FOUNTAIN of knowledge

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オタクの専門領域

2005-02-28 22:08:06 | 「オタク」とは「萌え」とは
「おたく」という言葉が使われだしてから、かれこれ20年以上の年月がたちます。
そしてもともとが蔑称だったため意味の定義もあいまいなまま最近では「オタク」という別称、また「萌え」という用語に代表されるゲームソフトの普及により幅広い意味で使用されているようです。

元来、意味の定義があいまいだったので用語の使用状況によっては「オタク」それぞれの「専門領域?」が違うと話が通じないことがわかったので、新書関係の「参考書」はオタクを語り合う上で必要だと思います。

昨今では教養としての〈まんが・アニメ〉 講談社現代新書 大塚 英志 (著), ササキバラ ゴウ (著)も出版される有様で、やはり参考書は必要と思われます。

植物事変さん では,大塚英志「おたくの精神史 一九八〇年代論」が紹介されており「オタク」の定義づけでミスマッチがあり、サイト仲間と議論を交わしていた途中の私は即座に大阪で該当書籍を購入したのですがこれが読みにくい。

結局よく理解できないので「教養としての〈まんが・アニメ〉」から勉強しなおしているところです。

オタキングの岡田斗司夫さんにしても、東大でオタク文化論の講義を受け持って以降もかなり長く「自称オタキング」だと「株式会社オタキング」を設立するまで相当期間言われていたと。いざ会社を設立してしばらくすれば、岡田さんですら「オタクならギャルゲーをすべき」と20代のオタクから言われているそうで。
岡田さんからすると20代以下のオタクは「完全消費型オタク」が多いとの事。
私は便宜的に「完全消費型オタク」を「萌え系」と呼んでいます。

岡田さんたち第一世代は「この年でギャルゲーでもないし」と開き直りつつもオタクが薄くなったとの実感から自らの「オタキング」の社名変更も考えている昨今だそうです。(全部氏の著書「オタクの迷い道」によるものです)
一体「オタク」の専門領域ってサブカルチャーのどのあたりまで広がっているものなのでしょうか。

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