初代警視総監
司馬遼太郎の『翔ぶが如く』にでてくる。
慎重派の大久保利通に警察制度の導入を進言し、即座に(たちんこんめ)受理されたというエピソードや欧州刺殺の折の恥ずかしいハプニングが紹介されている。
その心得書きに
「犯罪者は犯罪者らしからぬ面相をしている」
というようなものがあるらしい。
強面のいかにも悪党面しているのは案外無害だというのである。
誰の指摘だったか、欧州人は善人か悪人かの区別が容貌だけでは判断しづらい。
どちらにもなりうる顔つきをしている。
というのがあったが、これは世界中どこでもそうではないか。
ま、それはともかく、先の洞察を川路はもしかしたら、欧州視察の間に身につけたのかもしれない。
司馬遼太郎の『翔ぶが如く』にでてくる。
慎重派の大久保利通に警察制度の導入を進言し、即座に(たちんこんめ)受理されたというエピソードや欧州刺殺の折の恥ずかしいハプニングが紹介されている。
その心得書きに
「犯罪者は犯罪者らしからぬ面相をしている」
というようなものがあるらしい。
強面のいかにも悪党面しているのは案外無害だというのである。
誰の指摘だったか、欧州人は善人か悪人かの区別が容貌だけでは判断しづらい。
どちらにもなりうる顔つきをしている。
というのがあったが、これは世界中どこでもそうではないか。
ま、それはともかく、先の洞察を川路はもしかしたら、欧州視察の間に身につけたのかもしれない。