲが主役なので笑いの要素が増えそうな予感(笑)

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◇鑑賞記録◇
IHIステージアラウンド東京 S席 ブロックC 23列24番

座席は中央ゾーンのやや後方。椅子の配列は互い違いになってはいるけど傾斜が緩やかなので、前の席に背の高い人がいたら場面に寄っては見づらいかも。私も右前方の場面は若干見にくかった。
座席回転によって乗り物酔いのようになるのでは?と心配していたけど、想像よりは激しく動かなかったので問題なし。隣の席のおばあちゃんは座席が動いている事すら気付いてなかったようで、休憩の時に「舞台がどうなってるのかよく分からないわよね~、不思議。」とか言ってた。周囲に「舞台」がいっぱいあって「自分が回転している」んですよ~(笑)。座席が回転してるので「入場時」と「休憩時」と「終演後」の出口が全部違うのもおもしろかった。


『鍵泥棒のメソッド』

2017-03-07 | Entertainment

最近観たい映画もミュージカルも無くて、エンタメは久しぶり~

いつもの演劇集団キャラメルボックスの2017スプリングツアー。2012年に大ヒットした内田けんじ監督の映画を2014年に舞台化した作品の3年ぶりの再演。舞台俳優と殺し屋が入れ替わるという波瀾万丈の冒険コメディ 

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<STORY> 桜井武史は35歳の舞台俳優。ある日、銭湯へ行くと、目の前で男が転倒しロッカーの鍵が目の前に転がってきた。桜井は自分の鍵とすり替え、男のロッカーへ向かう。それはちょっとした出来心だった。一方、転倒した男は頭を強く打って記憶喪失に。。。所持品から自分の名前は桜井武史だと知る。退院の日、男は病院の前で雑誌編集長の水嶋香苗と出会う。香苗の車でアパートへ向かうとそこは古くて汚いアパート。どうやら自分は売れない役者らしい。男は香苗に助けられ「桜井」として生きる決意をするが……。

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3年前の舞台も観たけど、その時にはキャストが2組あって、日程の関係もあり片方のグループしか観れなかった。それでも充分楽しめたけど、私的には今回のキャスト組み合わせがBestだと思う!やっぱり岡田さんと畑中さんの掛け合いは面白い!!

前回の観劇後に映画版のTV放映を録画して観たので、ストーリーを覚えているからあまり入り込めない感じもあったけど、あれだけシンプルな舞台セットで派手な装飾も衣装も全く無いのに(笑)楽しめるのはこの劇団の魅力だと思う。今回はSNS投稿大歓迎!の「撮影OKタイム」(笑)が無かったのがちょっと残念だったケド。。。

劇団存続の危機はまだ続いているようだし、年内予定されている夏と秋の新作も観に行きますよ~

↑の写真
左:劇場ポスター、右上:劇団マスコット「みき丸」。今回は泥棒の扮装、右下:サポータークラブ特典でもらったポストカード

◇鑑劇記録◇
サンシャイン劇場 1階4列10番


『お気に召すまま』

2017-01-18 | Entertainment

2017年の初エンタメは、数年前からハマっている「シェイクスピア」の作品

数多いシェイクスピア作品の中でも「喜劇」&「Happy End」の作品なので元々結構お気楽に観られる作品ではあるのだけど、この公演の演出は『ポップでロックなシェイクスピアの世界!』として描かれているので、さらに明るくあっさり軽い感じの作品になっていた。

基本的には「演劇」なんだけど、舞台奥のほうにロックバンドが常駐していて所々でコンサート的な演出があったり、ミュージカルのようなダンスと唄の場面もあったり。衣装もオシャレだし、明るく楽しく煌びやかで「エンターテイメント作品」としては良く出来ていると思う。

けど、「シェイクスピアの作品を観たい!」と思ってきている私のような人にとっては、「え?コレってシェイクスピア??」と、ちょっとイメージと離れてしまっていて残念な気も・・・。実際に帰りにそんな会話をしている他の観客も見かけました。まぁ、エンタメは所詮個人の好みの問題だけどね

でも、主役の柚希礼音さんはさすが元宝塚星組の男役トップスターオーラもあるし背が高くてカッコ良かった~ そういえば今回の劇場に向かう途中、隣の劇場の前になんだかよく分からないオバサン達がた~くさん群がっていたのだけど(笑)、帰りに確認したら「東京宝塚劇場」でした!宝塚ファンってスゴイのね~

そうそう!今回の席。目の前の席が背の高い男性で、ちょうど舞台ド真ん中の一番いい部分にがっつりと頭が掛かっていてすごく見づらくて・・・。座席は選べても、前の席の人は選べないから仕方ないよね・・・と諦めて1幕が終了。

そして、休憩時間中に座席でスマホをいじっていた私の元にスタッフさんがやってきた!
私:(え?もしや写真撮影しているとか疑われた?
スタッフ:前の席の方の背が高くて、見づらくありませんか?
私:そうなんです!見づらくて困っていて・・・
スタッフ:もしよろしかったら、座席にブランケット敷かせて頂きます。
私:いいんですか?ありがとうございます

ほんの数cm座高が高くなっただけでも、視界ってだいぶ変わるのね~っ おかげで2幕は1幕よりは視界良好でした。今までいろ~んな劇場に行ってるけど、こんな事してもらった経験は一度もない!シアタークリエ、素晴らしい~

◇観劇記録◇
シアタークリエ 17列17番


『ゴールデンスランバー』

2016-12-20 | Entertainment

今年のエンタメ納めは、毎年この時期恒例 演劇集団キャラメルボックスのクリスマスツアー ロビーのオブジェもすっかりクリスマス

ファンクラブ先行販売チケットで最前列 いつも平日夜の公演は空席が目立つことがあるのだけど、今回は後ろを振り返ったらほぼ満席でビックリ一時は観客がどんどん減って劇団の存続が危ういかと思っていたけど安心したわ~

たまたま今公演は上演前に、劇中で使われる「ニュートンの林檎」という曲を唄っているアーティスト「ハルカトミユキ」の一人・ハルカさんのミニライヴもあり、「音楽」&「演劇」といつもよりちょっと得した気分

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◆STORY◆ その日、杜の都・仙台では地元出身の総理大臣の凱旋パレードが行われていた。宅配便ドライバーの青柳雅春は、大学時代の友人・森田に呼び出される。森田は青柳に「おまえは首相暗殺犯に仕立てられる」と言った。ちょうどそのとき、近くで大きな爆発音が!ラジコンヘリが首相を襲撃し爆発したのだ。驚く青柳の前に警官が現れ拳銃を向けた。青柳は逃げ出すと、背後から撃ってきた・・・。やがてテレビでは青柳が現場にいたこと、ラジコンヘリを購入している画像などが次々と報道されていく。はたして青柳は逃げ切れるのか?

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私は小説を読まない人なので知らないけど、原作は伊坂幸太郎作の小説。2009年には映画化もされており、今回、キャラメルボックスが初めて舞台化!首相暗殺の濡れ衣をある日突然着せられてしまった主人公が巨大な権力と陰謀から逃げ続ける姿を描いていました。

周囲がみんな敵に思えるような状況でも、友人知人身内を信じて逃げ続ける主人公と「彼は無実だ」と信じて手助けをしてくれる人々の想いが伝わって来た。結局、主人公は無実を証明することは出来ず、別人としてひっそりと生きて行くという選択をするちょっと悲しい結末。いつもこの劇団の作品はハッピーエンドの場合が多いので、今回の作品はちょっと寂しかった・・・。

シンプルなセットだけで舞台を暗転させる事なく多くのシーンがスピーディに展開されて素晴らしかったけど、見ていてちょっと慌ただしい感じもあったかな? でも、たぶん演劇史上初(?)となる試み!「上演中撮影OKタイム」は、観客の撮影行動がストーリーの一部となるというおもしろい演出だった 「SNS拡散OK!」と説明されたので私もあちこちにバラまかせて頂きました(笑)。

良い作品でした 原作・・・は読書が苦手なので読まないと思うけど、機会があれば映画版は見てみたいです。

 

◇鑑劇記録◇
サンシャイン劇場
1階 3列 11番