山蟻狩猟日記

狩猟の日記です。狩猟、有害鳥獣駆除、個体数調整、射撃、罠猟、銃猟、獲物の利活用についての備忘録です。

サボットとスラッグの弾速

2014年08月19日 | 狩猟日記
私の所持しているレミントンの1187は20番のハーフライフル銃身でサボット弾を撃てます。


同じ銃身でスラッグ弾も発射できますが、サボットを撃ったときに比べて若干命中精度が落ちます。


ミロクのMSS20も持ってます。こちらはスラッグ弾用ですが、50mならば1187のハーフライフルと変わらない命中精度です。



ちなみに100mで撃ったときはMSSのほうが命中精度が高いです。



1187ハーフライフルは同じ50mでゼロインしても100mではMSSよりもかなり下に当たります。



反動は1187のほうが、少ないです。弾の重さは同じです。


計ったわけではありませんが、1187ハーフライフル:サボットの組み合わせとMSS:スラッグの組み合わせでは前者のほうが弾速が遅いです。


1/2途中からライフリングがないわけですから、本来の弾速が出ていないのでしょうかね。


現場で撃ったときにはその差が顕著に現れます。


1187は100mの距離でも発射してから命中までに時間がかかるので、発射して銃が跳ねてスコープから標的が消えて、反動を殺して銃が戻ってきたころにようやく命中するのがスコープの中でみえます。


射撃場で静的を撃ってみた時は問題と感じませんでしたが、0コンマ1秒を求める現場では使いづらさを感じています。


120mも離れると、止まっているシカに発射しても、弾が届く前に避けられるような感覚がありました。


カタログ値で初速400mの弾なら120mを0.3 秒で進みますから、それより遅ければ避けることも可能でしょう。


ということで最近はMSSのほうが現場で使う頻度が高いです。

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