Even 言い分

風の向くまま、気の向くままに、今日は何を書こうかな~。

心と魂の救済

2011年02月20日 | 映画
失う悲しみ、生きる喜び。。。

今日は1,000円で観れるというので某シネコンへ行ってきました。
観たのは昨日から公開された「ヒア アフター」でございます。

まずは簡単にストーリーをご紹介♪

パリの女性ニュースキャスター・マリーはリゾート地で津波に呑まれ、臨死体験をする。
一方、ロンドンの少年・マーカスは不慮の事故で双子の兄を亡くしてしまう。
そして、サンフランシスコの工場労働者・ジョージは死者と対話できる才能を隠しながら生活を送っていた。
「死」に関わったことで孤独を抱える3人の人生は、ひょんなことから交錯していき。。。

監督:クリント・イーストウッド、製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ、主演:マッド・デイモン。
これは観る前から期待が高まるのは当然ですよね~。

で、僕の感想ですが、ちょっと消化不良な作品でした。(>_< )
「あの終わり方はないんじゃない???」って感じですかね。
『余韻が残る終わり方』と感じる方もみえるかもしれませんが。。。

ゆったり目の演出、クラシックを多用したBGM、抑えられた色調。
イーストウッドのセンスの良さが随所に散りばめられ、これは心地良かったです。
マッド・デイモンの控えめな演技と温かさを感じられる表情もGood☆
そして、縁や人と人との繋がりの素晴らしさ・大切さが描かれている点は共感できました。

ただ説明不足というか、観る側に解釈・想像を委ねるシーンが多かったため、結末をすんなり飲み込めなかったんですよね~。
そこが僕としては残念に感じました。
映画やドラマって結末により、作品に対する印象が大きく変わりますもんね。

イーストウッドも御年80歳。
次回作は一体、どんな作品になるのでしょうか?
ミスティック・リバー、ミリオンダラー・ベイビー、グラン・トリノのような作品を送り出して欲しいっす。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
グラン・トリノは… (あっきー)
2011-02-20 19:15:31
このブログで、イイナミさんも絶賛していましたもんね~
今回は、ラストがちょっと…って感じだったんでしょうか。

観る者に解釈を委ねる作品って、
いろんな見方ができて素敵な作品も多いと思いますが
一方では不完全燃焼というか
曖昧でぼんやりした印象になっちゃう場合もありますよね。

ちなみに、わたしもマット・デイモン好きでしたよ。
中学生の時に(笑)←マセてる?
確か、グッドウィルハンティングを見て(笑)

最近はドラマさえ見てないので
映画にも疎くなってます…
う~ん、気になるのはジーン・ワルツと
洋菓子店コアンドルくらいでしょうか…
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Unknown (あっきーさんへ(INAMI))
2011-02-21 20:34:02
グラン・トリノは、僕的に大ヒットでした
最後はジ~ンとくるんだけど爽快感もあり良かったです

>観る者に解釈を委ねる作品
こういう作品って、観る人を選ぶ感じがしますよね~。

あっきーさん、中学時代にマッド・デイモンが好きだったのですか
「大人」な感じがしますね

僕は予告で観た「世界侵略 ロサンゼルス決戦」が気になってます
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すべてに (akira)
2011-02-26 06:51:37
抑えられた演出だったんですね。
その作品テーマでは仕方ないことかな?

無敵のマット・デイモン(僕も好き!)が演じるヒューマン・ストーリー、観て見たいな。

誰もが知る大作よりも、味を感じて欲しい作品なんだね~
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Unknown (akiraさんへ(INAMI))
2011-02-26 16:52:08
イーストウッドの作品は全体的に抑えられた演出が多いように思います
「硫黄島からの手紙」も泣かせる演出ではなく、淡々と話が進んでいきましたし。

アクションをするマット・デイモンもいいですが、ヒューマンドラマでの温かみのある演技も魅力的ですよね
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