football-junkie

サッカー大好き!

マンU、一時逆転も… 土壇場の失点でポルトと痛恨ドロー

2009-04-08 | EU・チャンピオンズ・L

マンU、一時逆転も… 土壇場の失点でポルトと痛恨ドロー

チャンピオンズリーグは現地時間7日(以下現地時間)に
準々決勝ファーストレグの2試合が行なわれ、
マンチェスターU(イングランド)がポルト(ポルトガル)と2対2で引き分けた。

マンUがホームにポルトを迎えての一戦は、
開始早々の4分に試合が動いた。
マンUのDFエヴァンスの微妙なクリアがポルトのロドリゲスに渡ると、
ロドリゲスはそのままエヴァンスにドリブルで勝負をしかけ、
コースが開くとすかさず左足を一閃。
ファーポスト際に見事なシュートを決め、アウェイのポルトにリードもたらす。

先制点を与えてしまったマンUだったが、
15分に思わぬ形で同点弾を得ることに。
ポルトのDFブルーノ・アウヴェスが
GKに向けて不注意なバックパスを出すと、ルーニーがそれをカット。
GKとの一対一を冷静に沈め、
試合を振り出しへと戻してみせた。

その後、GKファン・デルサールの好守でポルトの猛攻を凌いだマンUは、
1対1のまま迎えた85分、スローインからのボールを
ルーニーが巧みなヒールパスで後方に流すと、
走り込んでいた途中出場のテベスが右足で勝ち越し弾。
苦しい展開のなかで逆転のゴールを挙げることに成功する。

ところがその直後の89分、ポルトに左サイドを崩されたマンUは、
ファーサイドでマリアーノ・ゴンザレスをフリーにしていまい、痛すぎる失点。
試合終了間際に同点弾を許し、勝利を目前で逃す結果となった。

試合後、マンUのファーガソン監督は「スコアは妥当なところだ。
前半は相手の方がよかったが、後半に我々は試合運びを改善し、
ポゼッションを握ることができた」とコメント。
ポルトも好プレーを披露したので、引き分けもやむなしとしている。

また、「ご覧のように終盤に失点してしまった。
厳しい守りを敷くべきだったが、それができなかった。悪い形の失点だった。
ここ数日間はハードだったので、少し疲労があったのかもしれない」と語り、
終盤の失点を嘆きながらも、
きついスケジュールのなかで戦う選手たちを擁護した。

なお、セカンドレグは15日にポルトのホームで開催。
ポルトは過去にイングランドのチームにホームで負けたことがないが、
そのことについてファーガソン監督は
「どうやら我々があそこ(ポルト)で勝つ
最初のイングランドのチームにならなければらないようだ。
でも絶対に勝たなければならない。
このクラブは何事も一番乗りであったのだから、
今回も一番乗りとなるチャンスだ」と語り、
敵地での勝利に自信を示している。