死して屍拾うものなし

日々の記録。

正月・市川雷蔵祭り 

2010-01-02 23:04:06 | 映画・TV・ようつべ
年末年始は雷蔵さん祭り(笑)

眠狂四郎 殺法帖(1963年 監督:田中徳三)

新年1本目は、眠狂四郎シリーズ1本目。
まだ、狂四郎のキャラが確立されていないので、狂四郎がやたらとよく喋ります(笑)
そして、性格も(まだ)まっすぐな気がw
最初に9作目の魔性の肌を見てしまったので、かなり違和感がありました。
シリーズ全体を通して見てみないとわかりませんが、結構地味な作品なんじゃないかな?と。
先日見た「勝負」にあるようなすさまじいセリフもありませんでしたし。。
何せ、敵は少林寺拳法の使い手だし。しかもそれは少林寺拳法?といささか疑問も残ったし。
しかし敵役の城健三朗(若山富三郎)は身軽だった。でも、若山富三郎だけに、殺陣勝負が
見たかったです。
カギを握る女性として登場した中村玉緒が非常に可愛かったです。

眠狂四郎 殺法帖 予告


新年2本目は本日、新宿「大雷蔵祭」にて。

ある殺し屋の鍵(1967年 監督:森一生)

12月に見た「ある殺し屋」が非常によかったので、これは続編を見てみたいと
思い、本日見てきました。
結論から先に言うと、1作目を超えはしなかったかなぁ。
1作目で小料理屋の主人だった雷蔵さんが、今作は日本舞踊の師匠になっていて
まさか日本舞踊の師匠が殺し屋って!という設定はすごーくよかったんですが、
ちょっとお金に固執しているというか。いや、固執していいんですけど(笑)
1作目の殺し屋は、お金にも固執せずちょっと狂四郎的なニヒルさがあって、そ
こがまたよかったんですけどねぇ。
や、しかし面白かったです。
途中、プールに入る雷蔵さんが見られまして、いや、ものすごーく細くてねぇ。
69年にお亡くなりになっているので、この頃は疲れがピークだったんじゃないか?
なんて考えるとちょっとかわいそうな気もしました。。
しかし、現代劇の雷蔵さんは時代劇以上に素敵な気がしますw

さ、今日もみるぞー!おうっ!
コメント (2)
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