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横浜ベイスターズ・補強完了!?来シーズンに向けて!!

2007年12月11日 00時05分00秒 | 横浜ベイスターズ

続いては横浜ベイスターズ編ですね。
来シーズンに向けての動きということになります。

ということで、高校生ドラフトに続いて、大学生・社会人ドラフトも終了し、
トレード、トライアウト等での補強、外国人補強、そして問題となっていた
コーチ陣も決まったので、それぞれの補強面などを中心に
今回は書きたいと思います。

まずどこから手をつけたらいいのか迷うぐらいいろいろありましたが、
ドラフトの方からまず行きましょうか?

高校生ドラフト
1巡目 田中健二朗 投手  左投左打 常葉学園菊川高校
3巡目 太田阿斗里 投手  右投右打 帝京高校
4巡目 佐藤祥万  投手  左投左打 文星芸術大学附属高校
5巡目 坂本大空也 外野手 左投左打 柏市立柏高校

大学生ドラフト
1巡目 小林太志 投手  右投右打 富岡高校→立教大学→JR東日本
3巡目 桑原謙太朗 投手  右投右打 津田学園高校→奈良産業大学

育成ドラフト
1巡目 関口雄大 外野手 右投右打 宇都宮北高校→滋賀大学
2巡目 杉本昌都  捕手  右投右打 水戸短期大学付属高校

育成ドラフトを含めて、投手5名《右投手3人、左投手2人》外野手2名、捕手1名
の指名になりましたね。指名された選手は、まずプロの雰囲気になれて、
即戦力と呼ばれている小林、桑原両投手には、特にベイスターズの
チームの現状、早く出てきて欲しいですね。
夏まで相思相愛で、スワローズの1巡目指名を受けて入団となった
地元の神奈川県立川和高校から慶應義塾大学のエースになった
加藤幹典投手が指名出来なかったのは、新聞等で書かれたことが
原因ではなく、本人の意思の変化によるもののようで、
非常に残念ですが《これ以外が原因ならいろいろ書こうと思いましたが。》、
ないものねだりをしてもしょうがないですし、
スワローズの顔になれるように期待しています。

続いては、トライアウトとトレード等での補強ですね。
トライアウトでは、
斉藤秀光内野手《右投右打》 小関竜也外野手《左投左打》を、
テストでは、入木祐作投手《右投右打》
トレードでは、岸本秀樹投手《右投右打》 木村昇吾内野手《右投両打》との
2ー1の交換トレードで、小山田保裕投手《右投右打》が入団しています。
岸本くんと昇吾くんを上手く戦力として育てられなかったことに
悔いが残りますが、それぞれポイント、ポイントを抑えた補強ですし、
意欲もあるようなので、期待しています。
ちなみに小山田くんは何気に横浜生まれで幼少は藤沢育ちなんですよね。
ドラフトでは地元の選手の指名に恵まれませんでしたが、
トライアウトで斉藤くん、トレードで小山田くんと、横浜、神奈川出身の
選手が入団してくれたのは個人的には嬉しく思います。

次に、外国人の補強ですが5名が新入団、契約更新が1人ですね。
まず、マットホワイト投手《左投左打》が契約更新、
J.J.ファーマニアック内野手《右投右打で、主はショートですが、
内野はどこでも守れるユーティリティープレーヤー》
マイク・ウッド投手《右投右打で、先発タイプ》
デーブ・ウイリアムス投手《左投左打で、こちらも左の先発タイプ》
ラリー・ビグビー内野手《右投左打で、内・外野をこなせるマルチプレーヤー、
バッティングが期待されます。メジャー入りを断り、ベイスターズに入団。
起用はおそらく外野かファーストになるでしょう。》
トラスト・ヒューズ投手《右投右打で、クルーンに替わる抑え候補。》
とこちらもポイントをすべて抑えての補強ですが、
外国人は来てみて、実戦を重ねてみないことには未知数ですし、
過度な期待はせずに、キャンプとオープン戦の結果が重要になりますね。
村上さんも競い合わせるとおっしゃっていますし。
ただ、ドラフトをみても、補強を見ても、どこかに癖があって、
大きな矯正が必要な選手は採らなかったのが今年の特徴ですね。
《阿斗里くんや大空也くんは、多少矯正はするようかもしれませんが。》
特に外国人にいたっては、実績と性格、癖等を分析しての獲得、
特にピッチャーは、実績と、球速よりも制球力とフィールディングを重視
ということで、ここ数年の傾向と失敗を生かしたカタチは評価しても良いと思います。
このうち外国人選手には3名ないし4名《野手1名、残りは投手》が
出てこないと。

最後に、正直僕の中では1番ビックリしたのですが、決まっていなかった
一部のコーチングスタッフですね。
高橋雅裕・横浜ベイスターズ走塁コーチ、水谷新太郎・横浜ベイスターズ
内野守備コーチ、杉村繁・湘南シーレックス育成総合コーチ
《ベイスターズとの巡回になります。》
と、やはりこちらも今シーズンも生かせなかった機動力、特に
走塁強化のために、高橋雅裕さんが加わりました。
高橋雅裕・横浜ベイスターズ走塁コーチは、マリーンズとイーグルスで
走塁技術の基礎を作ったコーチですし、
今のベイスターズにはうってつけのコーチだと思います。
また、水谷新太郎・横浜ベイスターズ内野守備コーチは、
今年の内野のエラーを考えたら、また、野村克也現イーグルス監督の
スワローズの監督時の鉄壁の内野を作り上げ方で、こちらも
今のベイスターズにうってつけのコーチが加わったと思います。
最後に、ベイスターズとの巡回になる杉村繁・湘南シーレックス
育成総合コーチは、スワローズの安打製造器で、今シーズンも首位打者の
青木宣親選手が師と仰いでいる方で、また育成にすごく長けている方です。
ベイスターズの現状を考えたら、若手の底上げと、今年から変えた
育成面《シーレックス》の強化には必要な人材だと思っていましたし、
スワローズの退団の経緯を知った際に、招へい出来ないかと
思っていた方なので、このオフの補強で僕自身は1番ビックリしました。
本当に杉村さんは良い補強だと思います。

ということで、おそらくこれで補強は完了ということになるんでしょう。
村上さんが明言していた67人という選手枠より多いですが、
いろいろ考えているでしょうし。
コーチ陣の補強もここまでは良いと思います。

でも、本当に大切なのはこれからです。
今シーズンの悔しさをすべてぶつけて、1段階も2段階も
アップしてシーズンに望むためには、このオフの過ごし方と
キャンプ、オープン戦が非常に大事になります。
フロント面でのゴタゴタが起きたのは、非常に残念ではありますし、
いろいろ言いたい部分もありますが、ここは2007年の締めとして
抑えることにします。

フロントには、ここまでしたんだから、現場はしっかりやれよ!
と丸投げ状態にするのではなく、今年、観客動員数は伸びたものの、
運営面での大きな課題が残ったシーズンであったことを忘れてはいけません。
横浜ベイスターズ、湘南シーレックス、それぞれまた
地域密着とファンサービスと結び付けての営業・運営面
しっかり取り組んで欲しいと思います。
賛否両論が出るかなと思っていたベイスターズのファンフェスタも、
ことのほか好評だったようですが、シーレックスのファンフェスタ
の方が、ファンとのふれあいという意味合いでは、
今年限りで退団、フロント入りした選手等が参加したり、選手がスタンドに
現れたり、綱引きや玉入れをしたりなどなど、こちらの方が選手とファン
との距離は近くなっていると感じます。ベイスターズのファンフェスタでも
生かせる面は、積極的に生かすべきだと思います。

最後に前回触れ忘れたことを1つ。
横浜ベイスターズの初代オーナーだった中部慶次郎さんが9月17日に、
肺がんのために亡くなられました。享年は75歳です。
あらためてご冥福をお祈りいたします。
さて、中部慶次郎元オーナーは、父親の中部謙吉元大洋ホエールズオーナーの
遺志を継ぎ、プロ野球は地域密着型の球団であるべきという
理念の元横浜ベイスターズを誕生させた方です。
ここ何年も続く低迷と、地域密着とはいえない球団運営
心を痛めていたでしょう。中部慶次郎・初代ベイスターズのオーナーの
先代の大洋ホエールズオーナーの謙吉さんのためにも、
本当の地域密着型球団作りに、チームが一体となって
取り組んでいって欲しい、いえ取り組まないといけません。


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