こちらも新聞休刊日恒例の企画ですね。といっても不定期になっている
横浜Fマリノス編ですが、天皇杯がまだ残っているものの、2008年の
シーズンが終了したということで、総括をしていきたいと思います。
今年2008年は、桑原隆前監督の下、攻撃的サッカーを目指し
スタートをしましたが、序盤の出足はまずまずだったものの、その後は、
チームの方向性が見えないことから低迷を続け、桑原隆前監督は更迭、
そして、木村浩吉現監督へとバトンタッチをし、終盤には、
ようやくチームが目指している方向というのも見えてきました。
調子の良い選手を使いつつ、若手の育成という点ですね。
J1の残留争いを強いられていた中で最終的に9位という点は、
決して褒められるものではないですが、浩吉さんの監督続投が決まり、
チームの方向性が見えてきたという点のみは評価したいと思います。
ただし、浩吉さんもシーズン終了にあたっておっしゃっていたように、
得点力アップのため、チームの方向性に上手くフィットした補強
というのを進めないといけません。今シーズンも結局、外国人選手の補強は、
決して上手くいったとは言い難いですからね・・・。桑原さんのときから露呈していた
現場とフロントとの温度差とコミュニケーション不足という部分は、
浩吉さんに替わってからは少しずつ解消しつつあるものの、まだまだ褒められる
ものでは到底ないので、フロントにはしっかりと猛省を促すとともに、
しっかりと取り組むことを切に願うばかりです。
ファンをこれ以上裏切ることはもう来シーズンは許されないですから・・・。
2009年1月に復帰が濃厚とみられていたセルティックの中村俊輔は、
世界的不況の影響で、資金面での確保が難しいことから頓挫したカタチになりましたが、
むしろ、2009年1月の復帰の方が不健全で、6月復帰というカタチの方が
健全で望ましいと考えていた僕としては、これはこれで良かったと思っています。
浩吉さんもこれを想定していたプランも考えていてチームの底上げを
しっかりと考えているようですから。今シーズン台頭をした、狩野健太や
兵藤慎剛のような選手の出現を期待しているということでしょう。
あとはやはりフロントのバックアップになります。今度こそ、現場とフロントが
一体となった・常勝チーム作りを進めないといけません。
一方で、こちらもいろいろ問題となっていた地域交流・地域貢献・ファンサービスも
少しずつ進歩を見せ始めましたね。これもファンの声がようやく生かされつつある
ということですし、選手も自ら動いたという点も大きいでしょう。選手の意識と
自覚も出てきたということでしょうし、地域交流・地域貢献・ファンサービスには、
これからも積極的に取り組んでいって欲しいと思います。サッカー界の底辺拡大だけでなく、
地域の活性化というのはすごく大切なことですから・・・。
さあ、まだ天皇杯が残っています。まずここで、シーズン終盤に見せた
チームの方向性をしっかり見せ付けて、来シーズンにつなげないと!
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