Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

プロとして

2007年09月09日 | 格闘技
諦めちゃ、そこで終わりさ。。。

只今、帰りの新幹線の中です。
今日の午前中は、寅さんの故郷・柴又を散策。
柴又散策記は明日書きますね。

で、午後は上京の際の恒例になっている門馬さんが指導されている道場へお邪魔しました。
昨日の夜、更新しませんでしたので、試合結果はお分かりですよね。。。

今日は道場へ行くのがちょっと不安でした。
と言いますのも、昨日の試合で受けた門馬さんのダメージの具合が気になっていたもので。
ダメージや怪我が大きければ当然、道場へ来ることなど出来ませんからね。

そんな一抹の不安を抱きながら道場の建物に近づくと、見慣れた車が止まっていました。
これは門馬さんの車だ!
ご自分で運転して道場へ来られたことが確認でき、少しホッとしました。

道場へ入ると門馬さんが迎えてくださり、まずはガッチリ握手。
「昨日はお疲れ様でした。」
「昨日は応援、ありがとうございました。」
こんな言葉を交わした後、怪我や体の具合を尋ねました。

写真を見てお気づきの方もみえるかもしれませんが、試合中に左目の上を負傷。
その傷を6針ほど縫っています。
さらに鼻を骨折してしまい、少し曲がっていました。

そんな怪我をしているにも拘らず道場に来て、時には冗談を交えながら、道場の皆さんや僕に明るく接してくださる門馬さん。
もし僕が同じ状況に置かれたら、門馬さんと同じように振る舞うことは出来ないだろうな~。(苦笑)
これが心の強さの違いなんでしょうね。。。

勝負の世界は、一瞬の隙を自分のモノに出来るかどうか鍵になってくる。
そして、プロの世界は「結果が全て」な部分もあるため、その隙や勝負所を見極められる力の差が、選手の評価や収入の差に反映されてくる。

昨日の試合、門馬さんにも勝利を掴むチャンスは巡って来ていました。
しかし、残念ながらそこで技を極めることが出来ませんでした。
このワンチャンスが、昨日の勝敗の分かれ目だったように思われます。

今回の試合で門馬さんは非常に悔しい思いをされていますし、自分を応援してくださった方々に対して申し訳ない気持ちでいっぱいのようでした。
しかし、門馬さんの心は次の試合に向かっていました。
もっと苦しく辛い練習を重ねて、強くなり、自分が勝つ姿を皆さんに見てもらえるようにと。

ほんとこの方の心は強いっす。
プロの世界で戦い続けることの大変さ、凄さを改めて感じました。

次の試合がいつになるのか、全く分からない状態ですが、その時には最高の勝ち方と笑顔を見せて欲しいです。

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7 コメント

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そうですか (akira)
2007-09-09 21:17:23
結果は残念でしたね。
ケガの方も大事無く(文面からは痛々しさが伝わりますが・・・)なによりです。
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Unknown (INAMI)
2007-09-09 21:39:39
akiraさん>
悔しく残念な結果となりました。

今回対戦したイギリス人選手と5月に戦った選手は試合後、即座に病院へ運ばれたんですよ。
今回は、そういう事態に至らなくてほんと良かったです。
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応援お疲れさまでした (ジョージ)
2007-09-10 14:37:26
試合で敗れた次の日にそういう対応ができるって、本当に大きな人ですね。

そして大人だと思います。

諦めない限り、本当の敗北じゃないです。

本当に怖いのは、気持ちが萎えてくることですよね。

しかし、INAMIさんの応援文は熱いですね!

スポーツライターにもなれるんじゃないですか!?
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Unknown (ピット)
2007-09-10 20:55:38
お久しぶりです。
勝負も時の運と言うくらいなんでしょうね。
けど、ほんと結果よければすべて良しの
厳しい世界ですよね。
このような世界で生きていくには、心も鍛えないと
やっていけないですよね。
自分も最近は、心がよく折れそうになりますが、
次の日にはある程度戻るようになりました。笑
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Unknown (INAMI)
2007-09-10 22:08:17
ジョージ君>
ほんと誰でも出来ることではないですよね。
負けた翌日って、自分の気持ちもまだ整理し切れていないと思いますし。

ジョージ君が言うとおり、気持ちが萎えてしまったら、さらなる成長、進化をすることが出来なくなりますもんね。

「スポーツライターにもなれるんじゃないですか!?」
ジョージ君、リップサービスがお上手ですな。(笑)
僕は自分の感情・気持ちの趣くままに書いているだけですから、ライターには到底なれっこないですよ。

ピットさん>
お~、お久しぶりじゃないですか!
お元気でしたでしょうか?

ほんとプロの勝負の世界というのは、シビアで時に残酷なものです。
でも、その世界で戦い続けられるのは、鍛え上げた心とその競技が「好き」という情熱があるからこそだと思います。

心がよく折れそうになるとは、ピットさん、お仕事が大変なのですね。
体を壊してしまっては元も子もありませんから、無理のし過ぎは禁物ですよ!
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Unknown (がっちゃん)
2007-09-11 09:42:29
スポーツの世界で生きていく以上怪我はつきものですから、何事にも屈しない体と精神力があってこそ真のプロスポーツ選手だと思います。

何事に対しても言い訳し始めたらもうその先はないですからね!

『結果が全て!』の世界!
だからこそ例え苦しく厳しい世界であってもその先の栄光に向かって頑張れるからやりがいもあるんです☆




僕は練習中のそれも加害者の不注意による交通事故で骨折入院と長期戦線離脱していましたが、

さすがに自由を!大好きな自転車を!乗ることを!奪われたことに対しては加害者のあまりに相手をなめた対応、保険屋の対応の悪さも加わり怒りはしばらく修まりませんでしたが、

怪我に対しては全く悲観せず、なってしまったことは仕方ないですから1日も早く元の状態に戻すためにも怪我した日からもう復帰に向けてのプラン立てていて、入院した次の日からはもう出来る範囲でトレーニング開始していたくらいですから!



自分は弟子も取っていないし自分が休んだからって選手の誰にも迷惑はかかりませんが、
門馬さんのように道場を構え門下生を指導している立場では、怪我したからといって安易に道場を留守にするわけにはいけないという責任感もありますから、その面で素晴らしいし尊敬します。


どんなに苦しく辛くても、

「常に笑顔を絶やさない生活を!」

「毎日五体満足で生活させていただいてることに日々感謝して生活!」

していれば、おのずと運気もアップし自分の周りも明るく楽しい雰囲気に、みんなが常に笑っていられるようになっていきますから(*^_^*)



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Unknown (INAMI)
2007-09-11 21:27:56
がっちゃんさん>
コメント、ありがとうございます!

おっしゃる通り、スポーツには怪我が付き物ですので、怪我とどう向き合うか、どう付き合っていくかによって、復帰後の状況が大きく変わってきますよね。

怪我に対して全く悲観されなかったというのは、がっちゃんさんの心はかなり強靭ですね!
これはご自分の競技が好きという思いの裏返しなんでしょうね~。

最後に書かれている「笑顔」と「感謝」、僕も大好きな言葉です。
辛い時ほど、この2つを大切にしなければ、悪い流れを呼び起こしちゃいますよね。

貴重なお話をしてくださり、どうもありがとうございました!
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