昨日4月24日(木)の神奈川新聞総合面から
『カナロコ・禁煙条例どう思う?/県民意見を募集』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
神奈川県が4月24日(木)からの1ヶ月間、『神奈川県公共的施設
禁煙条例《仮称》』の基本的考えに対する神奈川県民の
意見の募集を開始しました。
基本的考えでは、規制対象施設に飲食店やパチンコ店、
ホテルなどを含め、罰則も設けることに関してで、
すでに神奈川県や松沢成文神奈川県知事宛てへの意見や問い合わせが
殺到していて、4月23日(水)までに548件に上っているというのが
あるようです。これまでの意見や問い合わせでは
賛否両論が半々ぐらいのようですが、もっと広く意見を
募集することで、神奈川県民の方たちがどういう考え、意見を
持っているのか聴きたいということでしょうね。4月18日(金)には
『神奈川県の「県公共的施設における禁煙条例」について、
横浜市の中田宏市長は「賛否は言いにくい」』
として取り上げたように、この『県公共的施設における禁煙条例』
《仮称》案について、横浜市の中田宏市長は『賛否を
言いにくいというのが正直な気持ち。受動喫煙は
感心しないが、すべて《の施設》において禁煙
できるのか』と、言葉を慎重に選びつつも異議を唱えて
『徹底した分煙』を望んでいます。先にも書いたように、神奈川県民が、
これまでに神奈川県や松沢成文神奈川県知事に寄せた意見や問い合わせでは、
賛否両論が約半々と、昨年2007年12月14日(金)に
『神奈川県民意識調査の結果、公共的な施設での
喫煙の規制に神奈川県民の88%が賛成!!』
《記事元の『カナロコ』の記事はすでに消滅》
として取り上げたように、無作為抽出方式で実施した神奈川県の
『県民意識調査』で、受動喫煙を防ぐため、神奈川県民の
90%近くは公共的な施設での喫煙を規制すべきだ
と考えているという結果が出ていた中での今回のなここまでの
反響はチョッと意外でしたね。これは、娯楽施設や飲食店での喫煙
に関しての問い合わせや意見が多いようですが、これからの広く募集される
意見によってこれも大きく変わってくるのではないかと思います。
受動喫煙《副流煙》の危険性に関しては、誰もがよく分かっている
ことだと思いますし、現状は完全分煙化になっていないということも
踏まえて、いろんな意見が寄せられることを僕自身も願っていますし、
意見も寄せたいと思っています。
神奈川県民の死因の第1位を占めているのが“がん”
というのもすごく重いことですから・・・。
貴重なコメントありがとうございます。
松沢知事の今回の『神奈川県公共的施設禁煙条例《仮称》』
は、意味を拡大解釈しているかというと、
それは賛否両論あると思いますし、
どちらの解釈も間違っているとは思いません。
僕自身はこの条例に賛成ですが、
神奈川新聞が先に募集していたアンケートの結果を
読ませていただくと、いろいろ考えさせられる面もあるなというのが
正直なところです。
パチンコや居酒屋などが完全禁煙になっていれば
利用したいと思っている方も多くいるのも事実ですし、
本来であれば、何度か書いてきていますが、
もうすでに飲食店やこういった店舗で、
本当に受動喫煙がない完全分煙のカタチをとっていれば
ここまでいろいろ波紋は出なかったかもしれません。
どういうカタチが本当に望ましいのか、知事だけでなく、
みんなが考えるべきことでしょうね。
これは神奈川県というよりも日本の大きな課題の1つのような気がしています。