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組み合わせの裏にあった“悲劇”

2009-03-23 | EU・チャンピオンズ・L

組み合わせの裏にあった“悲劇”

チャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選会が行なわれ、
リヴァプール対チェルシーという
イングランド勢同士のカードが組まれることとなった。
ファーストレグは4月8日、セカンドレグは同14日に行なわれるが、
この試合日程決定にはある悲劇が影響していた

1989年4月15日、
FAカップ準決勝のリヴァプール対ノッティンガム・フォレスト戦で、
スタジアムに詰めかけた96人のサポーターが圧死。
のちに“ヒルズボロの悲劇”と呼ばれる大惨事から20年ということもあり、
今回リヴァプールは同日の試合開催を避けるよう
UEFA(欧州サッカー連盟)に求めていた。
リヴァプールはホームのアンフィールドで
15日に追悼式を行なう予定としている。
これを受け、UEFA側もリヴァプールの意向をくみ、
冒頭の試合日程が組まれることになったという。

今回の件について、UEFAの広報責任者ウィリアム・ゲイラード氏は
「リヴァプールとの約束を果たすことができてうれしい。
リヴァプールサポーターにはいい雰囲気を作り上げて欲しい」と語り、
リヴァプールのチーフ・エグゼクティブを務めるリック・パリー氏も
「今回の(UEFAの)決定に非常に感謝している」と述べている。