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宇宙に旅立った“宇宙大豆”「津久井在来大豆」の生産者が、行方不明の不安を漏らす!!

2010年05月16日 00時00分00秒 | 神奈川の社会・政治・社会や政治の問題など

昨日5月15日(土)の神奈川新聞社会面から
『カナロコ・“宇宙大豆”、行方案じる生産者/相模原』
という気になる記事からです。
記事に関する詳細は、上記のリンク先での参照をお願いします。

相模原市緑区根小屋の農業・石井好一さんが、自身が栽培し、
国際宇宙ステーションの日本実験棟『きぼう』」船内で
約8ヶ月保管された『津久井在来大豆』などの行方が
分からなくなったことを報道で知り、不安
を漏らしたそうです。
その一方で『見つからなくても、(機会があれば)宇宙に
再挑戦したい』と前向きな姿勢も崩していない
ということです。

『津久井在来大豆』に関しては、このブログでも以前から
ずっと取り上げてきているように、相模原市緑区の
旧津久井地区が原産
で、生産量が減少したこと
などから『幻の大豆』と呼ばれ、石井さんらが普及に
ずっと取り組んできて、“宇宙大豆”として、昨年2009年8月に
アメリカのスペースシャトルからで、宇宙の『きぼう』船内へと運ばれ、
いろいろ栽培実験に使われてきていて、帰還後、6月には
石井さんの元に戻り、生育環境を通常の大豆と
比較する試みなど
が予定されていましたが、
それも行方が分からない現状では出来ない状況ですし、せっかく
宇宙に旅立った貴重な“宇宙大豆”『津久井在来大豆』なので、
生産と普及に取り組んできた石井さんとしては、当然不安になるでしょう。
ただ、テキサス州のジョンソン宇宙センターに送られた
コンテナの荷はすべての確認されていない
ということなので、
まだ希望はありますね。この確認されていないコンテナの荷物にあれば、
今後の活用が出来ますから。

『津久井在来大豆』は、2月21日(日)に
『愛川町の「安全な食を考える会」が、「津久井在来大豆」を
学校給食へ!!町教育委員会に申し入れ!!』

として取り上げたように、愛川町の『安全な食を考える会』が、
有機栽培で収穫した大豆30キロを
『学校給食に使ってほしい』と愛川町教育委員会

に申し入れるなど、相模原市周辺地域、神奈川県内各地域に
普及が進んでいますし、甘みが強いことからスイーツ作りにも
使われたりもしているので、今後のさらなる普及のために、
また、一緒に旅立っていて、同じく行方が
分からなくなっている神奈川県立平塚農業高校のトマトの
種子“宇宙トマト”
なども貴重な宇宙を旅した
日本の食材、商品開発などの取り組みに生かせるように、
何とか無事に見つかることをただただ願うばかりです。

きぼうの『希望』は捨てない!


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