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TBSホールディングスが売却を検討していた横浜ベイスターズが破談!!本拠地問題が折り合わず!!

2010年10月29日 00時00分00秒 | 横浜ベイスターズ
昨日10月28日(木)の神奈川新聞トップ面&社会面などから
『カナロコ・ベイスターズ売却破談、
本拠地折り合わずTBS引き続き保有へ/横浜』

という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

TBSホールディングスが保有するプロ野球・
横浜ベイスターズの売却を検討していた問題で、
TBSホールディングスは、東京都の住宅設備大手の
住生活グループとの交渉を打ち切った
と発表しました。

本拠地問題で条件が折り合わず、破談となりましたが、
TBS側と住生活側で度々、意見の食い違いやファンを
置き去りにするような発言が目立つようなあたりから
これは破談もあるかなと思っていたので、僕自身は
実はあまり驚きがありません。

TBS側はマルハ《旧大洋漁業から》から引き継いできている
約束の1つでもある横浜市の横浜スタジアムの本拠地の継続を
求め、それが規定路線だったはずの本拠地問題を
詰めの段階で、新潟《ハードオフECOスタジアム》・静岡
《草薙球場》のダブルフランチャイズ化など
を主張したことが、
破談の要因で、、白紙とされていた監督・コーチ陣、
フロントの人材等はこのままTBSと現フロントが主導して
行っていた人事のまま引き継がれることで決まっていたそうです。
横浜スタジアムのいろんな契約上の問題と観客動員数の低下で
この先も観客動員増加が見込めないと判断した住生活グループの
本拠地移転の主張は、筋が通っているようで、この時期に
本拠地を移転するというのは困難でもあり、また、
ブランド名・企業名の向上を目指してチーム名に
ブランド名を入れることを決めていたということも、
野球界や多くの野球ファン、ベイスターズファンや
神奈川県民や横浜市民、TBS内など、また意外にも
住生活グループ内にも多くから反発があったということで、
プロスポーツが本来目指すべき方向を見誤ったというのも
今回の買収問題にあるように思います。

さすがに今回の問題は、横浜スタジアムを保有している
横浜市や、一部にしかコメントが出ていませんが、
神奈川県からも『横浜ベイスターズが
“横浜”にいて、本拠地としていることが
当たり前という甘えがあった』
ことを認めて
反省をしていますし、支援すべきところ、取り組むべきところ、
ファンとしても姿勢を見せるところ、すべきこと、
そういったいろんな面をあらためて考えさせられる
買収劇・破談でもあったと思います。
僕自身も『横浜ベイスターズ』という名称と横浜を本拠地にしている、
神奈川に球団があるという強い想いと愛着というのは、
常に持っていることですし、それが当たり前ではなく、
実はすごく大きなことであるということを今回のことで、
あらためて知らされましたね。
新潟県や静岡県、京都府の方を振り回してしまった格好でもあり、
現場とファンを混乱させてしまったことは、親会社である
TBSも猛省してこれからあらためて取り組んでいかなくては
いけませんが、住生活グループもプロ野球の球団を
持つことの重み、地域の重みというのをしっかりと
考えてほしいと思うし、反省をしないといけません。

確かにこれでまだ身売り問題が落ち着いたわけでもなく、
さらに困難な道が待っているかもしれません。
内川聖一内・外野手や村田修一内野手がFA宣言の行使を
示唆しているため、この中で全力で引き止めないといけませんし、
昨日10月28日(木)はドラフト会議も行われていて、
新たな新人が『横浜ベイスターズ』へと入団をしてきます。
それでもこういった現状であっても選手の中に、
特に若手の中に自覚が芽生えつつある
というのは、
今シーズンも不本意な戦いで、不名誉な記録もついて、
さらなる身売り騒動といった混乱をした中でも大きな財産です。
その貴重な大きな財産を無駄にしないように、選手もみんなが
ここで一致団結して、同じ方向をしっかりと向かないと!

日本シリーズ3戦が地上波の全国中継がないなど、プロ野球を
取り巻く環境が厳しさを増す中で、かつての大阪・近鉄バッファローズと
オリックスブルーウェーブとの合併のときのような、問題を
二度と引き起こさないためにも、この問題をプロ野球界全体の
問題として、ファンも含めて1人1人が考えないといけないときが
来たと思いますし、『横浜ベイスターズ』だけでなく、
プロ野球界全体が、大きく変わらないといけない時期に
来たということだと思います。

この今回の問題が、『横浜ベイスターズ』とプロ野球界全体を
良い方向に変える絶好の機会であってほしい、そう願う、
『横浜ベイスターズ』ファン、野球ファンの強い想いです。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ベイスターズだけの問題ではない。 (よっしー)
2010-10-29 13:36:42
ふうちゃん、こんにちは。

いつもブログにコメントありがとうございます。

今回の買収劇は横浜ベイスターズだけの危機ではなく日本プロ野球界の危機であることを関係者各位認識しなければ。
TBSの球団経営には今更文句を言っても仕方がないですが、プロ野球球団を持つことにもう少し誇りや責任を持って欲しい。
また、それを取り巻く神奈川県、横浜市、横浜スタジアムは今まで以上に地元にプロ野球球団があることに責任を持てと言いたいです。
ファンもそう。単に横浜ベイスターズという形だけ残ればいいやという情けない意見は間違ってもいうべきではない。企業名が入っていないのはどういう意味なのか?地元にプロ野球球団があることというのはどういうことか。今一度考えるホントに良い機会ですね。


某球団中心で取り巻いていた古い形からなかなか抜け出せないセリーグには先がないとまでは言いませんが、
返信する
よっしーへ!! (ふうちゃん)
2010-10-29 19:33:56
こんばんは!!よっしー!!

こちらこそブログにコメントありがとうございます。

今回の横浜ベイスターズの身売り・買収問題は、
本当にプロ野球界全体の問題として
危機感を持たないといけないと思っています。

TBSも来年20011年はしっかり経営をすると
決まった以上、責任を持ってしっかり経営して欲しいですね、本当に。
そして神奈川県、横浜市、横浜スタジアム、地域に球団があることの重み、
あらためて考えて取り組むキッカケにしてもらわないと。
今回はさすがに動いてくれることになりそうですが。

本当にもう1つもそうですね。ファンもです。
ベイスターズさえ残れば、企業名が入ろうが、
移転をしても強くなってくれれば・・・。
そういうものではないと思います。

元々神奈川は野球大国と呼ばれるほど、
盛んな地域ですし、そこにプロ野球チームがあるって
やはり大きいですから・・・。

ドラフトで指名を受けた、加賀美くんや荒波くんの
地元意識の強さ、ベイスターズ愛を知っているからこそと
いうのもありますね。
それに対して心を動かされたファンも多いようなので、
ファンも今何をすべきか、考えて取り組む良い機会だと思います。

セリーグだけの問題ではないですよ。
来季はパリーグがさらに盛り上がりそうですが、
それでもやはり今おかれているプロ野球全体の環境、
その象徴が今回の横浜ベイスターズの身売り・買収問題なので。
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