死して屍拾うものなし

日々の記録。

続・市川雷蔵祭り

2010-01-05 00:34:09 | 映画・TV・ようつべ
まだまだ続くよ、市川雷蔵祭り。

眠狂四郎 女妖剣 (1964年 監督:池広一夫)


狂四郎シリーズ4作目。
…わりと順番は関係なく見ていますw
この女妖剣、1964年の映画ですけれども、なんというか70年代の怪しい、いや
妖し~い雰囲気が漂っていました。
今までの狂四郎シリーズと比べると変態路線を突っ走っていますw
なんか岸田森サマとかが出てきそうな雰囲気w
ややカルト路線の狂四郎です。
しかし、それでもあまり変態っぽく見えないのは市川雷蔵さんの気品あるオーラ
のおかげなんだろうな。
この作品でちょうど狂四郎シリーズを4作見たのですが、4作目にして初めて気が
ついたことがあります。
狂四郎は敵をバタバタ斬り倒しますが、同時に1つの作品の中で必ず女性の着物を
斬っているということ。もちろん斬られた方は全裸で「キャーッ!」となるというw
勝新あたりがやったら「出た~~~!!」となるところなんでしょうが、雷蔵さんだと
さらっとやってのけるので、こちらもさらっと見てしまい、4作目にしてやっと気がつい
たという…そういや狂四郎は女好きでした(笑)
お話は家斉の子供で、菊姫というどうしようもない狂った姫様vs狂四郎といったとこ
でしょうか。それに狂四郎の出生の秘密が絡んでくるという。
2作目の高姫につづき、菊姫もどうしようもない。家斉の子供はバカ揃い?と思ったりw
1作目に出てきた少林寺坊主(?)の若山富三郎がまたもや登場。
狂四郎と戦うシーンは棒術を使ってきました。さすが富三郎さん!といった感じで
素晴らしい棒さばき。
でもやっぱり、殺陣が見たかったな、と思ったり…。


眠狂四郎 円月斬り(1964年 監督:安田公義)


狂四郎シリーズ3作目。
先に4作目を見てしまったので、地味に感じました。
今回も、またもや今回も家斉の(隠し)子の片桐高之という若い侍vs狂四郎。
2・3・4作と家斉のバカ息子・バカ娘vs狂四郎です。
一体、家斉は何人のバカな子供を…ww
この先もバカな子供達は出てくるんだろうか??
で、やっぱりお約束のように、女人の着物斬りシーンもありました(笑)

5本目ともなると、狂四郎の円月殺法を破る方法は如何に?なんて考えながら
見るようになりました。円を描き終わる前に踏みとどまるにはどうしたらよいのだ?

…ストーリーとは関係ないですね(汗)というか、地味な作品に感じたので、あまり
感想がないのです(笑)

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