こちらも昨日6月8日(金)の神奈川新聞地域面から
『カナロコ・産婦人科を当面休止へ/厚木市立病院』
という気になる記事からです。
記事に関しては、上記のリンク先の参照をお願いします。
厚木市は、厚木市水引の厚木市立病院の産婦人科を8月から
当面の間休止する、と発表したそうです。厚木市立病院に
産科医を派遣している東京都港区の東京慈恵会医科大学が
7月末で常勤医・非常勤医合計8人を引き揚げる方針を
示したためによるもので、補充の見通しは立っていないとのことです。
5月27日(日)の
『7月以降の分娩制限を行う方針の大和市立病院で、
産科医確保に向け「分娩手当」を新設へ!!』
などで取りあげてきているように、7月以降の分娩制限を
行うことになっている、この大和市の基幹病院である
大和市深見西の大和市立病院の他、横須賀市の横須賀市立病院、
小田原市の小田原市立病院で『分娩手当』を設けるなど、
各地で産科医確保のために苦心している状況がうかがえますが、
厚木市立病院は、やはり東京慈恵会医科大学でも産科医が不足している
ことが大きく、休止をせざるを得ないという状況になりましたね・・・。
派遣先の大学病院、総合病院での産科医不足も
深刻になっているというシワ寄せが、こういうところに
きている状況で、それも日に日に深刻化する一方ですね・・・。
これは同じように深刻な不足に陥っている小児科医にもいえることですが、
何度も書いてきているように、国が中心となって
厳しい労働条件・労働環境の改善と
医師や看護師らをバックアップ、ケアする取り組みをして、
医師の働きやすい環境づくりと、
子どもを産んで育てやすい環境づくりというのをしっかりとしないといけません。
国の子育て支援においてすごく大切なことですからね・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます