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さて、もう何度目かも忘れた、アシェットの週刊ウォーハンマー4000(フォーティーケー)インぺリウムのレビューです。
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今回は15号。
ネクロン種族の中のフレイドワンという種類のミニチュアが5体付属します。
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今回はサイコロも何も付属しません。
ビニールに梱包されたランナー1枚と、その台座5枚のみ入っています。
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今回はまた、各パーツが細かい!
ランナーよりも細いパーツが満載です。
特にフレイドワンは長い爪が特徴的なので、それを折らないよう慎重に作る必要があります。
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前回のネクロンウォリアーは、接着剤不要のスナップフィットでしたが、今回は接着剤が必要となっています。
そろそろ俺も「流し込みタイプ」を使ってみようかなぁ。
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ちょっと苦労しましたが、5体のフレイドワンが完成しました。
ネクロンという機械生命体なのに、まるでゾンビやグールのような不気味な姿が特徴的なユニットです。
ちなみに、台座無しでも立たせられるようにバランスを取ってみましたが、一部、台座固定しないと立たせるには厳しいのもあります。
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大きく曲がったハンチバックの背中、肉を切り裂くナイフのような爪が特徴的な「フレイドワン」
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機械種族にも関わらず、彼らはフレイヤ―・ウイルスというプログラムに感染した「呪われた種族」という設定です。
自分が持っていない血肉への羨望と渇きに侵された彼らは、相手を切り刻むことに喜びを見出します。
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「剥皮者」という異名の通り、彼らは犠牲者の皮で自身を装飾しています。
体を覆っているボロ布のような物は、全部犠牲者の皮なんですね・・・
この個体も、機械のネクロン顔を皮のマスクで覆っています。
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こちらの個体は、まるでフードを被っているかのようなデザイン。
さらにつま先には「蹴爪」が装備されています。
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こんな歪なデザインなのに、ちゃんと細部を気を付けて組み立てれば、このように自立する事が可能です。
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皮を被った頭部は、ネクロンとしての本来の顔すら修復不可能なほどの傷を受けています。
ネクロンは、戦場で傷を負っても、体を構築する液体金属により修復され、活動エネルギーを「カプノテック」と呼ばれる虫のような従属から供給され復活します。
しかし、度重なる戦場での傷などは修復できない場合もあり、ネクロンウォーリアーでも個体差を表現するポイントになっています。
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こちらの個体は、長い爪を前方に構えたポージング。
「切り刻むのが大好き」といった表情です。
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通常のプラモデルのように、パーツ同士にはタボや穴がある訳では無いですが、パーツ同士をすり合わせすると、ピタっとハマる位置が出てきます。
なので、割と接着位置は簡単に決まるのですが、手足などの大きいパーツは若干の「遊び」があります。
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この、わずかゼロコンマ数ミリの遊びをうまく使って、バランスを見ながら組み立てていきます。
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こちらの個体は、一瞬、腕が三本あるように見えます。
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が、よく見ると右肩から生腕は飾りとしてぶら下げているんですね。
グロテスクではありますが、なかなかダークでカッコいいフィギュアです。
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深く割れ目の入った頭部。
ネクロンウォリアーもそうですが、大量のミニチュアを対戦させるのが特徴のウォーハンマーなのに、わざわざ全部のミニチュアの顔を変えているんですよね。
こうしたコダワリが、世界中でファンを生み出し続ける要素なんでしょう。
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最後の一体は、これまた不気味なポージングの個体。
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よく見ると、左手に生手首をデコレーションしています。
また、足の脛、ふくらはぎ部分も生肉デコレートになっています。
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背面から腕にかけて纏っている皮が、マントのようになっています。
本当に、一体一体の情報量が多い!多すぎる!
世界観を知り、キャラクターを知り、ミニチュアを組み立て、パーティングラインを消したりして、最後は塗装する、というハマったらとことん、じっくり取り組みたくなる要素が満載です。
いくら対象年齢が違うとは言え、この爪のとんがった造形は、日本のメーカーからはまず発売されないでしょう。
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各ネクロンとの比較。
ハンチバックだったり、常にクの字になっている脚など特徴もありますが、基本の大きさはウォリアーと変わりません。
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ネクロンという骸骨ロボット軍団なのに、ゾンビなどの怪物系を楽しむ事も可能にしてくれる、「一度で二度おいしい」というアイテム。
特に鋭い爪とか、死肉表現とかは、ウォーハンマーのもう一つのゲーム「エイジ・オヴ・シグマー」ではミニチュアも色々ありますが、SFテイストの40000インぺリウムではなかなか作る機会もありません。
これはスコーペク・デストロイヤーと同じか、それ以上の人気になりそうです。
しかし、週刊ウォーハンマー、この調子なら続編のエイジ・オヴ・シグマーも販売しそうだなぁ
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