フットボール観戦記

YSCC中心でJ3・なでしこ等新聞で大きく取り上げられることがないクラスのサッカー・フットサル観戦記です

退職すれば済む問題ではない(秀岳館高校サッカー部の暴力問題)

2022-05-20 00:52:41 | 高校・ユース世代

高校・ユース世代のカテゴリーでの投稿は6年ぶりです。

熊本県八千代市にある秀岳館高校(しゅうがくかんこうこう)、ここのサッカー部コーチが部員に暴力をふるう動画が拡散したことで発覚した暴力問題。

入学前の子に対して現高校3年の部員が暴力行為する等、常軌を逸した状態でした。

暴力をふるったコーチは懲戒免職処分、段原一詞監督は退職受理ということになりましたが、これだけで済む話ではないです。


報道では十数年前から暴力行為受けたとうOBもいるとのこと

段原一詞が秀岳館高校でサッカー指導初めてから今までの卒業生等に聞き取り調査をして、いつ頃から暴力行為が状態化したのか解明する必要あります。(費用は学校運営陣が責任取る)

そういったことをせず、退職だけで済ますのは『責任から逃げる』行為。学校の信用も落ちるだけ。

また、現部員も暴力行為をした以上、実情調査して処分下さないと示しつかないです。


日本サッカー協会の裁定委員会・規律委員会で『暴力行為した輩には厳罰をもって報いる』ことでしか正義示せないのかもしれません。

●段原一詞前監督と懲戒免職になったコーチはサッカー界からの除名(永久追放)

●暴力行為をした部員には最低1年以上のサッカー関連活動の禁止

●秀岳館高校サッカー部に対して今年度全ての公式戦出場禁止(県リーグは練習試合としての扱いで認め、上位リーグ昇格基準満たしても昇格権利なし)

これくらいの厳罰は必要です。

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日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会

2016-05-14 02:52:51 | 高校・ユース世代

今回は、 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)関東大会について書きます

関東クラブユースサッカー連盟の大会情報のサイトから確認した内容です

今年から大会形式が変わりました

1次予選(1部2部の廃止)

プレミア・プリンス関東所属のクラブが1次予選シードされることは変わってませんが、昨年までの1次予選リーグであった1部2部制が廃止されて、ある意味(昨年まで2部に回っていたチームも)2次予選進出のチャンスが増える形になりました

昨年までは1部リーグのチームはたとえ全敗してもシード扱いで2次予選に進める点で不平等な面がありましたが、その点が解消された形になったとも言えます

2次予選(リーグ戦からトーナメント制に)

昨年までは24チームを6チーム4グループに分けて、上位3チームが順位決定戦に進む仕組みでしたが、今年からは32チームがトーナメントで11枠の全国大会出場権を争う形式になりました(プレミア・プリンスは1回戦で当たらないように組まれています)

従来のリーグ戦形式と違い、1回戦負けたら終わりの仕組みになりました(2回戦敗退の場合は8チームで残りの3枠争う)

試合数減らす目的があったのかもしれませんが、これはやってみないとメリット・デメリットがわならない面ありそうです


 今回から大会フォーマットが変わりましたが、再度変更することになったとしても、1次予選リーグの1部2部廃止はそのまま続けてほしいです

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高校・大学サッカーチームの部員数

2016-01-13 02:02:51 | 高校・ユース世代

 このブログでは高校・ユース世代の記事はほとんど書きませんが、気になったニュースがあったので書きます

 先日行われた選手権、優勝した東福岡は280人の部員がいるとのこと

 部員100人台の話は聞いたことがあったのですが、280人は正直人数多すぎてピンとこないですし『しっかりと面倒見切れるのかな』という思いもあります

 高校では県リーグなどで複数チームのエントリーが認められているので、1チーム25人にすれば11チームくらいまで作れれば『1試合も出れない』生徒をださないことはできます

 おそらく、名門校入るくらいですから『厳しい競争で最悪公式戦1試合も出れない』覚悟を持って入学しているはずですが、『こんなはずではなかった』と思ってしまう部員も出てきてしまうかもしれません。そういった部員に対するケアがしっかりできているのかは気になりますね

 こうなってくると一部の名門校にいい生徒がたくさん集まり、部員不足で出れないあるいは合同チーム作る学校が増えることで、少子化とは別の点で大会参加高の数が減ることになるかもしれないですね

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神奈川県U-18サッカーリーグ3部について

2014-06-11 21:34:13 | 高校・ユース世代

 先日神奈川県サッカー協会のHP見たら、U-18サッカーリーグ3部の組み分けが発表されていたので確認しました

 U-18リーグのHPのリンクです

 3部リーグですが、8チーム(一部9チーム)24グループという普通では考えられないチーム数で2部昇格を争います

 最初見たときはある種の『壮観さ』が伝わってきそうでした

 社会人リーグ3部は基本10チームで11グループですから、ほぼ倍近くのチーム数になります


 実はこれだけチーム数が多いのは『同一高校でBチーム・Cチームなど複数チーム参戦』が認められているからでもあります

 複数チーム参戦認めることで、3年主体のチームの他に、1・2年主体のBチーム参戦して経験積ませることができます


 ただし、これだけチーム数が多いと色々弊害も出てきそうです

 まず、24グループもあることで、リーグ戦結果・成績表などがU-18リーグHPで正しく反映できるのかという問題があります

 社会人リーグ3部では各ブロック代表が管理するため、公式ページへのリーグ戦績が記載されないグループもありますが、U-18リーグでは全グループ結果を記載していくようなので、ページ管理者の負担が大きくなる問題があります

 また、同一高校で複数チーム参戦しているケースで、選手間のチーム移動制限のルールが明文化されているのかという点もあります(具体的例を書くと長くなりますが、以前不正行為といえるケースがありました)これは大会規約のリンクがないので不明ですが、規約出れば明文化しているものと思われます

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高校サッカーの深層(サッカー批評66号から)

2014-01-16 01:25:58 | 高校・ユース世代

 1/10に発売されたサッカー批評66号、いつものように購入して読んだのですが、『高校サッカーの深層 悲劇はなぜ起こったのか』については、読んでいて悲しさ・怒り・苦しさの感情が出てしまう話でした。

 Jリーグジュニアユースチーム出身でサッカー名門校に入った選手が脱臼骨折をしてしまい、そのリハビリを受けられないまま猛練習・試合で酷使された挙句、寝たきりに近い状態まで体を悪化させてしまい高校中退することになってしまったことについての記事です。

 読んでいて、一番感じたことは『問題の高校サッカー部監督に対して、学校側関係者が誰も意見をしない(言えない)状態に陥っていて、監督の古い考えのもと生徒が犠牲になっているのかな』ということでした。

 この監督についても、取材において『好成績残すためなら生徒を顧みない』ともとれる発言をしている部分がありました。(発言内容についてはここでは書きませんが、量ばかり追い求めていて練習の質が下がっている面もありそうです)また、中退した生徒に対しても不適切な発言をしており、指導者の資質としてどうなのかという思いにもかられました。

 記事のケースはケガした後のリハビリ、練習参加免除の対策がしっかり取れていれば防げた『悲劇』であることは確かですが、実際のところ、リハビリが必要との指示があってもこの監督が練習休ませたりしていたのか?という疑問もあります。

 学校側も指導者の資質について競技成績良し悪しとは別に評価していく必要があります。

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