いやあ、ヤバいです。
何が?
ワタクシのおサイフです。
アシェットの週刊ウォーハンマー。
特別価格で安く買えるヤツだけ手を出そうと思っていたのに。
気が付いたら・・・定価でも買ってるんですよね。
だって、今回レビューしている4号、付属しているミニチュアが本来の定価だと7700円だって言うんですよ?
そこにシタデルカラー(塗料)600円が付いて、2199円。
買っちゃうでしょ?
わずか3~4センチ程度のミニチュアフィギュアの値段としては・・・と思っても「待てよ?」と。
今時、ガチャガチャでもちょっと出来の良いフィギュアを買うとなれば1回500円はしますよ。
そう考えると、ミニチュア3体とか4体で2199円って、割と普通じゃない?
そんな自分への言い訳を思いつつ、購入したウォーハンマー40000インぺリウム4号です。
いや、買ってからどれくらい経つんだ?って感じですが。
ちなみに3号は買っていません!
2号までのオープンウインド式のパッケージから変わり、全体がシュリンク包装されていて中身は見えないようになっています。
シュリンクのビニールを剥がすと、冊子部分と付属品の入った段ボールに分かれています。
段ボールを開封したところ。
なんとミニチュアのランナーが裸で入っています。
「細かい擦り傷が気になる」という神経質な方には向ていないですね。
「どうせ塗る時サーフェイサー吹いて表面処理するからいいや!」という強い心が無ければウォーハンマーに手を出す事は許されないのです!
いや、俺、塗装してないけど。
さて、改めて付属品一覧。
今回はプレイマット、ミニチュアのランナー、ミニチュアの台座、そしてシタデルペイントカラーが1瓶です。
カラーは「リードベルチャー」という名前のガンメタリック。
シタデルカラーは、名前が覚えにくいんですよ!
「『リードベルチャー(鉛吐き)』とは人間やドワーフの大砲を奪って転用するオーガの事」って!色を理解するのにも世界観を学ばないといけない!
こっちの脳細胞はとっくに初老を超えているのに!
ちなみに、これも最近勉強したんですが、ベースカラーは通常600円ですが、白い蓋のメタリックカラーはちょっとだけ高くて780円。
2号に付属していた「ルーンロード・ブラス」がまさに白蓋で780円なんですよね。
すべてのメタリックカラーが780円という訳では無く、物によるみたいなのですが、これは単純に塗料成分の差なのでしょうか・・・?
付属のプレイマット。
デカい。
割としっかりした厚紙にプリントされていて、創刊号付属のプレイマットの3倍くらいの大きさ。
裏面もプリントされており、ゲームのシチュエーションに合わせて使い分けることが出来ます。
大きさはたぶん半切くらいあると思います・・・
そして、こちらがメインのミニチュアランナー。
2号付属の物と比べると、かなりパーツがビッシリ!
ランナー枠がそれぞれのパーツに合わせて複雑な形状になっており、まるで曼陀羅のような不思議な出来です。
不思議と言えば、こちらのパーツ。
ご覧のように背面と右腕が一体化した造形になっています。
この複雑な形状を金型で抜いてるのか・・・ってのも驚きなんですが
裏返して肩の付け根を見てみると、明らかに腕パーツをボディ側に差し込んでいるような造形。
これは、おそらく原型では腕は別パーツだったのに、コスト優先(?)かランナーにきれいにパーツを収めるために、2つのパーツを組み上げた状態で製品化したのではないか?と推測されます。
もしくは、脇からチラ見えする胴体内部パーツを左右均等にするため、わざわざ反対側の肩と同じ形にしているのか・・・?
そんな設計の妙に思いを馳せながら、パチパチ組み上げて完成!!
スコーペク・デストロイヤー が3体、カノプテック・プラズマサイト 1体の4体も作れちゃいます!
このスコーペク・デストロイヤー、見ての通りのヤバいヤツで、自分の手に武器をくっ付けちゃってる。
もうね、武器の持ち替えなんてのはもちろん、茶碗や箸を持つことも、自分のケツを拭く事も、全てを捨てて敵を切る事だけに特化しているヤツです。
3体の中でも、このハイパーフェイズ・リープブレードという一番大きな武器を持っているコイツ、特にヤバいですね。
だって、1個の武器に両手を繋いじゃってるんですよ!不便なんてもんじゃない!
しかも武器の向きも固定されちゃう!左袈裟切りをどうやって繰り出すつもりなのか・・・?
上のヤツに比ると、こいつは戦果出しそうですね。
ハイパーフェイズ・スラッシャーという片手武器を上腕ごと固定。
武器の両端が先端になっているので、割と使い勝手の良い武器なのではないでしょうか?
きっとトンファーに近い運用なんじゃないかと思います。
三人目のコイツはハイパーフェイズ・スラッシャーを手の先端に付け、さらに肘からのシリンダーで自由に動かせるようにしています。
腕の動きは一番自由度が高いハズだし、振り回す遠心力を活かした斬撃が繰り出せそう。
でも、2人目の肘まで固定されている方が体重を乗せた一撃を出しそうですね。
比べちゃうと、こっちの斬撃はちょっと軽そう。
どれも下半身は昆虫を思わせる三本の脚で、不気味なカッコよさを引き立てています。
そんな日常生活をボイコットした3体のお世話係(?)がカノプテック・プラズマサイト。
どうやらカノプテックというのはネクロンの種族の人型以外の機械生命体のようで、大きさや形も様々な物がいるようです。
こちらのセットに付属している物は、脊髄や昆虫の腹部を思わせる蛇腹状の体に、弱点丸出し?と言いたくなるコアっぽい胴体、単眼の小さな顔にその上から伸びるマジックアーム、と不気味なデザインになっています。
スコーペク・デストロイヤーと比べると小振りですが、壊れた鉄骨のオブジェクトもあり割とボリューム感ありますね。
もうね、とにかくカッコいい!
デザインには好き嫌いあるでしょうけど、機械でありながら有機性を感じるデザイン!
迫力あるポージング!
それなのに、接着剤不要でパチ組みで完成できちゃう!
そもそもそんなにプラモデル作りは上手じゃないのに、今回のモデルは作っている最中にもカッコよさで熱が上がり、どんどん作りたくなってパーツの切り出しが雑になっちゃいました。
それぞれの写真を見るとゲート跡が惨い事になっているのが分かると思います・・・
スコーペク・デストロイヤーはかなり大型のモデルです。
右が創刊号のロイヤルワーデン、左は2号に付属のネクロンウォリアーです。
これで我が家のネクロン軍団がだいぶ揃ってきました!
今のところはゲームプレイには手を出す予定はありませんが、塗装はそのうちチャレンジしてみようかなぁ。
しかし、これだけ揃って4千円でお釣りがくる(創刊号499円・2号1299円・4号2199円)んですから、最近のロボット系プラモと比べても悪くないコストパフォーマンスですね。
あ~、このまま沼りそうだけど、いつまで書店で買えるのかなぁ・・・
いっそ定期購読に手を・・・いや、それは・・・
うーむ・・・
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