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神奈川県立図書館のうち横浜市内の図書館は閲覧・貸し出しを廃止、川崎市内の図書館は廃館へ!?

2012年11月09日 00時00分00秒 | 神奈川の社会・政治・社会や政治の問題など
昨日11月8日(木)の神奈川新聞トップ面&社会面から
『カナロコ・「県立図書館の閲覧・貸し出し廃止、
川崎は廃館」と県教委方針/神奈川』

という気になる記事からです。

神奈川県内屈指の専門書を有する
神奈川県立図書館2館について、
神奈川県教育委員会は横浜市内の
1館に図書所蔵機能を集約し、
閲覧・貸し出しサービスは廃止する方向で
検討していることを明らかにしました。
川崎図書館は廃館となる見通し

になっています。

神奈川県緊急財政対策に基づく
施設見直し計画の一環で、今後は
市町村立図書館の機能を補完する
事業に特化させる方針

だということですが、これは財政対策ばかりに
目がいっていて、利用者の状況、気持ちは
何も考えていない気がします。
神奈川県立図書館は、蔵書も多く、
学生さんや専門職の方にとっては、
落ち着いて勉強をしたり、調べたり出来る
大切な場ですからね・・・。

また、昨年2011年9月26日(月)に
『横浜市南区南太田の子育て支援拠点に、
約4,000冊の絵本が集められた「子ども図書館」が
開館して3年半!!』
として取り上げたように、
横浜市南区太田の子育て支援拠点
『はぐはぐの樹』に、約4,000冊の絵本が
集められた『子ども図書館』
が開館して
3年半が経つなど、市町村立図書館や
地域のボランティアが運営する図書館、
大学の図書館などは学生さんや地域に開放して、
気軽に利用できるようにしたり、有効活用して
もらおう、勉強に使ってもらおうとするなど、
取り組みの幅も広がり、図書館自体も
増えてきていますからね・・・。
それを考えると神奈川県教育委員会は、
社会と逆の方向に進んでいる気がします。
こういう取り組みは地域の図書館や大学などの
図書館だからできることというのではなく、
蔵書の多い神奈川県立図書館こそ出来ることだと
思いますし、お手本として見せるべきだと思います。
もうすでに利用者や学生さんが困惑していますからね・・・。

専門的なことを調べる、勉強する場としては
やはり市町村の図書館ではなく、蔵書の多い
神奈川県立図書館が望ましいですからね・・・。
閲覧・貸し出しも廃止、川崎図書館は老朽化なども
あって廃館にこのままなれば、利用者は
本当に困りますね・・・。市町村立図書館の
蔵書を増やして、神奈川県立図書館の水準に
合わせるとなると、施設の増改築や図書館の
拡充等も考える必要があると思いますし、
それはそれですごく費用がまた掛かり
大変なことになると思います。市町村の
財政をさらに圧迫することになりますから。

神奈川県民の意見を募って、十分議論を
重ねた上でどういうカタチが望ましいのか
方向性を示すそうですが、すでに困惑、
反発の声が相当強く出ているので、
しっかりと神奈川県民の声、意見に
耳を傾けて、神奈川県立図書館はどうあるべきか?
結論を出すようにして欲しいです。


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